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【卵ビショップ(童話ビショップ)】解説


やっはろー!最近ハースストーンバトルグラウンドばっかりやっていてエボルヴはサボっていたルルルです、ごめんなさい。
今回はこれからエボルヴを始めるという方や、初めてカードゲームに触れるという方もわかるように専門用語の解説を挟みながら初歩的なこと・基本的なことも含めて最近メインで使っている【卵ビショップ】の解説していければなと思います!

無料部分ではデッキリストと採用カード解説を行い、
有料部分では初心者さんや【卵ビショップ】を使ってみたい!って人向けの、おまけとしてターン毎の具体的なプレイ方針や各クラスのマッチアップ解説不採用カードの解説と交換候補、【卵ビショップ】の環境での立ち位置などなど基本的なことを語っていこうと思います!

PS.今回の記事についてはルルル個人の所感と考えで記載しています。
チームメンバーからは「ここは違くね?」って意見もあったりしましたが自分個人の考えではこう!って書いてますのでご認識のほどよろしくお願いします!

またこの記事中で使う記号は
記事中で使う記号や略は以下を意味します。
《》…カード名
【】…クラスやデッキ名称
    E…進化のこと

変更履歴

2023/01/31 初版
2023/01/31 りもえぼ!戦績追加
2023/02/08 デッキリスト更新、一部文言修正

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【卵ビショップ(童話ビショップ)】とは

《ハンプティダンプティ》
《卵の大爆発》
《ブリキの兵隊》
3種類のバーンカードをメインのダメージソースとして相手のライフを削って勝つデッキ。
このバーンカードのみでも20点のライフを削り切ることも出来ますが、
可能な限りボードを作って面押しも出来るように意識するのが大事なデッキです。
また《ハンプティダンプティ》《卵の大爆発》でバーンダメージを与えながらAoEによる複数面の処理を同時に行えるのが特徴的なデッキとなります。

用語解説
バーン…カード効果によるプレイヤーへの直接ダメージのこと、この効果ダメージで勝利を目指すデッキをバーンデッキという

AoE…エリアオブエフェクト(Area of Effect)の略称であり、「範囲攻撃」や「範囲効果」のこと


デッキリスト

それではさっそくデッキリストになります。どん!

3x13+1のリスト好き
デッキ解説部分はこのリストになります。
02/04版リスト
願いが増えている形



デッキの特徴

デッキとしては以下3点が特徴的な点になります。
各カードの詳細については採用カード解説の項目で解説します。

1.《夢想の白兎》3枚採用
このカードの採用により《ハンプティダンプティ》を使わずに温存して、相手フォロワーの処理を行えることがこのデッキリストの非常に特徴的な点です。
《夢想の白兎》《アリスの冒険》《翼の王子》
この3種9枚による指定攻撃での単体除去性能の高さがこのデッキの強みの1つです。

2.《烈火の魔弾》3枚採用
2PPの穴埋めとして《烈火の魔弾》を採用しているため、2ターン目をパスして《烈火の魔弾》構えが非常に強い動きとなります。
また稀なパターンにはなりますが、《アグネスタキオンE》+《迫る熱に押されて》での4点疾走などを止めることも可能です。

3.《ラプンツェル》1枚採用
主に先行3ターン目に使うため、2ターン目で《アリスの冒険》からサーチして3ターン目にプレイすることになります。
先行3ターン目では非常に圧力が強く、処理できるクラスは限られていて強力なカードではあるが、強く使えるタイミングが3ターン目だけのため、1枚採用です。


採用カード解説

0PP

《夢想の白兎》3枚

童話タイプ付いてくれ、それっぽいじゃん?

個人的にはこのデッキの最強カードだと思っています、3枚から減らすことはちょっと考えにくいです。
理由としては、カードの効果として0コストで実質的に指定攻撃を付与するみたいなことが可能で、この指定攻撃付与というのは非常に大きいメリットとなり、このカードが引けているかどうかで序盤中盤に削られるライフがかなり変わってきます。
序盤でしっかりとダメージカットをすることが終盤の戦いやすさに直結するので非常に大切なポイントです。
後述しますが、《アリス》進化の隙を埋めたり、《ハンプティダンプティ》進化してもタダで場に残せるカードとなります。
このカードを使うからと自分の動きを歪める必要がない、というのがこのカードの強みです。
他の指定攻撃カードは全てPPを使うのでPPを使わずにスタンドしている相手フォロワーへ攻撃が出来るようになるこのカードは非常に貴重な効果を持っています。
このデッキ以外で3枚も採用すると手札が減りすぎてしまうので使い物にならないのですが、《ハンプティダンプティ》の効果でどうせ手札を捨ててしまうこのデッキであれば話は別で、本来ならデメリットなハンドが減る問題をあまり気にしなくてもいいというのがこのデッキと相性がいいポイントです。
後攻3ターン目or先攻4ターン目に1枚欲しいカードなので少しでも引ける確率を上げるための3枚採用となります。

主な使い方としては、
3ターン目、先行4ターン目に《不思議の探究者・アリス》(以後アリス)の進化と合わせて相手フォロワーの除去をしたり、《ハンプティダンプティE》の前に0コストで出しておくことで指定攻撃の予約や、《ダークオファリング》のタネにするなどになります。

また小ネタですが、最近よく見る【陽光イージス】相手では10PPで《ヘブンリーイージス》を消滅させることでLO勝ちを狙うプランがあります。

LO…ライブラリーアウト (Library Out/Decked)とは、デッキ切れのこと。
エボルヴでは敗北条件にカードがドロー出来なくなる。というものがあるので相手のデッキがなくなるまで耐久するプランがある。


1PP

《歌劇姫・フェリア》3枚

だいたいゴブリン

みんな大好き1コスト2/2フォロワー
1ターン目に引いたら《ゴブリン》1ターン目以外なら《ブリキの兵隊》に童話カウンターを乗せて2点バーンカードに。
直接打点に繋がるカードなので3枚採用。
2枚採用も試したが3枚のほうが使い勝手がよかったため3枚。
他の不採用カードとチェンジで採用するなら2枚もアリ
不採用カードは後述。

《ブリキの兵隊》に童話カウンターを乗せて2点バーンがメインの使い方になりますが、直接《ブリキの兵隊》に乗せてすぐに2点を出すことよりも余ったPPで出して《アリス》を経由してEXエリアの《ブリキの兵隊》or《アリス》に童話カウンターを乗せておいてダメージを貯めておくことが多い印象です。


《ベルエンジェル》3-2

はいはいリンゴンリンゴン

対アグロ用最終兵器幼女
進化2枚目は使ったことないので《翼の王子E》とかに変えてもいい。
でも《翼の王子E》3枚目も使ったことない。
何か新しい別の進化用フォロワーを入れてもいいけど進化前は減らしたくないので一旦進化後は2枚採用ですね。

先攻では1ターン目に出して、2ターン目に進化することで後攻1コストフォロワーを、後攻ではEPを使って2ターン目に進化することで相手の先攻2ターン目に出されたフォロワーを除去することが出来ます。想定している仮想的では【ウマ娘】対面の《スペシャルウィーク》や《アグネスタキオン》などです。
また、1コストフォロワーが多く採用される【ヒーローロイヤル】対面や後攻を取った時の【ウマ娘】対面、【アグロナイトメア】対面で特に重宝します。

使い方として大事なのが雑なアクトはしないことです。
《夢想の白兎》でアクトしたフォロワーを《アリスE》で踏んだ際にアクトして《アリス》を取る要求を上げる、《ハンプティダンプティE》で一緒に巻き込むまで我慢してリソースの回収を行うなど
《夢想の白兎》《アリスの冒険》がないなどの場合には、
あえてアクトして《ベルエンジェル》を殴らせて、殴ってきた相手フォロワーを取るプレイもありますが稀なパターンです。

リソース…「資源」のこと、あなたと対戦相手の双方に等しく与えられており任意に使用したり振り分けたりできるもの全てを指す。
具体的には、手札、PP、ライフ、デッキなど
この記事では単にリソースと表現した場合、即座に利用可能なカード(手札、EXエリア、盤面上のアミュレットなど)のことを指します。


《ダークオファリング》3枚

この子可愛くて好き

はい、最強カードです。
3点回復がとにかく強いです。
1枚使えればかなり勝利に近くて2枚使えれば概ね勝ちになるくらいのパワーがあります。
この【卵ビショップ】というデッキはPPから出る最大打点が決まっているデッキのため、1ターンの延命が出来ればそれだけでリーサルが取れます。
《ハンプティダンプティE》で捨ててしまうのはもったいないので可能な限り使うようにしましょう。
破壊する優先順位は以下となりますが柔軟に選んで大丈夫です。
《その背中を超えて》>《ベルエンジェル》>《アリスの冒険》>《夢想の白兎》
どのカードを破壊してもゲームに直接かかわってくることは少なく、デメリットがあまりありません。
それどころかアミュレットで盤面を多く埋めてしまうと追加でアミュレットを置けなくなったり、《ブリキの兵隊》+《歌劇姫・フェリア》+《不思議の探究者・アリス》の3枚を全て出したいのに盤面が足りない、なんてことが起こり得るためお手軽にアミュレットを退場させることができるこのカードはデメリットと比較してメリットが非常に大きいです。

《ブリキの兵隊》が消滅させられそうなどの場合は自主退場して、墓地へ避難させる手段としても使いましょう。
主に【ビショップ】の《破邪の光》や、《ウルズ》に対する警戒ですが、大事なことなので記憶の片隅に置いておくといいことがあります。

リーサル...勝利が確定している場面、相手を倒しきることができる状態のこと。


《その背中を超えて》3枚

初めてみたときはこんなに強いと思ってなかったよ

このデッキで最強のカード
童話というタイプは同じ童話を探しにいくことは得意なのですが、
童話以外へのアクセスが悪いので童話以外も探しにいけるこのカードは非常に強力です。

PP余ったら概ねとりあえず置いていいです。
1ターン目《アリス》や《夢想の白兎》、《アリスの冒険》《烈火の魔弾》などの必要札を探しに行く、
4,5,6ターン目では《アリス》《三月ウサギのお茶会》と合わせて使うことで当たり札の確認をする。
また《ハンプティダンプティ》前に使っておくことで次以降の動きを見ておくことでゲームプランを考えることが出来ます。

2PP1ドローの効果を使うことはあまり多くないですが、《ハンプティダンプティE》後に2PP余っていればドローします。
それ以外の場合はだいたい《ダークオファリング》のエサになる。


2PP

《烈火の魔弾》3枚

このカードほんとすき

2PPを埋めるカード

3コスト3/3進化4/4を2PPで除去できる非常に優秀なカードです。
現環境で想定している除去対象として代表的なのは以下の通りです。
【童話】《不思議の探究者・アリス》
【ドラゴン】《ドラゴンウォーリア》《ヘルフレイムドラゴン》
【ロイヤル】《フローラルフェンサー》《マッハナイト》
【エルフ】《ローズガーデンキーパー》《ローズディアー》《サイレンススズカ》
【ナイトメア】《悪戯なネクロマンサー》
【ウマ娘】《マルゼンスキー》
そこそこ使用率があり、また最速ターンで使われる頻度も高いことからその対策になります。【ウマ娘】以外全てのクラスに対して有効な札になると考えています。

主な使い方は2ターン目にクイックとして構える、後攻5ターン目に《アリス》+《烈火の魔弾》での2面処理など
またこのデッキは5点以上のダメージを出すことが苦手なので体力6以上のフォロワーを《烈火の魔弾》+《ハンプティダンプティ》での除去をしたりすることもあります。
このデッキは2PP余ることがそこそこあるので非常に便利です。
特に強いのが2ターン目にクイックとして使うことなので、2ターン目までに引ける確率を上げるための3枚採用です。

上述していますが、《アグネスタキオンE》+《迫る熱に押されて》での4点疾走などを除去して止めることが一応可能です。


《アリスの冒険》3枚

なんでもサーチはズル

【童話ビショップ】のパワーカード
《烈火の魔弾》の項目で述べていますが、このデッキはマナカーブの都合上2PP余りやすい傾向があるので使い勝手がいいです。
その場その場で必要なカードを持ってきましょう。
このカードのおかげで《ラプンツェル》1枚採用が許されていますね。
2ターン目ならだいたい《アリス》か《ラプンツェル》を持ってきて、
対面次第ですが《ハンプティダンプティ》を持ってくることもあります。
非常に柔軟性の高いカードで、3枚採用しない理由がないため3枚採用です。
実は一時期2枚採用も試していたのですが、
・このカードは《ハンプティダンプティ》進化後のトップから引くことで1枚からすべての童話カードの択が出せる
・EXエリアに1枚存在するだけで状況に合わせて好きな童話へアクセスを容易にしデッキの安定性を大きく向上できる
以上のことから《ハンプティダンプティ》をメインプランに添えたこのデッキとの親和性が高く3枚採用がマストだと判断しました。

また、1PP使用での指定攻撃+突進の付与も頻繁に利用します。
この指定攻撃がとにかく強いです、「Shadowverse EVOLVE」というカードゲームの根幹を成すスタンド/アクトという状態を無視するルール改変の効果が弱いはずないですね!
この起動効果の使い方についてはPPを使うため、他カードとの兼ね合いが重要なためプレイ方針の項目で詳しく説明するのでここでは省略します。


3PP

《ハンプティダンプティ》3-3

初めてみたときから好きでした。

みんな大好き《ハンプティダンプティ》!!
少なくとも俺は好き。進化後の葉巻がいい味出してる、プレミアください。
これを採用しているにつき、このデッキは【卵ビショップ】となります。

1枚引ければ《三月ウサギのお茶会》で使いまわしが可能なので1枚はなるべくはやいタイミングで持っておきたいです。

このカードの役割は大きく分けて2つ。
盤面処理とバーンダメージです。

盤面処理としては3コスト5点AoEと破格の性能を誇っていますが、
代償に手札を全て捨てるというあまりにも強烈なデメリットがあります。
このデッキでは《アリス》でEXエリアにリソースを貯める、《三月ウサギのお茶会》で盤面にリソースを置いておく。
この2つでの手札以外でのリソース保持により、デメリットを緩和しています。
例外はありますが、
1.盤面に《三月ウサギのお茶会》が1枚
2.EXエリアに《翼の王子》《三月ウサギのお茶会》《アリス》などのリソースに繋がるカードが1枚以上
この2つを満たしているか、見えているカードで相手のライフを削り切れる算段が付いている場合は《ハンプティダンプティ》を進化させても大丈夫です。
盤面処理として使う場合は2体以上フォロワーを除去することを意識してください。
1体であれば指定攻撃ギミックで対応可能なはずなのでこちらは温存しましょう。

バーンダメージとしては、3コスト3点とそれほど高いダメージではありませんが、このデッキでは3回進化をするので9点と初期ライフの半分弱ほどを削れることになるので馬鹿にすることはできないダメージ量になります。
デメリットは前述の通り。

メインは序盤中盤の盤面処理のための進化をすることになります。
そのおまけでリーダーを削っておきましょう。
コツコツ削っておくことでリーサルラインを下げておくことが大事です。

終盤では《ハンプティダンプティ》を進化しなくとも盤面を捌ける場合もありますが、《卵の大爆発》のパワーを上げる目的やリーダーへのダメージ目的で進化することもあります。
実際の使うターンやタイミングなどはゲームプランの項目で後述します

リーサルライン…ライフを0にできるかどうかの線引きのこと。
例:【ドラゴン】での《ダークドラグーン・フォルテ》の7点
【ウマ娘】8PP目で《ナリタブライアン》の5点、9PP目で《オグリキャプ》の10点など


《不思議の探究者・アリス》3-3

アリス、ゴブリン…うっ、頭が

このデッキで最も重要なリソースカード
概ね2回~3回は進化を行う想定。
《アリス》の効果で《ブリキの兵隊》にヒットするかどうかでゲームプランが大きく変わるので日ごろから徳を高めておきましょう。

さて、このカードですが本質的にリソースカード回復札となり、除去札としては殆どの場合使い物になりません。
《アリスE》前のターンで殴ってきてくれるような温いプレイを相手はしてきてくれないです。
このカードを出しただけでは相手フォロワーを除去できないので3,4点程度のダメージを序盤に受けてしまいます。序盤にライフを詰められてしまうとその後のリーサルを取る、取られる8,9ターン目のタイミングで辛い想いをすることになるので序盤のうちからダメージは可能な限りカットしておきたいところです。
この問題を解消するのが《夢想の白兎》です。
先行4ターン目と後攻3ターン目の最速進化のタイミングで《夢想の白兎》を絡めた場合、《アリス》が上踏み出来ないカードは環境にはほぼ存在しません、《ラプンツェル》とかそれくらいです。
この動きが出来た場合、《アリス》のバリューは非常に高くなります、めちゃくちゃ強いです。
そうでなくても相手の進化・出走3PP4/4のフォロワーに相打ちを取るだけでも序盤のダメージカットとしては優秀です。
特に出走4/4フォロワーを取ることが難しいのでこれを処理可能なこの動きは強いです。

上踏みした返しのターンではもちろん《アリス》は除去されてしまいますが、このデッキは前述の通りPPから出る打点がある程度決まっているので1ターンを稼ぐと出る打点が跳ね上がります。
相手に除去を強要することでまた緩い盤面にさせて、リソースカードを使いながら盤面を捌いていきましょう。リソースが溜まり、8ターン目、9ターン目まで時間を稼げたら勝ちです。

1回目の進化は最速の先行4ターン目か後攻3ターン目で行い、後続のリソース確保のために使っていきましょう。
2回目以降の進化は雑に切るのではなくバーンダメージに繋がるように、《ブリキの兵隊》かEXエリアに置けた《アリス》に乗せれるタイミングで進化を行いたいです。
例外として《ハンプティダンプティE》をしないといけない状況が見据えている場合と《アリスの冒険》《夢想の白兎》を使って処理しないといけない場合はダメージに繋がらなくてもこちらのライフを守る目的で進化を行うことがあります。

また、このカードは《翼の王子》や《三月ウサギのお茶会》で使いまわしも行うことができるので1枚目を引いてさえしまえば2回目3回目の進化だいたいできます。
ただ、進化はターン1制限があるので《ハンプティダンプティ》か《アリス》か、どちらに進化を使うのかが腕の見せ所です、頑張りましょう!


《ブリキの兵隊》3枚

\\\ワタシガサイキョー!!///

このデッキで最も重要なカードです。
このカードがどれだけうまく使えるかでゲームが変わります。
1枚で10点以上を当たり前のように出すバケモンですよこいつは。

可能な限り欲張って使いたいのでEXエリアに置けた場合はすぐに出すことはせずに《アリス》《フェリア》などで童話カウンターを貯めてから使いたいです。

例外的に《ウルズ》が採用されていると想定される場合、EXエリアに童話カウンターを貯めている《ブリキの兵隊》を消滅させられてしまうとほぼ負けなのでこの場合は《ウルズ》ケアとしてさっさと使ってしまいましょう。ここパターンだけは欲張っては駄目です。

とにかくこのカードに童話カウンターを集めるのが大事です。
《アリス》も《歌劇姫・フェリア》も童話カウンターを乗せられるものは基本的に全部こいつに集約します

手札から出すと非常に弱いので可能な限りEXエリアか《三月ウサギのお茶会》効果2つのどちらかから出すのが望ましいです。
先攻3ターン目であれば他にやることがなければ出すこともあります。

1枚であれば不要なタイミングで引いた場合でも《ハンプティダンプティ》の効果でさっさと墓場に落としてしまって、後から《翼の王子》か《三月ウサギのお茶会》で使いまわしたいのでそれほど悪くはないです。

また《ダークオファリング》の項目で既に述べてますが、このカードが消滅してしまうのは致命的なので【ビショップ】相手や《ウルズ》が採用されていると判断できる相手には《ダークオファリング》で墓場に避難させましょう。


《ラプンツェル》1枚

金髪巨乳虚無お姉さん

このカードの特徴的な点としてコストに対して非常に高いスタッツを誇っているため除去できる手段が限られていることです。
ミラーマッチや【ロイヤル】【ナイトメア】対面などで特に活躍します。

しかし、強く使えるタイミングは先行3ターン目だけで少ないため1枚採用としています。
それでも強く使えれば3ターン目でゲームをほぼ終わらせるくらいのパワーがあると考えているため不採用にはしませんでしたが、このデッキでは3PP帯で強いカードが多いので3ターン目以外で引いた場合は使わずに《ハンプティダンプティ》で落としてしまいましょう。
先攻3ターン目以外で使えるタイミングは後攻8ターン目などで3PP+3PPの動きと《三月ウサギのお茶会》起動効果の2PPで蘇生して
《オグリキャプ》でリーサルを取られないようにケアするなどの動きなどがあります。


《卵の大爆発》3枚

この進化経過からどうやったら優雅に葉巻吸えるんだよ

このデッキの中でも非常に特殊なカードです。
墓場にある《ハンプティダンプティ》と《卵の大爆発》の枚数で発揮するパワーが変わるため使うまでのゲームメイクとドローで強さの偏差がかなり大きいです。

このカードがパワーを発揮するのは最低3ダメージからで4ダメージでるなら強く使えている認識です。

その特性上1枚目はほぼ使い物にならないので《ハンプティダンプティ》で捨ててしまってもあまり気にしないで大丈夫です。
欲張りすぎて《ハンプティダンプティE》を渋るほうがよくないと思っています。

このカードを試合中に3回使うことはほぼなく、概ね1回かよくても2回程度の使用になると思います。
終盤では進化をせずに3PPでAoEとバーンダメージを出すことが出来る非常に優秀なカードになります。
想定している動きとしては《ダイワスカーレット》+《ウオッカ》+《迫る熱に押されて》の6PPの動きなどですね。

中盤で使う場合は体力6以上のフォロワーを《卵の大爆発》+《ハンプティダンプティE》で処理するなどになると思います。
もちろん《卵の大爆発》ではなく《烈火の魔弾》でもいいのですが、除去できないと一気に負けが近づくので絶対に処理しないといけないため1点しか出なくて弱い《卵の大爆発》でも除去できるのであればその時だけは強く感じます。

またこのカードも《翼の王子》から戻すことができるので覚えておいてください。4点以上出るなら《ブリキの兵隊》よりもこちらのほうがよい可能性があります。


4PP

《三月ウサギのお茶会》3枚

お茶会してなくない???

盤面に残せるリソースです。
《ハンプティダンプティ》で手札リソースがなくなってしまうため、盤面に残せるリソースというのは非常に偉いです。
設置コストが重いため、これを出せるタイミングではなるべくこのカードを出しておきましょう。
これが設置できているかどうかは《ハンプティダンプティE》を使っていいかの大きな指針になります。

ファンファーレのフォロワーを出す効果ももちろん強いですが、起動効果のほうも非常に優秀です。
ファンファーレで出す優先順位は《翼の王子》>《アリス》>《ブリキの兵隊》>《ハンプティダンプティ》>《歌劇姫・フェリア》≒《ラプンツェル》
これを基本として状況次第で《ハンプティダンプティ》の優先順位が1位になります。

起動効果は雑に使わないようにしましょう。
《ハンプティダンプティ》か《アリス》のどちらかを出すことになると思います。リーサルを取る場合や、横に《アリス》や《歌劇姫・フェリア》がいる場合などは童話カウンターを無駄にしないため《ブリキの兵隊》を出すことも考慮出来ますが、概ね《ハンプティダンプティ》か《アリス》になることが多いと思います。

2PP+EPで《アリス》が進化出来るのは非常に強い動きですし、
《三月ウサギのお茶会》を設置出来ているとそれだけで、相手目線では常に《ハンプティダンプティ》を意識しなくてはならないので盤面形成をする際に纏めて除去されてしまうかもしれないと圧力をかけることが出来ます。
これにより相手の動きを歪めさせたり、あえてある程度抑えた弱い盤面にするしかないといったことが起きます。

このカードの使い方が腕の見せ所さんその2です!


5PP

《翼の王子》3-2

貴重な男性

強くて弱いカードですね。
このカードのメインはファンファーレなので無理に進化はしなくて大丈夫です。

最も強いのは《三月ウサギのお茶会》から出したときで、最も弱いのは直接手札かEXエリアから出させられているときです。
ボードは取れるのですが、相手リーダーへダメージが入っていないので5,6,7PPなどの中盤で使わされているときが渋いです。
このデッキは8ターン目、9ターン目あたりで出来れば勝ちたいので《翼の王子》にあまりPPを割く余裕はないのですが、貴重なリソース回復兼除去札なので採用です。

ファンファーレ能力ではEXエリアにリソースを戻しつつ、更に戻したカードに童話カウンターを置く能力があるので、基本的には《アリス》か《ブリキの兵隊》を戻したいです。
逆に《ハンプティダンプティ》《卵の大爆発》などのカードは例外のパターンを除いてあまり戻したくないですね。
童話カウンターがもったいないです、こういった様々なリソースを無駄にする余裕があるデッキではないので可能な限り欲張って使いたいです。

8PPで《翼の王子》で《ブリキの兵隊》《アリス》などのリソースを戻しつつ、3PPで《ハンプティダンプティ》を出して進化させて、《翼の王子》諸共盤面除去するなどのプレイなどもあるので覚えておきましょう。
【ウマ娘】対面などで特に行うことの多いプレイになります。
盤面にフォロワーが残っていると《ダイワスカーレット》の疾走のエサにされてしまうことがあるからそれのケアになります。


終わりに

如何だったでしょうか?
簡単な内容でしたが、皆さんの構築などの役に立てば幸いです!
質問などありましたらTwitterのDMなどでお気軽にどうぞ!

冒頭の通りお布施の有料おまけ部分では【卵ビショップ】やってみたいけどよくわからないよー!って人や初心者さん、基本をおさらいしたい人向けに、ターン毎の具体的なプレイ方針や各クラスのマッチアップ解説とマリガン基準に不採用カードの解説と交換候補、【卵ビショップ】の環境での立ち位置などについて話したいと思います。

この記事が良かったと思った方や応援したいと思ってくださった方はお布施部分も是非よろしくお願いします!

それでは一旦ここで締めくくらせてもらおうと思います。
以上、ルルルでした!

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この記事安すぎ!と思ってくれたそこの貴方!サポートしてくれるととても嬉しいです! サポート費用は次のデッキのテスト費用と猫のおやつになります!!!