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パニクるな

こんにちは、虚空亡です!

最近はすっかり涼しくなり秋めいてきましたね!

とゆーワケで今回は#読書の秋2020
へ投稿する記事を書いてみます!

今までの記事を読んだ方は分かると思いますが、虚空亡はあまり活字を読まない(読めない?)タイプの人間でして、漫画以外の本は家にほとんどありません💧

その僕が読んだことがある数少ない本の中でも特にイチオシなのがこれです!

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4309462553/ref=cm_sw_r_other_apa_i_U8yJFb8T3G0GQ

↑前は失敗していましたが、今回はちゃんと貼れてるでしょうか??

この「銀河ヒッチハイクガイド」という小説は、なんといいますか。。

なんと説明して良いのか分からないのでとりあえずあらすじを書いていきます(;´∀`)
うろ覚えなので間違ってたらスミマセン。。

主人公のアーサーはラジオ局で働くサラリーマン。

ある日、アーサーの家が高速道路か何かの工事ために突然取り壊されそうになります。

工事の責任者に聞くと、ずっと前から市役所の掲示板か何かに工事のため立ち退きが必要だと書いてあったそうな。

で、立ち退き期限になったので工事が強行されるとのこと。

「聞いてない!」と言っても「見てないお前が悪い」と言われアーサーの家は壊されてしまいます。

途方に暮れていると突然地球に宇宙船がやってきて、「宇宙高速道路の工事のため地球を破壊します」と言って地球を破壊してしまいます。

なんでも、ずっと前から銀河の中心の掲示板には今日地球が破壊されることが書いてあったそうです。
そりゃ見てない地球人が悪いですよね。

主人公アーサーはたまたまパブで知り合った友人が銀河ヒッチハイクガイド(宇宙を旅する人のためのガイドブック)の編集者だったため、その友人に助けられ宇宙船に乗り込みます。

アーサーと友人はその後様々なトラブルに巻き込まれながら宇宙を旅していくのでした。。

あとのストーリーは小さな話が取り留めもなく始まっては終わる感じで、一貫性のある話は少ないです。

地球で1番賢い生き物はハツカネズミで、2番目はイルカだとか、
イルカは宇宙高速道路の工事を知っていて期限までに立ち退いただとか、
イルカは宇宙高速道路の工事のことを人間に教えてくれていたが、人間はイルカの言っていることを理解できなかっただとか、
銀河ヒッチハイクガイドの表紙には「Don't Panic(パニクるな)」と書いてあるだとか、
銀河ヒッチハイクガイドの地球の項目には「無害」と書いてあるだとか、
宇宙を旅行する際はタオルを持っていると役に立つだとか、
宇宙の果てのレストランでは宇宙の終わりを見ながらディナーが食べられるだとか、
生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答えは42だとか、
その42という答えを導きだす究極の疑問が分からなくなっちゃっただとか、、、

とにかくよく分からない話が続きます。
で、よく分からないまま終わります(笑

パブの片隅で酒でも飲みながら書いたんじゃないかという内容です。

ただ、文章に魅力があるのか分からないですが、何故か最後までニヤニヤ笑いながら読んでしまったのです。。

あとブリティッシュジョークというんですかね?

アーサー「こんなことになるなら子供の頃ママが言ってたことよく聞いときゃ良かった…」
友人「何て言ってたんだ?」
アーサー「だから聞いてなかったんだよ」

みたいな、ちょっとしたやり取りや会話がフフっと笑える感じです。

あとここからは自己分析というか、なぜ本をあまり読まない僕がこの本を気に入ったのか考えてみたのですが。。

この本を読むまでは僕は本への苦手意識が凄まじく、自分で勝手に読書に対してのハードルを上げていたような気がします。

学校の課題で出される読書感想文も超嫌いで、「本読んで1,200字も感想出てこんわ!」と毎回困っていました。

ただこの本は読んだ後で何も考えなくても良いと言うか、この本を読んだことに対する責任を持たなくても良いというか、、、「銀河ヒッチハイクガイドってどうだった?」と聞かれたときに「よく分からんけど面白かったよー」と答えるだけで良い気軽さがあるのです。

銀河ヒッチハイクガイドは僕のように読書が嫌いな人にも、もちろん読書が好きな人にもオススメしたい本です。

最初はこの本のワケ分からなさに驚くかもしませんが、そのときは「パニクるな」を合言葉に頑張っていただければと思います(笑

それでは!ノシ

サポートいただいたお金が貯まったらジャイアントロボのフィギュアを買います!(笑