ダメ元でチャンスを掴む③-3
『社員で初めて内モンゴルに行きました』
↑しかも、会社から派遣されたのは私ひとりで・・・💦
こんにちは。
ニットの伸びるチカラで「1本の糸から素敵な未来づくり」を創造する
アパレル界のニット姫こと、
工業ニットスペシャリストのです。インプルーヴです。
今回は、在職時代の貴重な経験・体験について
記録しようと思います。
前回予告した通り、中でも今でも印象深い海外出張先No1の
『内蒙古』カシミヤ工場視察のことを残そうと思います。
もう、つべこべ書かずに、当時の写真で一目瞭然かと。
(これを御覧になったら、その景色から歳も経験量もバレますねwww)
当時、こちらの工場にたどり着くのに、
・関空→北京AP :ここで東京からのアテンド商社さんと合流
・北京→国内線で包頭(バオトウ・多分こんな字だったと…)への
飛行機待ちに8時間… バオトウに着いた時には深夜23:00頃。
・そこからお迎えの4輪駆動車で4時間半、砂漠の様な中を走り、
午前4:00頃工場があるオルドスに到着。
ホテルにチェックイン。。。
翌日、打ち合わせの合間に工場(というか、このカシミヤ工場の
ために砂漠にポツンとある村含め)視察。
以下、その記録写真です。
■ 近隣の遊牧民から買い取ったカシミヤの原毛の保管庫 ■
■ 遊牧民から買い取ったカシミヤの綿を等級、使えるか否か
目視で選別する ■
■ カシミヤの獣油を落とす洗毛工程 ■
■ 紡績工程 ■ 梳毛・紡毛両方の工場がありました
■ 染工程 ■
■ 編立工程(当時はまだ手横機主流です)・リンキング工程 ■
■ インターシャ編機も手横機です ■
■ 縮絨工程 ■
■ 仕上げセット・修理・検品工程 ■
■ 日本から持参したデザインを工場の企画担当にデザイン説明 ■
■ 夕食 ■
こちら、国営企業なのでトップは皆共産党員。位の高い人たちばかり。
モンゴル地方の民族舞踊家の芸と共に、指名されたら絶対断ってはいけないという、恐ろしいほどの「白酒」接待攻撃・・・
後日談:二日酔いにさせて翌日の商談を有利にする作戦だったらしい(w)
作戦は失敗に終わりましたがw
■ 唯一の宿泊施設 ■
■ 工場を取り巻くようにある村の風景 ■
住民は皆工場の従業員。。。
■ 数少ないスナップショット ■
風景は、まるで「大地の子」そのものでした
■ 3日間の宿泊最後の日、午後から車で少し遠出 ■
■ 唯一の観光地「チンギスハーンのお墓」 ■
仕事の内容については、深く触れませんが、
この旅での一番の思い出は『星降る夜空』・・・
脳ではわかっているのですが、それでも手を伸ばしたら
掴めそうなほどの、すぐそばにある、無数の星・・・
因みに、今のオルドス市は、一時の不動産バブルで
沢山の家が建った後にバブルがはじけ、
ゴーストタウン化しているとニュースで見たことがあります。
もう、あの美しすぎる星空は見れないんでしょうね・・・
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?