意味のあるネガティブ

ポジティブ思考、ネガティブ思考という言葉は自分を他人に紹介するとき、他人のことを「あいつは〇〇だから」とラベリングするときに使われたりする。

別にどちらかが優れている、劣っていると言いたいわけではない。

しかし、なんとなく、ポジティブはいい!ネガティブはダメ!みたいな雰囲気を感じたことがある。

なので、今日はあまりみんなから好かれていない、ネガティブな思考について考えてみる。

まずはわたし自身のこと。わたしは他人からみると、ポジティブらしい。
たしかに、悪口や嫌味を言われたときは、笑って冗談で返すし、本当に嫌なことがあったら相手のせいにするし、もしなにか悪いことをしたと思ったら反省はするけど自分を責めることはないし。。
今こうやって書き出してみると最強にポジティブだ。

だけど、ネガティブな部分もある。たとえば、山奥にドライブに行くときは、バッテリーが上がって車が動かなくなったらどうしようと考えるし、期末試験に落ちたらどうしようと考えるし、大好きな人が死んだらどうしようと考えるし、失礼なことをしてあとあと後悔することもある。ほぼ毎日というほど、ネガティブなことを考えている。

だけど、不安はない。

なぜなら、山奥にドライブに行くときは車のライトを消したか何回も確認するし、試験の勉強はみんなが始めるすこし前からやっていたし、大好きな人がいつ死んでも後悔しないように、いつも何かしらの行動で好きということを伝えてるし、悪いことをしたと思ったらすぐに謝るから。

そう、この行動こそが、ネガティブ思考の最大の魅力だと思う。

ポジティブ思考で何事も楽観的に考えているだけでは、この行動はおこせない。

言い換えると、行動を起こさないで、ただただ不安なだけのネガティブ思考は、なんの意味もないと思う。

ネガティブな不安を行動に変える。

そうすることで、だんだん自信がついてきて、周りからの評価もあがって、自己肯定感が上がって、初めてポジティブな思考もできるようになるんじゃないかな。

だから私は、意味のあるネガティブ思考を常にできる人になりたいな。