戦略的政権交代を目指す。-自公政権・維新の日本破壊を食い止める-

この度、#戦略的政権交代 というタグを新設し、これまでの「厳しく立憲民主党を応援していく」という支持者の中でもイレギュラーな存在から一歩抜け出し、政権交代への道筋を同志と共に目指していくチームを作る事になりました。
早速、タグ付けされた #戦略的政権交代 のツイートをしてくださっている方々も多くいらっしゃいますが、チームメイトの同志も
補足していた通り、 #戦略的投票  と #戦略的政権交代 は意味が異なるので、ブログでも説明をしたいと思います。

これまで八年間にわたり、安倍政権は日本政治を徹底的に破壊してきました。ライバルだった民主党が内部分裂を繰り返し、敵ではなくなった現在、
この流れを食い止める事は容易ではありません。そして、そんな政治的隙間に乗じて正義面をした日本維新の会が本質的には自民党からのつながりで、
自民党を補完する勢力として地方から日本政治を破壊し始めてきました。それもこれも最大勢力だった民主党の衰退、そして内部分裂が生んだ結果であり、民主党各議員の責任というのはとてつもないものがあると思います。

2017年に、現在の最大野党である立憲民主党が出来てから一時は勢力を伸ばすかと思われましたが、狂信的な支持者の波に押されて立憲はどんどん左傾化し、勢力を拡大するには至らない状況になってきました。こういうと立憲幹部や支持者は否定をしますが、(左傾化していない等)現実問題、2017年と2019年の比例投票数を見ると票数を減らしているわけですし、支持率は一向に伸びません。そして左傾化しているという風に世間一般からすでに認識をされてしまっている時点で「規制事実化」してしまっています。これを何とかしようと思わない以上、改善するのは無理でそういう勢力が立憲にはびこっている限り地力での政権交代は不可能です。

枝野代表は先日の配信にて「野党の支持率は選挙の時にしか上がらない」と言っておられるのですが、以前のブログに示したとおり、下野した自民党の支持率は最低でも14%くらいは常にありました。そして政権交代を狙っていた民主党の支持率も野党でありながら20%クラスにはあったわけです。それに比べて立憲の支持率は常に5%。これに問題意識を持たない方が私はおかしいと思いますし、なんでそんなに平均支持率が低いのかと考えたら、それは姿勢や政策が国民ニーズに合っていないという事に他ならないわけです。
ここで面白いのが国民民主党。立憲のやり方を気に入らないとして自民党や維新の会とも連携を模索し、提案する改革中道路線という意味不明な方針を打ち出していますが、支持率は平均1%。つまり、これも国民ニーズと合っていないわけですよ。お互いにニーズに合っていない事を反省なく延々と繰り返している意味が分かりません。

では、どうしたらいいか。それはある一定の規模の勢力を形成し、立憲民党を「政権交代が出来る唯一の政党」と断定し、これを厳しく、政権交代が出来る勢力に鍛え上げていく事が必要となってきます。国民全体のコンセンサスとして「自民党からの政権交代を望む。立憲は情けないし諸手を挙げて賛成はできないけれど、自民党よりはマシ」と思ってもらえる政党にする事です。
これに賛同して頂ける前提条件として、立憲民主党を支持する必要はありません。別に国民民主党支持でもれいわ支持でも共産党支持でも、無党派層でもどなたでもいいんです。戦略的に、自公政権を打ち倒し、維新を解体に追い込むために最大野党の立憲民主党を支援すること、が必要だという事です。なぜならば、全国的に組織を持ち、議席数的にも自公政権を倒せる政党としては立憲民主党が唯一の政党であり、その可能性を数パーセントでも保持しているのが最大野党であるからの支援という事です。
#戦略的投票  とごちゃまぜにされている方がいらっしゃいますが、意味は全然違います。例えば投票先は「自民党公明党以外」であればなんでもいい、という方がいますが、それは #戦略的投票  であって、 #戦略的政権交代  ではありません。政権交代とは、最大野党が最大の議席を持たなければ起こらないのです。

「立憲民主党なんて大嫌い。彼らが政権を獲ろうが日本は良くならない。でも自公政権よりはまし。」という考え方でいいんです。むしろそれこそが戦略的に最大野党を応援する事を意味し、そういう方が立憲を支援することで立憲に新たな風が取り入れられ鍛えられます。コアな支持層しか立憲を支えていないから、立憲はどんどん左傾化していくし(本人たちは認めない)、どんどんおかしな方向へ向かっていくのです。
そこに我々のような考え方の風を一定程度の勢力として吹き込んでいく。ならば立憲もこれを無視する事は出来なくなります。
少しでも今よりもマシな政権を作るため、破壊のスピードをわずかながらも落とすためにこれは絶大なる効果を発揮します。

一例として:
先日の枝野代表のライブ配信にて私の質問が取り上げられました。「立憲は経済と外交が弱いと思われています。それに対してどうされますか?」という質問です。
いつも厳しい意見を述べている私の意見を取り上げてくれた立憲職員の根性には拍手を送りたいと思います。
それに対しての枝野代表の回答は、「奇をてらった事はしない。例えば外交などでは自民党と違いを出す、という事でやると失敗をする」というものでした。
私の質問に全く答えていないと思いました。誰も自民党と違いを出しつつ目立った政策提言をしろ、なんて言っていません。とは言ってもそれも出来るとは思いますが、
弱いと思われている現状に対しての危機感を煽ったわけですが、ご本人はそれに気づいていらっしゃられないのでこういう回答になったわけです。
欲しかった回答は、「我々は経済も外交もしっかり政策を持っている政党だ。浸透していないとしたら申し訳ない。国民に分かりやすいように発信していく」というものでした。
これを言えれば、発信の弱さの危機感も促せるし、立憲にはしっかり政策あるんだよ、とアピールが出来る。枝野代表の回答の仕方は、ただ「イラっとして言い返した」だけにすぎません。
こういう所からも立憲を変えていきたいんですよ。

そのための仲間を今募っている状況です。
これが #戦略的政権交代 の実態です。もちろん、日本維新の会は自公政権と同様に倒すべき相手となりますので、これと連携を模索する国民民主党も要注意政党として断定をします。しかし、彼らの中には立憲と連携を模索する方々もいらっしゃるはずです。
それならそれでいい。戦略的に政権交代を起こそうと思っておられる方ならば連携が可能なのだと思います。
私は支持者も含め国民民主党および玉木代表が大嫌いです。筋の通っていない嘘つきだと確信をしています。だけどそれは私の感情。#戦略的政権交代 には何も寄与しません。
嫌いでもいいんです。批判してもいい。それでも政権交代を起こすための戦略的な支援や投票行動が必要だと思っています。

民主党系の最大の弱点は「感情的対立」にあります。各々が好き勝手に自分の正義を貫こうと暴走をした結果、今日の政治状況が生まれました。
自公長期政権と進出する維新の会。これらがはびこる最大の原因は民主党系の感情的対立にあります。
ならば感情を押し殺したらどうなるでしょうか。きっと今よりはいい結果が生まれます。
感情的対立が根本にあるのに「理念政策の一致が大事」などかっこつけた言い訳をしないでください。ただの感情的対立だとばれています。
もし現状、最大野党が国民民主党だったら私は戦略的に国民民主党を支援しますし、他の政党でも然りです。
しかし、足らざるも枝野立憲民主党が現在の最大野党であり、この勢力はよほどの内紛がない限り変わりはしないでしょう。
ですから戦略的に立憲を支援し、政権交代を起こしませんか?「そんな理念で集まっても政権を獲ったらバラバラになる」と言われる方もいるかもしれません。
しかし、それは当事者たる政治家の役割です。我々が出来る事は現在の政治を憂い、なんとかそれを食い止める事です。それしかできない。それが有権者の限界です。
そして私がたとえば候補者だった場合、やはり立憲民主党から出馬をするでしょう。最大野党であり、政権交代を唯一果たせる政党だからです。

はっきり言います。
国民民主党やれいわ新選組、共産党などを支援しても(支援するのは自由です。責めてはいません。)政権交代は一生果たせません。
一生果たせないのです。「それでもいい」という方はどうぞご自由に支援したらいいと思います。でも私は、なんとか政権交代を起こしたい。自民党では日本は崩壊してしまうと確信をしているからです。
であればbetterな選択肢として、唯一の可能性をもつ立憲民主党に支援を集中させたいのです。
ですから、自公維新以外に投票をしよう、と戦略的投票を掲げていらっしゃる方は、#戦略的政権交代 とは無関係です。これは異なります。
もちろんよりbetterな形にしていくために、我々は立憲民主党に対し効果的な提言を行っていきます。今の凝り固まった支持者向けの政策では政権交代は無理です。
多くの国民の胸に届く政策が提起できるように、我々は立憲に対して効果的な提言を続けていこうと考えています。

旧国民民主との合流を私は支持しました。「やるならまとまれ。まとまるなら支持する」と。
その考え方の発展先にこの戦略的政権交代の形があるだと思います。
私にこの話を持ち掛けて頂いた仲間には感謝しています。仲間は増えないかもしれないけれど、立憲のためじゃなくて国民のための政治を作るために
これがbetterだと思わせてくれたからです。もし、共感して頂ける方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。一緒にがんばりましょう!

■戦略的政権交代オフィシャルサイト(スマホからアクセスして下さい)


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