マガジンのカバー画像

不器用でも強く生きるためのコラム

13
日常を少しだけ楽にするかもしれないテキスト集。
運営しているクリエイター

2018年5月の記事一覧

もっと気軽にPDCAを回すべきという話

PDCAという言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、日頃から「実践している」と断言できる人は少ないのではないでしょうか。 言葉や概念は知っていても、それは自分の仕事や役割ではない、ということだったり、PDCAを回すための定量的な指標を持っていないので回しようがない、といった理由が想定できます。 いわゆるデータ解析やマーケティング、グロース領域における「ザ・PDCA」みたいなものをイメージすると、何となく専門職というか「現場」のひとがやる仕事という印象があるかも知れな

誤解は往々にして手抜きから起きる

「コミュニケーション」はいろんな場面でよく使われる言葉であり、概念だと思います。仕事でもプライベートでも。仕事も接客業はもとより、デスクワークでもそうですし、対面でもオンラインでも、たいていの仕事においてコミュニケーションは常に求められます。 ただ、言うほどみんなコミュニケーションってうまくないんじゃないかなって、長年仕事をしてきて思います。僕自身、「コミュニケーション」という言葉には苦手意識があり、人と話をするのはいつも緊張しますし、うまく話せるかどうか不安があります。で

チームプレイできていますか?

組織人であれ、フリーランスであれ、チームで仕事をすることはよくあることだと思います。その際、自分が属しているプロジェクトチームが複数人いるから「チーム」であり、すなわちそこで行われているのは「チームプレイ」だよね、というのは必ずしもそうとは限らないという話。 どんなものであれ、組織というの往々にして縦割り化します。「縦割り」というと、ネガティブな意味合いで使われることが多いのですが、別の言い方をすると、特化・深化であり、専門化というとポジティブな意味合いになってくるように、

セレンディピティによる豊かな日常

セレンディピティという言葉があります。 セレンディピティ(serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。(引用元:Wikipedia) この言葉、UXデザインやマーケティングの世界でもたまに使われます。 求めているサービスやプロダクト、あるいは情報を探していく過程で、別のものに気付く

好きなことをして生きていく

世間は連休ですね。みなさん如何お過ごしでしょうか。 よく好きなことを仕事にしろだとか、いや仕事に趣味は持ち込まない方がいいだとか、いやいや仕事とは人が嫌がることを率先して行って対価をもらうものだとか、まあいろいろ言われる訳です。たぶんどれも正しい。 個人的には、趣味を仕事に持ち込みすぎると、趣味が趣味でなくなっていく感覚があるので避けていますが、それも程度の問題で、趣味かどうかはさておいて、仕事の中で好きなものを見つけて行くことはすごく大切だと思います。 というか、仕事