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募っているが、募集はしていない(背筋も凍る知的劣化)

1月28日の国会答弁で、安倍晋三総理の答弁が話題を呼んでいる。消費税引き上げの延期を「公約違反」ではなく「新しい判断」と言い換えたり、他にも論点をすり替えて「答えているが答弁していない」事が常態化していたのだ。

募るという漢字を知らないために生じたと推測され、これ自体「この程度の知的水準の人間が憲法改正とか空恐ろしい」話である。

昨日の国会でも取り上げられたが、施政方針演説での「アベノミクスで公債発行は8年連続減少」は「事実と異なる(つまり嘘)」事が判明した。

また、桜を見る会での自身の招待者が800人に登る事について「鳩山首相も招待していた」などと、およそ小学生の言い逃れにも通用しない答弁が繰り出されていた。

ここまで来ると、ツッコミどころが多すぎて戸惑うばかりである。数日前に杉田議員が夫婦同姓制度が結婚(後の社会生活)の支障になっている事に対して「だったら結婚しなければいい」と発言した事を忘れさせるためにワザと変な答弁をしているのではないかと思えてしまう。

ちなみに杉田議員は「同姓カップルは生産性がない」と発言した過去もあるが、何ら正式に謝罪もしていない。

さらに数日前には麻生財務大臣が「同一民族」発言をして、謝罪しているし、そもそも麻生さんは「セクハラ罪という罪はない」とか古くは「ナチスを見倣え」など歩く失言製造機状態である。

この程度の言語能力と認識力で、世界のエリート相手に外交が展開できる可能性は残念だけどゼロに近い。

したがって「安部政権の一丁目一番地」の拉致問題解決は後退するばかりで、6カ国で日本だけ金委員長と会談さえできない。

北方領土返還もいつの間にか4島返還が2島になり、今では経済援助だけ提供させられ2島返還さえ遠のく事態。

これ以上、二世三世の馬鹿息子どもに政治家をやらせていると、外交も内政も財政も経済も破綻するのは目に見えている。

さらに憲法改正などもってのほかである。言葉が信用できない政治家に何を託す事ができるだろうか。

公文書改竄、隠蔽、記録の意図的な破棄や不作成。統計の改竄。これらの問題をクリアしてからでないと、何も始まらない。

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