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7702Fが廃車

2024年9月29日、7702F(6連)の廃車回送が施行されました。7000系の廃車は同年6月の7804F(4連)以来となります。

進む7000系の廃車と新車投入


今年度は5000系2編成(5739F,5740F)の投入が公式より発表されています。

https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2024/pdf/nr20240510_setsubitoshi.pdf

2019年末の5736Fの増備以降、5000系が投入されるごとに対応して7000系が廃車となる動きが通例となっています。5736Fでは7729F、5737Fで7708F、5738Fで7806F+7705F(計10連)と7709Fを置き換えています。今年度は現時点で7804Fと7702F(計10連)の廃車が行われており、まもなくその2編成の代替となる5739Fが投入されるものと思われます。

次の廃車候補は?

今年度は前述した5739Fに加え5740Fが投入される予定となっています。5739Fでは既に廃車となった7804F,7702Fの置き換えが行われる形になりますが、5740Fで置き換えられる編成とは。

①7807F+7704F

7807Fと7704Fは共に前回検査から2年以上が経過しており、廃車となる可能性が高いです。また、一連の車両置き換えは老朽車代替の他に非貫通編成の解消が目的にもなっていることから、4連、6連の編成が優先的に廃車となる可能性が高いと言えます。

②7726F

7726Fは5740F投入時点で前回検査から3年が経過する可能性があり、仮に2024年末までに検査入場しなければ廃車が確定的となります。

③7728F

例によって7728Fも前回検査から2年が経過しています。しかし、当編成は7804Fの廃車直後に4両分の室内灯LED化が目撃(恐らく7804Fの廃車発生品)されており、優先的に廃車される可能性は他と比べ低いと考えられます。

④(7805F+)7701F

結論から言うとこの編成の5740Fによる代替はほぼ無いと言っていいでしょう。7701Fは今年6月に検査を通過しており検査期限に余裕があることに加え、相方が後期車でかつ状態も悪くない7805Fであることから優先的な廃車は考えにくいです。

⑤(7803F+)7703F

結論から言うと(以下略)。両編成とも今年3月に仲良く検査を通過しており廃車はしばらく先と見られます。

7000系の今後

2026年度の新2000系投入が発表されている京王線。新2000系投入によって、5000系で置き換えられなかった7000系初期車の全廃が行われるものと思われ、彼らの消滅は時間の問題と言えます。今後も車両動向には注意深く目を向けていきたいものです。

【この記事は独りの京王ファンが個人的に書いたものとなります。内容について京王電鉄株式会社様へ問い合わせをするなどの行為は絶対におやめください。また、当方による予想が外れても一切責任はとれません(とりません)。】


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