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メガリス研究最前線

はじめに

 NR界でメガリスが環境トップだとされてからもはや1年が経とうとしている。この1年間様々なアーキタイプが発見され、研究が進んできた。しかし一般的なNRメガリスのデッキ構築はほとんど変化していない。これはメガリスの研究がなされなかったからではなく、もとから完成されたわけでもない。メガリスの研究が一般に知られていないためである。それゆえに、メガリスの聖杯ケア展開が注目を集め聖杯の採用がとうに否定されているのにもかかわらず、いまだに聖杯等の不純物を大量に採用した構築がみられる。彼らのメガリス研究はいったいどこで止まっているのか。
 本稿ではあまり知られてこなかったメガリス研究をつまびらかにし、メガリスとその対策の歴史を述べるつもりだ。メガリスはTier1デッキとして様々な対策カードが探されてきたが、その対策を潰してきたのは常にメガリス・アンフォームドであった。そしてメガリスミラーのカギを握るのもこのアンフォームドである。メガリスの研究の歴史は、アンフォームドの活用をめぐる研究といっても過言ではない。本稿の後半ではこのカードの活用法を考えていく。この記事を通してこのカードがどれほど強力で、どれほど柔軟なカードなのか、伝わっていただければ幸いである。

 ※上級者向けの記事になります。メガリスの回し方や基礎を学びたい人向けの内容ではなく、CSで勝つことを念頭に置き研究されている人に向けて書かれた記事になります。(私はこちらの構築で6回CSに参加し、5回優勝しました。)

ざっくり結論

  • メガリスの対策はケアできる!

  • じゃあどういう構築が強いの?

  • メガリスの未来

メガリス対策への対応

聖杯ケア展開

 メガリスの先行盤面はあくまでベトールの1妨害であるため、これを止める工夫が求められてきた。その際はじめに流行したのが《禁じられた聖杯》である。しかしこのカードへのケアは簡単であった。聖杯にアンフォームドをチェーンし、対象に取られたモンスターをリリースすることで、聖杯の効果を適用させないことができる。そのため展開の途中でアンフォームドをプールさせ、展開が終わった後アンフォームドをセットすることで後攻プレイヤーの聖杯を簡単にケアすることができる。
 では先攻プレイヤーの引いた聖杯はどうだろうか。まず後攻プレイヤーがアンフォームドを素引きしている場合、魔神儀以外への聖杯はアンフォームドでかわされるため意味を持たない。そして魔神儀への聖杯は手数で貫通できるため、あまり問題でない。フールへの聖杯が効果的であるように見えるが、原則として後攻メガリスはフールの着地前にベトールやグラビティをたてるため、フールに聖杯を当てることができない。
 アンフォームドを素引きできなかった場合も、まずハギトを立てアンフォームドを手札にプールさせてから展開をはじめ、途中でベトールを立てて聖杯等の盤面を除去し、本命の展開を通せばよい。
 この対策は聖杯のみならず、迷い風や破壊輪、月の書、ディノミスクス等の対象をとるカードすべてに共通する。したがって対象をとるカードは全てアンフォでケアできるといえるだろう。

我が身を盾にケア展開

 聖杯の次に注目を集めたメガリスへのメタカードが《我が身を盾に》である。これはベトールの効果の発動を無効にできるためアンフォームドのリリースでケアすることが難しいと考えられた。しかしこのカードもアンフォームドの使い方次第でケア可能である。
 まず後攻プレイヤーが《我が身を》を引いた場合、着地したベトールの効果にポータルの効果をチェーンさせることで、ベトールの効果に直接チェーンすることができない。そして先攻プレイヤーが《我が身を》を引いた場合も、ベトールを着地させる効果にチェーンしてアンフォを発動し、ベトールとほかのメガリスを同一チェーン上で着地させればベトールの効果を通すことができる。
 当然この展開はさらにもう一枚のアンフォがない場合、聖杯等の対象をとるカードが明確な裏目となる。そのため必ずしも使用されるわけではない。しかし天威無双の拳やダークエルファイバー、オッドアイズボルテックス等、見えている妨害やセットカードの予測が容易な妨害、ミラーで《我が身を》以外に負け筋がなく相手のセットカードが不明な状況などでは簡単にケアされてしまうだろう。
 メガリス・アンフォームドは展開のための初動や展開力を伸ばす上振れ札であるだけではなく、対象をとる妨害と発動にチェーンする妨害の両方をケアできる。メガリスがティア1デッキとされメタにさらされながらも明確な対処法が見つからない理由はここにある。

盤面を除去するカードへの対策

 着地したベトールの効果を無効にできないのであれば、まず妨害を吐かせて本命の展開を通すことが検討された。その際に注目されたのがサイクロン、ライトニング・ボルテックス、闇の護封剣、神の息吹である。この手のカードにはエマ―ジョンやポータル、アンフォームド等多様な方法でベトールを展開する筋を残すことでなどで対応された。
 メガリスの最終盤面からはベトールを展開する手段が4つある。最も一般的なのがフールの効果でベトールをリクルートすることだ。二つ目がエマ―ジョンで墓地のオクを蘇生し、フールでオフィエルをリクルートしてベトールをサーチし、オクの効果でベトールを出す方法である。フールの効果を使用できない場合は、ポータルの効果でベトールをサルベージすればよいだろう。初期の研究ではオクをフィールドに残す展開が支持されていたが、闇の護封剣や全体除去札の採用率の高い現在、蘇生制限を満たしたオクを墓地に用意する展開が支持されるようになってきている。
 三つ目はアンフォームドの効果でベトールを直接出す方法だ。闇の護封剣などで裏側にされたモンスターを儀式素材として活用できる。しかし手札消費が激しいため、アンフォームドからベトールを目指す場合次に紹介する四つ目の方法を用いることが多い。
 4つ目は三つ目の応用で、アンフォームドでフールを出しフールの効果でレベル8を回収し、そのレベル8をリリースしてベトールを立てる方法だ。これは闇の護封剣で展開札が裏側にされた場合の対策になるだけではなく、後攻からのまくり展開としても用いられる。例えば相手の妨害を受け展開が難しくなった場合、ベトールを立てて盤面を一掃しベトールに対する迷い風等の妨害をアンフォームドでかわし、ハギトを立ててアンフォを回収。回収したアンフォをセットし相手ターンにフールを立てることでハギト1枚から妨害と後続を用意できる。メガリスは後攻が弱いという声もあるが、手数が多くハギトさえ成立すれば妨害と後続が確保できるので、後攻でも非常に強力なテーマである。
 話をまとめると盤面を解決するカードは聖杯や我が身と異なり、ベトールへの展開を許しながらも相手のリソースを削ることができるため、最低限の働きが見込まれる。メガリスは1枚初動がなく、複数枚の初動が要求されるため除去カードを2、3枚連打できれば容易に盤面を解決できる。しかしこれら4つのベトールへのアクセス手段を、1枚程度の除去カードだけでは解決しがたい。そのため除去カードは最低限の効果は見込めるがそれでもメガリスへの回答にはなりづらいといえるだろう。

後攻用カードへの対策について

ヴィシュダ・関羽・月の書
 これらの除去カードでフールが飛ばされても、2体目のフールかオクをたてればよいだけで何の問題もない。むしろ除去されることにびっくりして名称ターン1のベトールの効果を使ってしまう方が問題である。

マッド・ハッカー
 NRに現れた期待の新星。ミラーをあまりにも重く見たメガリスやA召喚デッキに採用され、エンドフェイズにフールのコントロールを奪うことができる。これもフールを除去する単発除去の類であり、すでに確認した通りフールが除去されたところで大きな問題はない。

応戦するG
 
展開の途中で使用するアンフォームドに当てられる妨害。後述する展開札を厚くしたメガリスであれば、リソースが多少除外されても致命傷を避けられる。展開を伸ばしたい場合はベトールか戦闘によって処理する必要がある。このカードを採用するデッキは昆虫デッキの可能性が高いため、除去することがむしろ、相手の展開につながる可能性もある。そのことを重く見るなら、裏目がたくさん生じることに目をつむり、ハギトで展開を止めることも考えられる。

不純物を採用したメガリスから、展開札を厚くしたメガリスへ

構築の利点

 メガリスの展開においてアンフォームドを1枚プールさせておくことが重要であることはすでに説明した通りだ。先攻では後攻プレイヤーのまくり札をかわすため、後攻では相手の妨害をかわすため、手札に余分なアンフォームドを用意しておくことが重要である。しかしメガリスの展開は3枚初動や4枚初動など、初動の要求値が高くアンフォームドをプールさせるのが難しかった(2枚初動も存在するが、初動+上振れ札で展開することが望ましいため初動の必要枚数が多い)。そこでミラーやメタル対面で効果の薄かったサイク、聖杯の枠を展開札に回す構築が開発された。これは展開札を厚めに積むことで本来は展開の途中でサーチする札を素引きするためである。それによってそのカードをサーチする代わりにアンフォームドをサーチできるようになり、アンフォームドをプールさせることが容易になる。
 それだけではなく展開札を厚く採用したメガリスはミラーでも有利に立ち回れる。ミラーで両者の手札が良かった場合、お互いにベトールを連打し、リソースの削りあいに発展する。その際メガリスのリソース回復札であるポータルとエマ―ジョンを厚く採用している構築の方が、リソースを回復しながら戦うことができ長期戦を制することになる。
 さらに現在のNR限定戦では、メガリスのキーカードがポータルであるという言説が信じられている。そのためサイクロンでポータルを割る選択をとる人が多い(ポータルを割ったところで1-2交換になるため、《わが身を》を引いてケア展開をつぶしたいなどの例外を除き、エマ―ジョンとサイクの1-1交換を狙いに行った方が得策だろう)。ポータルを厚めに採用すれば2枚目、3枚目のポータルをサーチし、長期戦となった場合もリソースを途切れさせずに展開を続けることができる。
 さらにシングル戦のCSを考えると手札が事故らないということが重視される。不純物を採用した構築より、展開札を厚く積んだ構築の方が当然初動率が高くなる(展開札を厚く採用すると初動率は87%程度)。さらにメガリスは魔神儀が絡まなかった場合、3枚初動になるが、展開札が3枚だけだと展開があまり伸びない。展開札を厚く採用したメガリスでは本来の展開でサーチするカードを素引きする期待値が高く、その分を上振れ用のカードのサーチに当てられるようになる。初期手札に展開用のカードを4~5枚引けるような構築では高い再現率で最大展開を目指すことができるだろう。

不純物の採用について

 採用しうる不純物は、混沌青眼、迷い風、聖杯、激流葬、裂け目、紅蓮の使命者、サイクロン、オッドアイズグラビティドラゴンになる。これらのカードを採用できるのか考えてみたい。

混沌青眼
 あまりにも弱いカード。環境に無限起動ガジェットが存在する以上、どのデッキにも対象耐性3000打点を処理する手段が用意されている。そのほとんどが戦闘による破壊を想定したものであり、混沌青眼を容易に処理できるものになる。横にファレグをたてれば、戦闘破壊を対処できるようにも思えるが、ファレグを維持できならば混沌青眼がいなくても勝てるだろう。対象耐性3000打点が強烈に刺さる対面であれば、EXからドラッグラビオンをたてればよく、このモンスターをたてる必要はない。そもそもこのモンスターをたてられる状態であれば、相手にたいした妨害が残っていない状態である。そうであればリーサルをとりに行くか、さらに強力な制圧盤面を目指すことが優先される。混沌青眼はラビオンと異なりアドバンテージを獲得する効果がないため、場持ちがよかったところで維持するメリットが薄い。したがって採用がとても考えられないカードになる。

迷い風
 
強力なカードであるが、テーマと相性が悪い上に環境的に逆風であるため採用すべきではない。まずメガリスは初動の要求枚数が多いため、デッキに不純物を入れるスロットがない。仮に入れたとすると先行展開を迷い風を抜いた4枚で行わなければならない。残りの4枠が魔神儀初動のように後続を用意できる強力なものであればよいが、そうでない場合盤面の弱体化が迷い風による1妨害の追加に見合わない。ミラーではEXをあまり使用しないため、迷い風の強みを生かしづらい。そもそも環境上位のデッキであるメガリスにはケアされ、メタル真龍には展開前に除去されるため環境への刺さりが悪い。

聖杯
 
環境デッキであるメガリスは先行展開でこのカードをケアすることができ、メタル真龍はそもそも先行をとらない型が主流なので先行用のカードとなる。しかし先行をとる前提なのであれば、後述する永続カードや紅蓮の使命者の方が効果的なことも多い。メガリスはオッドアイズグラビティのようなバック除去に迷い風を当てられるテーマであるため、先行をとれているなら迷い風の方がマシである。カードパワーも低く原則として、採用すべきではないだろう。
 例外として霧の王の採用が多い環境であれば、数少ない霧の王への対策として採用を検討できる。

激流葬
 いわずと知れた最強の罠であるが、自身の盤面も吹き飛ばすことがメガリスとミスマッチである。罠型のテーマであれば後手の激流葬から捲りに行くプランも取れるが、アンフォを素引きした場合を除いて激流葬の上から捲りに行くのは難しい。そもそも不純物を入れずらいメガリスと相性が悪いだろう。

次元の裂け目・紅蓮の使命者
 裂け目はテーマとの相性が最悪なためメインからの採用は難しいが、サイド後の先行用カードとして採用が検討できる。先行展開で十分に墓地を肥やせたら、それ以降墓地にモンスターが落ちなくても困らない。そのためミラーを重く見る構築では十分に採用できる。しかし先行用のサイドカードとしては紅蓮の使命者の方が丸い。メガリスはライフを詰めることが得意であるため3ターン目にきっちりリーサルをとることが可能で紅蓮のデメリットが気にならない。またメガリスは相手のカードをケアすることに秀でたテーマなため、ピーピングで得られた情報を生かしやすい。メガリスには自由枠のスロットが少ないので、裂け目よりは紅蓮が優先される。

オッドアイズグラビティドラゴン
 対罠デッキ決戦兵器。マンジュ、センジュ、ペンシル(場合によってはキャンドル)からサーチ可能なカードであり、マンジュセンジュから入る場合は迷い風をチェーンさせずに、バックを除去できる。レベルが7である所が使いにくいが、サーチ択にこのカードがあるだけで罠デッキ対面の将率が大幅に異なる。環境に罠デッキが存在するならぜひ採用すべきだろう。

サイクロン
 
素引き前提の不純物の中では最も相性が良いカード。フールやベトールに規制が入ったNR-FESのレギュの場合、あいたデッキ枠を埋めるカードとして第一に採用候補にあがる。手数や展開だけでは貫通、ケアできない無限妨害系の永続の回答になるのは大きな魅力だ。ミラーの後攻でも相手の永続を削り、リソース戦を優位に戦うことができる。メガリスを意識した構築が多い環境だと裂け目や溶撃、召喚の呪詛などの永続の採用率が高くなる。そうした環境ではサイクロンを採用し、後手の勝率を上げるべきだろう。

フールにどうアクセスするか?

 メガリス・フールはアンフォームドの効果を内蔵したモンスターであり、メガリスの展開におけるキーカードの一つだ。メガリスの展開はこのカードにアクセスすることで、妨害の用意やリーサル、除去などが容易に行えるようになる。メガリスがこのカードへアクセスする方法は大きく分けて2つある。
 一つ目は手札から儀式召喚することだ。これはフールを素引きした場合のケアと、タリスマンドラ初動の場合フィールドに残ったレベル3のペンシルベルを有効活用する方法として使用される展開である。しかし前者の場合メガリスモンスターの儀式召喚効果には全て名称ターン1がついているため、この方法でターン1の効果を使用すると展開が伸びづらい。メガリスは儀式召喚できる数に上限があるため、できるだけ名称ターン1の効果を温存して展開することが肝要である。一般的なメガリスユーザーはオフィエルでフールをサーチし、オフィエルを素材にフールをたてるが、オフィエルの名称ターン1の効果がもったいないのでやめたほうが良い。
 そこで一番利用される方法がアンフォームドでフールを立てる方法である。アンフォームドはメガリスの中で唯一、名称ターン1なく儀式召喚することのできるカードである。またメガリスの展開はオフィエルとハギトの①の効果を複数回使用するが、②の効果には名称ターン1がついている。そのため②の効果を使用した後のハギト、オフィエルには有効な活用法がなくフィールドに残りやすい。そこでアンフォームドの儀式素材として場に残ったレベル4を有効活用できる。
 フールの着地時の効果は自身のレベルを変動させた後、墓地のメガリスを回収する効果になる。そのためフールを除去されたり裏側にされたりした場合、レベルを変動できず、墓地のモンスターを回収する処理を行えない。さらにレベル2フのールをアンフォームドの素材にできないため、妨害をアンフォームドでかわすことができない。したがってフールはメガリスの中で一番妨害を受けやすい札になる。そのため後攻をとった場合はできる限り、ベトールで罠を除去してからフールを立てることが求められる。どうしてもそれができなかった場合は、素材となるオフィエルやハギトの効果にチェーンしてアンフォームドを使用することで、激流葬のタイミングを逃させる筋も存在する。これはオクとフールにも共通するテクニックで、着地時の効果にチェーンしてSSする効果を発動すれば、激流葬や奈落の落とし穴をケアできる。もちろんその場合、素材に対する迷い風などの裏目が生じるので優先権の移り変わりなどから相手のバックを読む必要があるだろう。

ミラーをどう戦うか

(※この部分は一時的に非公開とします。)

メガリスの未来

 現環境において展開札を多用するメガリスが最も強力な型である、ということはすでに確認した。では今後メタゲームの進展の中でメガリスはどの様な型を目指すのだろうか。
 メガリスの最新型が一般に知られていないためNRはメガリス一強ではないと主張する人もいるが、ある程度の練度のあるメガリスに匹敵しうるデッキは存在しない。アンフォームドの存在によって対象をとるカードと発動を無効にするカード、盤面を除去するカードではメガリスへの対策になりづらい。そのためメガリスへのメタカードは溶撃などの永続に頼らざるを得ないのではないか。もしそうであれば今後メガリスはサイクロンを採用せざるを得なくなり、再び不純物を採用したメガリスを使用する意味が生じるだろう。勝つことを意識した環境では、メガリスへのメタを意識した永続中心のデッキとそれに対して相性のいい不純物を採用したメガリス、そしてミラーやその他のデッキに強い展開札を厚く採用したメガリスの三つに分かれるのではないか、と予想している。

広がる地平線

 既に確認した通りメガリスミラーは相手の札の予測が最も重要な試合となる。そのためあえて特定のカードを握ったふりをしてブラフをかますなど、様々な駆け引きの行われる素晴らしいミラーになるだろう。私自身メガリスミラーがNRで最も楽しいミラーマッチだと感じている。そのためメガリスの一強環境は忌避すべきことではなく、むしろ喜んで迎え入れられるものだ。
 そして環境が定まっている時期は意外なメタカードやアーキタイプが活躍する時代である。OCGでもWCSでエクゾディアやチェーンバーンが会場を沸かせたのはそのような環境であった。メガリス環境もまた誰も知らないメタカードがたくさん存在していると考えられる。皆さんもぜひそのようなカードを探し、メガリス環境を楽しんでほしい。メガリスは素晴らしいデッキであり、メガリス環境もまた素晴らしいデッキだ。ぜひこの環境を遊んでみてほしい。

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