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雑記#5「ASMRって苦手なんです...」

 私が応援している声優・小原好美さんがCVを務めるASMR作品が2023年の7月22日と8月上旬にそれぞれ発売されます。皆さんは是非ともご購入ください!
 
おい、お前は買わないのか?と思われたでしょう。まあおふざけはこの辺にして本題に入りましょう。

 声優さんと言えばやはりアニメへの出演のイメージが強いですが、ASMR作品を担当されることもよくあることですね。小原好美さんも2023年7月現在で複数のASMR作品に出演されています。

 ASMR作品の魅力は何といっても様々なシチュエーションの中での囁き声。本当に自分の真横に登場人物がいるかのような感覚を得ることができます。それが自分が応援している声優さんならなおのこと素晴らしい体験となるでしょう。

 ではなぜ私はASMR作品が苦手なのかという話ですよね。前から思ってはいたのですが、考え方に自信がありませんでした。最近高校時代の親友と遊ぶ機会があり、その時に話したら納得してもらえたのでこの機会に打ち明けてみたいと思います。
※以下個人の主観的な考え方が入ります。
無理に理解されようとしなくても大丈夫です。その場合ははなほじ程度に聞き流してください。

 私がASMR作品を苦手とする理由は、作品制作の段階でユーザーの存在、より正確に言うと私という一個人の存在が想定されているからです。

 私は元来、原作至上主義に近い考えを持っています。私の場合は作者や公式がやることが絶対であると考えですね。このような理由で二次創作もあまり得意ではありません。(最近はある程度マシになりましたが…) 
 二次創作の場合とは雑に解釈すると原作という完成されたものに一個人の勝手な意思が加えられるということです。もちろんそれが二次創作の魅力ではあることは承知しています。しかし、原作を過度に尊重してしまう私にとって快いこととは言い難いです。

 この思考をさらに掘り下げると、作品というものに個人が入り込むことに私は嫌悪感を覚えてしまうのだろうという結論になりました。
 
 少し話がズレてしまうところもありますが、この考えはASMR作品にも通じるところがあります。それが上述した作品の中に私という個人の存在があらかじめ想定されていることです。ASMR作品においてユーザーは作品内の登場人物に話しかけられる第二者という立場です。
 この自分が第二者であることになんとも言えない嫌な感覚を覚えてしまうのです。

 普段接している小説や漫画、アニメや映画では私たちユーザーは作品の外から見ることしかできない第三者です。しかしASMR作品ではそうではありません。普段とは違うというギャップと原作至上主義的な考えが混ざって今の考えに至ったのかもしれませんね。
(推敲時点追記:この考えだとゲームもダメそうだけど大丈夫なので、ASMR作品との違いは何だろうという謎がまた生まれました。)

 以上私がASMR作品を苦手としている理由でした。作品に入った感覚になれるのに勿体無い!と思われた方もいるでしょう。先ほど少し触れましたが二次創作も最近は少し大丈夫になってきたのでASMR作品もいつかは大丈夫になるかもしれないですね。

 私の考えが圧倒的に少数派なのはわかっています。それでも共感してくださる方がいると嬉しいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

2023年7月19日 焼き肉太郎


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