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オオイヌノフグリの群生

4月に入り気温も暖かくなり、色んな花が咲いています。
散歩中にオオイヌノフグリがたくさん生えている場所をみつけたので、写真をとりました。

子供のころから好きな、身近にある青い花


たくさん咲いていますが、花は1~2日しか咲かないそう。

オオイヌノフグリは明治ごろにヨーロッパから来た帰化植物。
いわゆる外来種ですが、身近に見れる青色の花はそこまで多くないので、好きな花の一つです。


雨の日はまた表情が違う
小さい花ですが、マクロレンズやルーペで見ると本当にきれい。



オオイヌノフグリという名前について

名前の由来は、実の形が犬の陰嚢(フグリ)に似ていることから。

オオイヌノフグリの実。言われてみれば確かに。

好きな花なので、一言申し上げたい。
その名前、ちょっとひどくないか?



命名者を調べたら、朝ドラでも有名になった植物学者の牧野富太郎先生でした。
いや、ちょっと先生。笑

(日本にはもともと「イヌノフグリ」という植物があり、そこから引用された説もあるので、陰嚢に例えた人は定かではありませんが。)




別名は星の瞳や瑠璃唐草、キャッツアイとも呼ばれるそう。
別名の方を正式名にできなかったんですか。。。?

学名はVeronica persica(ベロニカペルシカ)
なんとも小気味よいリズムで、口ずさみたくなる名前です。
「聖女ヴェロニカ」という意味で、キリスト教とも深い関わりを持つ植物でもあります。



オオイヌノフグリは、白色の花の個体も稀にあるそうで、いつかお目にかかりたい。

また、日本原産のイヌノフグリも現在は絶滅危惧種だそうなので、こちらも見てみたいです。

ではまた!

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