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ニューハルピン参内2023 〜後編

1年ぶりのニューハルピン参内。

何を食べようか?と悩んでいたが、やはりチョースケを頼んでしまう。

スープを一口。

・・・もうね「ただいま」なんですよ。

最初に訪問した時からなんとも言えない「懐かしさ」を感じてはいたんだけど、ここはほんと、オレにとって田舎に帰ってきたような感覚でさ。
それがこの風味とともに蘇る。
500km走ってここに来る意味はホント、「里帰り」感覚なんだな。

そして最高のチャーハンと、日本一をもぎ取った他では絶対にない風味の餃子。

このチャーハン、自分で再現したい。ホント美味しい。
日本一をもぎ取った餃子。シナモンぽい香りがそそる。
食べたら疾走れ!

フルコース楽しんで、店を後にした。

あとはしばし直江津サーキットを楽しみ、ホテルへ。

翌朝。

開店まで時間があるので、直江津港を見に行く。いつか佐渡金山を見に行きたい願望があるので、その下見がてら。どうやら直江津からの本数はかなり少なく、新潟からアクセスする方が良さそうだ。まあこのプランニングはまたいずれ。

そして次は昨日ちょっとドリフト遊びができて楽しかった砂浜へ。あわよくばセルフ動画でも撮ってやろうと乗り込んだのだが・・・

少し深めのサンドのところに入り込み、ブレーキングした瞬間、フロントタイヤがグボっと砂にめり込み、急制動状態。そのまま華麗に転倒。

まあ、砂の上なので大したことはないのだが、慣れないことはするもんじゃない。ウインカーがポッキリ折れてしまったが、一応は使えるし、問題はない。時間潰しはその程度にして、さっさと朝のニューハルピンに向かう。

開店30分前に着いたら充分と思っていたが、そんなこんなで1時間前に着いてしまった。しばらく写真を撮ってはスマホ眺めて・・・を繰り返して待っていたら、大将が出てきてくれて、しばし談笑できた。

前日も感じた里帰り感はここで更に盛り上がる。大将と会話しているとどこか懐かしい感覚が蘇るんだよね。昔、夏休みに里帰りした時しか話ができなかったバイク馬鹿の従兄(記事「内燃機関」参照)に会える時の感覚。これがあるからオレは500km離れたこの土地に来たくなるのだろう。バイク馬鹿には人を惹きつける魅力がある。

開店。限定のぶためしと、店でしか食べられないノーマルのラーメンにわかめトッピング。そして、餃子。

このノーマルのラーメンがまた最高だった。
チョースケが緻密にチューニングされたカスタムマシンとするならば、ノーマルのラーメンはまさにそのまま、ノーマルならではの優しい、尖ったところのない風味。麺も少し短め?で食べやすい。これはまたこれでいい。店の懐かしさと相まって、今度から店に来た時はノーマルラーメンにする方が旅のコンセプトには合うのではないか?と思うくらいには良かった。

しばらくここにいたいな、と思う気持ちを断ち切り、帰路に着く。

前日の経験から、高速はもうしんどいからゆっくり走ろうかな、と思いながらランプウェイを加速していく。そして流れに滑り込んだところでふとメーターを見たら、あれ、行きと同じペースじゃん・・・

全然昨日と違うぞ・・・

そこで初めて気がついた。やはり昨日のキツい状況は風の強さが原因だったようだ。ネイキッドってそうなのか・・・

そうと分かればこっちのもの。そこそこのハイペースを維持したまま、淡々と高速を走り、無事故無検挙で帰宅。

試されるラーメン屋、ニューハルピン。

今年は気合い入れて臨んだ成果か、ウインカー1本で済んだな。

さて、来年は何を賭けて行こうか。

-了-

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