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キラキラとチョコレート

昔描いてTwitterにアップしたマンガです。
右から読みます。

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初出…2016年2月12日 Twitter







片頭痛の前兆症状である「閃輝暗点」とバレンタインを絡めたマンガです。前の記事のクリスマスのマンガといい、そういうイベントものは自分の場合なにか他のエッセンスを混ぜるだけですぐ描けるなあと思いました。逆に他のエッセンスを混ぜずにストレートにイベントものを描けと言われたら悩んでしまいそう。

内容についてですが、自分もこの閃輝暗点が発生する片頭痛が持病で小さい頃から定期的に悩まされています。高校時代に数学のテストのときに出てしまい問題文がほとんど読めず散々だったこともありました。今でもたまに発症しますが起こってしまうと一時間くらいは文字も読めないし原稿も描けないし視界が回復したあとは頭痛が2日くらい続きます。こういう甘々なマンガにしてネタにしないとやってられないという気持ちが強い。アップした当時このマンガにいただいた感想で「実際に閃輝暗点が起こったらこんなことしてる余裕すらない」というものがあった気がしますが、まったくもってそのとおりです。そんなことはわかった上で光を求めるみたいに描きました。

私はこういう可愛らしいマンガでネタにしましたが、芥川龍之介も同じ症状に苦しんでいたらしく、おそらく閃輝暗点症であろう描写をとりいれた「歯車」という小説を書いています。なので知ってる人は知っているかもしれない閃輝暗点ですが、もしかしたらこのマンガを読んで初めて知ったという方もいらっしゃるかもしれません。そういう症状を持つ人もいるということを知ってくれただけで描いた本人は嬉しいです。このマンガの女の子ほどに優しくしてくれとは言わない。というかこのマンガの女の子ほんとうにいい子だな。天使かなにか?

ところで今年ついに開催されるオリンピックですが東京2020エンブレム、個人的には閃輝暗点を想起してしまって見るたびに緊張感が走ります。

少し調べたら同じことを考えている人が結構いました。デザインした人は何も悪くないのにね。なにもかも閃輝暗点が悪い。閃輝暗点爆発しろ。健康になりたいな♡

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