ダウンロード数4050万件の『COCOA』の最大の失策は、陽性者の登録がすべて『任意』だったことである。
そして、陽性で疾患のある人に『登録』を委ねられてしまったことだ。
日常的にCOCOAを使ってお知らせすることもないので、検索しないと登場しない死蔵アプリとなってしまった。PCR検査で登録を義務づけてもうよかったはずだ。
さらに、濃厚接触者同士の端末でも反応に技術的な『差』がありすぎたことだ。海外では近距離での通信機能を活かせているので、これは完全に『技術力』の『差』でもある。
このコロナ関連だけでも、『マイナンバーカード』『ワクチン証明』『マイナンバー保険証』『My HERSYS』『保健所』と関連性のない登録が多すぎた。
個人としてではなく、マイナンバー紐付けのワクチンの接種、検査の陰性、陽性、経過観察など、次のパンデミックに備えて、法律面でも強制力を持たせないと無意味なお願いでしかなかった。