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米を炊く、生きるために

頑張りたくないなって思う。
頑張らずに生きていきたいなって。

頑張って生きてる人は偉いな、すごいなって思うけど、頑張らなくても生きていけるならそっちのほうがいいよなって思う。

昨日買ったばっかりの小説読んでたら眠くなってきたからひと眠りしようかなって思ったけどそしたらちょうどお昼頃に目が覚めそうだな、と乾いたまま台所に放置してた炊飯器の釜を見て思う。

このままベッドに寝転びたいけど、今ご飯炊いてたら絶対お昼楽だよなあ。
おかずは作り置きのがちらほらあるし。
とりあえず米炊いてればごはんどうにかなる説あるもんな。

そこまで考えて、よし、ちょっとがんばるかぁと思った。
もしかして人生ってこの繰り返しなのかなあ。

数時間後の私、明日の私、未来の私のために、今、ちょっとだけ頑張っておく。
未来の私はいつも、このちょっとの頑張りに救われてるなって思う。

いつものように2合測って釜に流し込みながらそんなことを考えた。


知らんけど。

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