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関係値の重要性と積み重ね

皆さん、こんにちは!
8月中旬からカンボジアのvkirirom nature city でインターンを始めました。カンボジアのキリロムという所にあり、首都プノンペンからバスで3時間くらいのところです。昨日までは、プノンペンで日本から来ていたBeyond Cafeのメンバーと会っていました。
今日は、「関係値の重要性と積み重ね」についての話をしていこうと思います。
(写真はキリロムの風景です。)

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もう遺跡やん、って思う方もいるかもしれませんが、ここもしっかりリゾートの敷地内です。笑

今回は約一ヶ月のカンボジアの生活を通して色んな方に報告する事と未来の自分に残すためにまとめておく事にしました。

上司と全く意思疎通できなかった2週間

カンボジア人の上司だったのか、と思う方いるかもしれませんが、がっつり日本人の上司でした。意思疎通というか関係性を築く事が全くできず、心の中で反発していた自分がいました。まともに、仕事も振ってくれないし、仕事あったとしてもなんのためになる仕事なのか分からない、自分はこんな事がしたくてはるばるカンボジアに来たわけではないと思っていました。キリロムには、大きく分けて多国籍のスタッフとカンボジア人・日本人の学生がいます。(リゾート内にキリロム工科大学が付属しています)そこに、自分はインターン生としてやって来ました。
すごく微妙な立ち位置だなーと感じていました。スタッフとして働く事もあるし、学生として授業にも参加していたので。スタッフか学生だったらどっちが楽なのか、と言われると間違いなく学生の方です。
要は、自分は楽な方に流れていたんですよね。

最初の2週間ほどは、本当に主体的に働く事が出来ておらず、Beyond Cafeで行なっていた「働くを楽しむ」事が全く出来ていなかった自分がいました。

ぶっちゃける事の大切さ

そんな2週間を過ごしていた時に、上司にミーティングをセットされました。そのミーティングでは、仕事の事や生活面の些細な事まで言われました。そこで、「全く話が変わるんですが〜」という形で今まで感じていた事を全部言った。
全部吐き出してから結論としては、「スタッフとして価値を提供する側としての心構えが足りなかった」と思いました。上司とはその後、リゾートのレストランで一緒にお酒を飲みました。
ほんと、飲みコミュニケーションって言われるけど、飲んでいる時間をいかに最大化できるかが重要だと思いました。ただ世間話して飲んでいるだけでは時間の無駄ですからね。

その日に上司のコアな部分やこれまでの話を聞くことが出来でとても納得しました。ほんとに平たく言うと「仲良くなった」が一番最適です。やっぱり関係値って大事だとしみじみと思いました。

そこからは、このタスクはなんのために行うのか、や、もっと効率的なやり方はないかなどの議論ができるようになりました。さらに、一日の終わりに日報を上司に報告することでさらにコミュニケーションの総量を引き上げました。

結局今やっている事について

よく、カンボジアでインターンって何してるの?って聞かれます。

今、僕が主に行なっている事は、「キリロム工科大学でITプロジェクトに参戦する」という大学生向けのインターンの企画・実行をしています。あとは、キリロムの不動産(学生寮)の営業のサポートやキリロム工科大学の運営も少ししています。下記に僕が作ったインターンの募集サイトを載せておきますね。(ITに関心のある方は必見です)

キリロム工科大学のカンボジア人入学試験の倍率は25倍を超えています。全寮制で学費無料なので、かなりの応募があるようです。その試験を超えてきた超優秀なカンボジア人と一緒にITプロジェクトをしようっていうインターンです。僕もたくさんのカンボジア人学生と話しましたが、彼らは本当に優秀です。英語も問題なく話す事ができますし、何よりも努力家です。僕は今、カンボジア人学生3人と共同生活をしていますが、夜遅くまで彼らはパソコンでコードを打っています。また、人が良いと言うか、素直なんですよね。彼らの可能性を僕はひしひしと感じています。写真は僕のベッドから撮った写真です。頑張っています。

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カンボジアは残り2ヶ月ですが、自分の決めた目標に向かって頑張っていきます。

カンボジアで生活をしている日本人の方々について

先日、プノンペンにて日本人会っていうソフトボール大会と飲み会があったんですけど、想像以上にたくさんの人が集まりました。280人近くの日本人がみんなで集まって交流会をしました。僕はキリロムのインターン生として参加しましたが、大半は大人の方ばかりでした。カンボジアで会社を起こしている人、日本の大企業の駐在員の方、様々な方と交流しました。

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非常に密度の濃い時間を過ごす事が出来ました。みんな自分の信念みたいな核となる武器を持っていた。さぁ自分の武器ってなんだろう。日本で、キャリア支援をしていた僕がよく学生に聞いていた内容です。改めて、自分に対して振り返って考えてみると難しいものでした。僕の中の答えは「何かずっと続けているもの」が武器になると思いました。
僕は、約半年くらいですがキャリア支援について携わっていました。僕の武器を作るために最近はカンボジア人の学生相手にキャリアについての話をする事があります。英語での議論はなかなか難しいですが。これは続けていきます。

常識は変わる

カンボジアとか発展途上国に来ると、日本では有り得ない事が頻繁に有ります。
ハエはたくさんいるし、部屋は汚いし、温水は出ないし、トイレットペーパーはないし、偽札はあるわ(昨日僕の50ドル札が紙くずだと判明しました)もう挙げたらきりがありません。ただ、慣れってのは本当に怖い事ですよね。僕自身最近このカンボジアクオリティの生活に慣れてきました。慣れたらそれがその人の常識になると思うんですよね。

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(真ん中にがっつりCOPYって書いてある。。)

最も印象的だったのが、この前プノンペンのホテルに泊まったときに温水シャワーが出たときに感動した事です笑 もう温水シャワーは出ないものが常識として僕の頭の中にインプットされていました。自分でも気づかないなんて、って思いました。
この常識が変わる事はすごい汎用性が高いとおもんですよね。毎朝、瞑想して筋トレして朝シャワー浴びて仕事に行くみたいな流れを自分の常識としてインプットしてしまえばいいんですよね。日報も最近は自分の中では習慣化されてきました。(英語での日報も含めて毎日30分くらいは使っています)
この力って本当に強いなって思うんですよね。仕事とか何かプロジェクトをする時にも、自分の中の常識を常に高いクオリティに持つことが出来ればいいんです。
キリロムでのインターンで最高クオリティの常識を身に付けてきます。

今日伝えたかった事

今日は、ここまでの1ヶ月の期間を振り返って簡単ではありますが、自分なりにまとめて見ました。一番言いたかった事って何だろうかって考えました。
積み重ねにまとまりました。
積み重ねについて
⇨本当に何事も積み重ねだと思いました。なぜそう思ったのかと言うと、自分が普段している行動(例えば、大きな声で挨拶とか姿勢とか)が一番大事な時に出て来るんですよね。就活をしていた人たちだったら分かるかもしれませんが、人事との面談の時にだけいい顔しようなんて事は出来ないんですよね。出来ても人事の人は分かってます。どんな小さな仕草でもその行動には裏があるんですよね。例えば、ディスカッションで話を遮る人は普段の家族との会話でも話を遮っているでしょうね。
僕自身、「いつも人と違う事をする」と言う事が頭の中にあってそれに基づいて、いつも行動しているんだなぁと感じる事が多々あります。
僕のゼミの統計の先生は、ほんの少しその人と話しただけでもその人が大体どんな性格なのかをいつも当てています。
先生は、目を見ただけで分かると言ってましたが、ほんの少しの行動にも注意して見ていれば、その行動の背景からその人の性格が分かるのかな、なんて仮説を立てています。
積み重ねる力と人の積み重ねたものを見る観察力をこれからは鍛えていきます。





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