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ふしぎな思い出


これはイギリスで話にお世話になっていた日本人の美容師さんから聞いた話。
子供時代、彼は不思議な夢を見た。
寝室で寝ていると、窓から強い光が差し込んで、次の瞬間には白い空間に仰向けになっていた。体は動かない。ここはどこだろうと当たりを見回すと、ぼやける視界の中誰かが話している。数人いて、会話をしているようだ。
「今からこっちの記憶をクローンに移す」
「どちらかわかるように、片方には印をつけておく」
とかなんとか。
彼がパッと横を見るとそこにはもう一人の自分が眠っていた。それを見た瞬間、またすぅっと意識を失ったそうだ。
気がつくといつもの寝室のベッドの上。
夢か……とほっとしてふと手を見ると、親指の付け根に記憶にないホクロがポチッとついていた。こんなところにホクロがあったかな?と慌ててリビングにいた母親に聞いても、知らないと相手にされなかった。
「今でもここにホクロあるんだよね。俺オリジナルなのかな、それともクローンなのかな。」
と親指の付け根のホクロを見せてくれた。


オカルトな話ありますか?って聞いて教えてくれた話。

これ聞いたときめっちゃ面白くて夢がある話だなと思った。
宇宙人の話って都市伝説とかではよくあるけど、
宇宙の生命体って高次元の存在って言われてることが多い。地球人と接触しないのは、地球人があまりにも下等で争いばかりしているからだそう。
高次元の人たちの世界では争いは存在しないらしい。
世界から戦争が消えない限り私たちは地球外の生命体と友達になれないということだ。

高次元の地球外生命体たち。
怒り憎しみがそもそも存在しないのか、それとも存在しても争いで解決することをしないのか、気になるところ。光が差して影が落ちるように、不幸がわかるから幸福を感じたり孤独があるから愛を感じられるものだとしたら、マイナスな感情を知らなくてもプラスな感情を実感することは可能なのか。
価値観の違いから摩擦が起こるのだとしたら、その違いすら存在しないのか。だとしたら全ての生命体は同じ感性を持ち合わせ、個体差や自我は消えてしまうのか。

クローン作ってるってことは人類を少しずつ入れ替えて争いの起きない高次元の地球にしようとしてるってことなのかな。そしたらオリジナルはどこでどうやって過ごしてるんだろう。そもそも記憶を移動させただけで高次元の存在になれるものなのか?

全部誰かの空想かもしれないし、わからなすぎて絶対答えは出ないんだけど
次元を越えることはこの『わからない』とか『理解できない』がなくなることなのかもしれない。全てと調和して、世界と繋がっている感覚があって、地球の反対側の人とも通じ合えて、そうすると不安が消えるから穏やかな気持ちになれる。見るもの全てが自分の一部のように感じられて共感して、溶け込んでいく。
スピリチュアル…
完全な孤独は今の社会だとなかなか難しいから、そもそも無意識で繋がり続けているのかもしれないけど。

人類のステージが上がるのはまだまだまだずーーーっと先の未来なのだそうで、はたしてそれまで地球は青さを保てているのか。

わたしもキャトられるみたいなそういう不思議な体験したい。




あんスタからValkyrieの新曲「Acanthe」(アコントゥ)の
作詞作曲を担当しています 。イギリスのあの小さなお部屋で書き下ろした曲が時を経て豪華な仕上がりになっています。
なおちゅーさんの編曲のおかげでイメージを超えた壮大な作品になってびっくりです。いつもありがとうございます。全部生音じゃないと嫌です…みたいなわがままを言った記憶があるんですが、素晴らしい演奏家の方々にも本当に感謝します。

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