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ニコニコ超会議アイドルブース雑感

 この日はリンワンとネオジャポを見に行こうか、ビドバとシチュ、オケトーとリンワン…と天秤にかけて幕張を選択しました。

幕張到着~ビドバステージ

 早起きせずにゆっくり行けるところで、ビドバに間に合うように群馬の秘境を出発。余裕をもって海浜幕張に着きました。
 ところが、案内をよく見てなかったので、コンビニのある関係者入口(アニメ声優系のイベントだとこっちが多いので)の方へ直行してしまいます。
 そうなると、近くに出展側の人たちがいるのも当然なわけで、小川さん(マネージャー)とビドバのメンバー2人を見かけてしまいます。
 不審に思われないように、「あなたたちのこと知りませんよ」という顔ですぐに引き返しました。認知されてなくて良かった…。
 とは言え、ブースまでに関係者通路なども無いので、この後も1日で3回くらいメンバーとすれ違います。もちろん、つとめて冷静に、無心で。
 ブースに到着。開演を待っていると、何やら小川さんと悠ちゃんが真剣に話しているのが目に入ってしまいました。
 パフォーマンスについての議論なのか…気にはなるのですが、ここも邪念を抑えて知らんぷり、気付いてないふり。と行きたかったですが、小川さんはチラ見してしまったかもしれません。すみません。
 ビドバは2回、どちらも10m以上離れたところからしか見たことが無かったので、大幅に更新する近距離からの観覧となりました。特にこれといった推しメンはいないのですが、前回の記事にあるように、レンちゃんと悠ちゃんはちょっと気になっているところです。
 開幕すると、悠ちゃんはいつにも増してアンニュイな表情に見えます。一見すると動きもだるそうなのですが、全身から気迫が立ち込めていて、すぐに目を惹かれました。目が離せませんでした。
 写真では目が細い印象がありましたが、近くで(下から)見ると案外パッチリとしています。開いているところも細めているところも魅力的でした。客席に向けてレスする時もバチーンと音が聞こえそうなくらい、しっかりウィンクしてました。これが愛のトリガーですか(たぶん違う)。
 記事を書くためにひたすら動画を見返していたので、歌割も7、8割は頭に入っていて、些細なことで悩むことなくライブを楽しめました。

ヌュステージ~ビドバ特典会

 続いてNUANCE(初見)。ここも川井わかさんという人気メンが卒業したばかりとの話ですが、4人でしっかりステージを作れていました。ワンピースのスカートを活かした振付がかわいかったです。
 ふと、視界の隅に赤い何かが写ったのでそちらを見てみると、(多分)ビドバの三橋真子ちゃんがちょっと離れたところでファンとして見てました。気持ちはわかります。
 特典会が始まり、物販へ一番乗り。今度こそ堂々と小川さんに話しかけられます(そうじゃない)。アクキー増やしたくなかったんですが、今日のステージを見せられたら買うしかないな、と悠ちゃんのアクキーと特典券を買いました。ここで初のルーレット当たり!今までリンワンでは一度も出なかったのに。
 ラッキーおじさんが意気揚々と特典会の最後尾に向かいます。
 あれ、おかしい。
 メンバーの最後尾札が一枚足りません。何度数えても5枚です。小田切悠ちゃんの札がありません。どういうことだ…。

 ここで、僕の脳内で全ての点が線となって繋がります。おそらく体調が悪かったので、それをステージ直前に小川さんに相談して、だるそうに見えたのは本当にだるかったからで、気迫がこもってたのは体調が悪くても最後までやりきろう、と頑張っていたからだったのでしょう。 

 気を取り直して、レンちゃんと撮影に行きますが、ここでも更に予想もしない展開。前に5人くらい並んでたのに「レンさんお待ちの方ー!」と呼ばれてしまい、何の準備もできてなくて慌てふためいて以下。

 自分の勘違いの可能性もゼロではないので、念のため物販に戻って小川さんに「悠ちゃんはお休みなんですか?」と聞くと「体調が悪いので帰らせました」との回答でした。その場は笑顔で「また来ます」と返しましたが、当時のリアルなポストがこれ。

 ただ、小川さんの何気ない一言が良かったです。アイドルが自分の意思で帰ったのではなく、運営スタッフの判断で「帰らせた」との発言。アイドルのイメージを守りたい、責任はあくまでスタッフが負う、という心掛けをふだんからしていないとできない言い回しです。

シチュとオケトー

 動揺した気持ちを落ち着けるのと、トイレへ行くため一度離脱。寄り道と迷子の末1ホールから3ホールへ戻ってくると、謎のコスプレイヤーが撮影会をしていました。situasionの順番だったのに、会場に間に合ってないのでしょうか。
 いやいや、よーく見たらメンバーでした。しかも、Xで検索した公式アカウントで全く同じ格好した写真を上げてます。
 シチュの一番の武器は統制されたダンスフォーメーションとテクノサウンドで、底なし沼のような状況を作り出すことだと思います。今回のステージではジャパホラの円になって駆けまわるフリなどは到底できないし、他の曲にしても、人一倍不利になることは予想されます。
 それにしても、曲やらないという選択は攻めているという次元ではありません。もちろん、そのコスプレのまま特典会やっていました。
 続いてはオケトー。こちらは対照的に正攻法でした。
 前日の経験があるせいか、ステージのハンデキャップも感じさせない、いつも通り(というほど知らないけど)に近いパフォーマンスで、声もよく出ていました。それに釣られてか、観客のコールもよく響いていて、会場がオケトーの色に染まっていました。
 この二組の対応が対象的で、いち観客としては面白かったです。

リンワンステージ~特典会

 2組の特典会が終わり、今さんが上手のPAブースから顔を出すと、最前の常連さんたちから何か声をかけられ×印。どうやら、プロデューサーさんは撮影不可のようです。会話は全く聞こえませんでしたが、スマホ向けられてたので、たぶん。
 定刻16時となり、リンワンの皆が袖に待機してるのも見えました。
 ところが、機材トラブルで音が出ないらしく、全然メンバーが出て来ません。そこで倫子ちゃんが今さんに何か確認をとって、
「皆さん、お待ちいただいてすみません。この時間は撮影してください」
 という内容のMCをして、急遽撮影タイムに。彼女たちにとってはこの程度はトラブルでも何でもないんでしょう。すぐにテンパるこのオタクとは大違いでした。経験して来た場数が違います。
 僕は設備関係の仕事をしているんですが、そこで新人の頃に言われたのが「まず直そうとするな!お客さんが普通に仕事できるようにするのが先だ」という言葉でした。倫子ちゃんはまずオタクが推し事できるように、気を遣ってたんですね。あの若さで、メンタルは既に親方の域に達してます。親方って呼んでもいいですか?(絶対ヤダ!って言われるやつ)
 そして、トラブルが復旧するとまずは「燃える火曜日」 激しいダンスで広いスペースが必要なこの曲は真っ先にセトリ予想から外してました。
 案の定、ダンスは窮屈でいつもの半分の力も出せていません。跳ぶべき場所で跳べません。でも、燃える火曜日の曲の楽しさ、メンバーの笑顔はいつもと変わらずに伝わって来ました。
 魔界X、メロドラマ、パルスと曲は続いていきますが、ここでもいつもの出来にはほど遠いクオリティ。ステージの小ささに遠慮したパフォーマンスでした。
 それでも、この曲たちを選んだことに意味があったのだ、と考えるべきでしょう。曲名を並べてみると、しっかり意図が伝わってきます。ダンスのクオリティを犠牲にしても、リンワンのライブの楽しさ、曲の楽しさを、いつもライブに来ない超会議の参加者に届けたかったのでしょう。
 会場はいつものライブと遜色ない盛り上がり、もちろん僕自身もしっかり楽しめました。
 最後にリンワン恒例の終演時グループ紹介。そして、いつもにはない「リンワンで検索してくださーい」という倫子ちゃんの絶叫。そろそろ燃える火曜日が流れるかと思いきや…
 なんとここで流れたのは「La La」!
 今さんのサプライズだったのでしょうか、純粋に間違えてしまったのでしょうか。音々ちゃんの「マジ!」という言葉が聴こえたかと思いきや、すぐに臨戦態勢に入って拳を掲げ、Oh Oh…と歌い始めます。さすが歴戦のアイドル。いや、陽凪ちゃんはちょっと出遅れてました。
 Aメロとの間のわずかな間奏で、倫子ちゃんが「嘘でしょ?」とPAブースの方をひと睨み。この時の今さんの表情も見たかったところですが、僕の角度からは見えませんでした。後で怒られたのかもしれません…。(そもそも睨んでなかった可能性もあります)
 特典会は以下のような感じ。手持ちの券が枯れたので10枚買い足しました。物販スタッフはもちろん小川さんでした。

 裏のブースの人にレスするのは6:53のところ。

 ようやく、波乱万丈の一日が終わりました。ステージや音響については27日の様子を聞いていたので、そこから色々なトラブルは予想していたのですが、予想していないことばかり、たくさん起き過ぎました…。

 一日を思い返してみれば、今日僕が一番見ていたのは小川さんだったのかもしれません(それはない)。一番長く話したのは小川さんだったのかもしれません(その通り)。今後ともよろしくお願いします。


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