つぶやき“劣等感”

自分に関する本をたくさん持っている。

誕生日・星座・その他占い・統計学・心理学・魂・宇宙etc

今まで深くは考えてこなかったけれど
今日その理由がわかった気がした。

私は劣等感の塊だ。とにかく、それはもう、ひたすらに。
そしてそれを知っている。
それが悪いように作用することがあることも知っている。
そのおかげで成長できることも知っている。

そんな自分がめんどくさくて嫌気がさすし
そんな自分が人間臭くて愛おしいなと思う。

それでも大人になって、
そんな自分とも仲良く付き合えるようになった。
劣等感じゃなくて、
できたことや才能だとか足るものに
フォーカスを当てられるようになった。

だけど、そいつは定期的にやってくる。

劣等感を感じざるを得ないような
現実をつきつけられるような
一生懸命咀嚼していた負の部分を
思わずうぇっと吐き出してしまうようなこと。

そんな時、一人ではどうしても受け止めきれなくて
好きな人を頼ってしまうのだけど
欲しい言葉はもらえないのがセオリー。
たいていの場合はちょっと違う。

もちろんそれは当たり前。
みんな違う宇宙で生きていますから。
触れる距離にいたら、
言葉はあんまり関係ないんだけどね。

答えてくれる気持ちが嬉しいし
受け止めてもらえて
それはそれで救われるんだけど。

やっぱり自分の欲しいものは
自分が一番知っているわけです。
そこまでわかってて、
ちょっとがっかりしてしまう自分もいるのです。

それを相手に感じさせて
ごめんなんて謝らせてしまうことが
悲しくて仕方なくなるのです。

そんな時にね
目に入るわけですよ。

自分の説明書達が。

これは人が書いた、人が伝えてきたものの
データでしかないけれど
そこには欲しい言葉が書いてある。

自分がなんたるかの答えがそこには記されている。

劣等感の正体が書いてある。
自分のペースというものが明記されている。
あの人にあって私に無いものも
あの人になくて私にあるものも教えてくれる。

私が自分に関する本をたくさん集めてしまうのは
自分が何者かを確認するためなんだ。
自分に負けそうになった時、肯定できるように。
温かさの無い独りの夜も、乗り越えられるように。

自分がそんなだから、
好きな人にはつい本をプレゼントしてしまう笑
この言葉達が、
その人を救いますように、寄り添いますように。
そう思って送っていたんだった。

でも、もし、

欲しかった言葉をもらうことができたら
それは奇跡だと思う。
きっと、嬉しくて涙が出るだろう。

反対に、

もし相手の欲しい言葉を
自分が言えたのなら
きっと、嬉しくて満たされるだろう。

そういう瞬間のために
劣等感を感じることもあるのかもしれない。

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