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目の前の人と向き合う

どこの業界・世界でも、評価が付き纏います。

学生の世界では、通知表。内申書。

会社の世界では、人事評価。

大学時代が一番、評価の目を気にすることが少なかった時代だったように思えます(単位は成果に対するものなので、個人として見られているという点においては、楽だったように思えます)。
※ 就職やバイト面接は例外です…。

評価の種類

これを読んでいる方のほとんどがご存知かと思いますが、評価の方法は二つあります。

・相対評価
・絶対評価

全員につけられる評価の数が決まっている場合には、「相対評価」を使います。AさんとBさんを比べて…みたいな比較が、最終的に発生します。

ある一定の基準と照らし合わせて、その人の出来具合がどうだったかを記録する場合には、「絶対評価」を使います。Aさんは〇〇はここまでできている…みたいな比較をしていくことになります。

どちらの方法が良いか?に関して、残念ながら論じることはできません。
理由は、その時によって違うからです。

学生時代に「絶対評価」が多かった理由は、全員という分母の数が違うということが大きいのでしょう。
Aさんは、「1組では1番」だけど「3クラス合同だと10番目」。「隣町の学校の同学年も合わせると…」という風に、どこまでの範囲?という前提が変わるので、相対評価をすると理不尽なことになる可能性が高いため、相対評価が合わないと考えられます。

会社の場合は、難しいですね。絶対数が変わらないので、「相対評価」という場面もあるでしょうが、一つの会社でも色んな分野の仕事をされている方がいるので、一つの基準で評価するのがそもそも難しいと思います。

評価は何のためにやる?

"評価" という言葉は、正直苦手です…。
自己評価すら、なんでやる必要があるのかと思います。

評価することが目的ではなく、評価の先にあるものが大事で、
・「自分がどういう人なのか」を分析するために「自己評価」する。
・「うまくできたか」を振り返って次に活かすために「自己評価」する。

あくまでも、手段として使うことは苦ではないのですが、、
・「あなたの成績や実績」を測るために、「自己評価」する。
こういった場面においては何だか不思議な気持ちになります。

結局、評価が目的になっている違和感があると言いますか・・。


積み重ねてきた実績に対して、十分な報酬。
もっとこうすれば良いという内容があれば、
それを教えてもらうことを条件に減算していく。

例えば、全員の持ち点が100点。
・〇〇は⚫️⚫️にすれば良くなるので、-3点。
・🔺 🔺は素晴らしいので、+5点。
……


みたいな感じであれば、評価というよりも採点に近いですが、次に活かすことができるのではないか・・と思うのです。
ただ、評価する側の負担が大変なことになるので、現実的には難しいのでしょうね。


評価でやらない方が良いと思うこと

評価をする場合、「この人はこういうことをやりました」「こういう工夫をしてきました」「こういうことができます」など、色々な基準で行われると思います。

その中でやらない方が良いと思うのが、別の人を引き合いに出すことです。「Aさんと比べて出来ている」「Aさんは〇〇ができていないけど、この人はそれができている」「〇〇ができてるけど、Aさんほどできてないから評価しない」

後者で出した意見なんて、わざわざ言ったのは何で…と思わずにいられないですよね。(Aさんが好きすぎでは・・)

評価をする場で、出来ないところを出すことは無意味だと、私は思います。今後の未来図をどう描くかを話す時にだけ、出来なかった部分に触れ、どうしていけば良いのかを伝えれば良いのです。

他人を引き合いに出すことに関して、評価に限った話ではありません。
例えば、誰かを推薦する時にも同じことを注意するべきと考えます。

大人になったり、政治家になると、他人を貶めたりすることが好きなようですが、全く無意味だと思いませんか・・。無意識でやってしまったら、今後気を付けると良いと思いますが、意識してやっているなら、その人はとても卑怯だと、私は思います。


Twitterを何となく見ていて、ふと思った一つのツイートがありましたので、それに関連して評価に関して私が思っていることをまとめてみました。
※ 特定のツイートを非難する可能性がありますので、どれを見たのか?は控えさせていただきます

何か気になることや話してみたいことがありましたら、コメントにご自由にお書きください。(peing.net とかで、聞いてみたい考えとかがあれば、それに関して記事を書いてみるというのも、面白そうですね)
※ 需要ない気もしますが、作ってみました >  https://peing.net/ja/knr_mty



ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

機会がありましたら、別の記事でお会いしましょう。

いただいたサポートは、今後の創作活動に役立てさせていただきます。