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神奈川県野球交流戦2023〜神奈川大学野球連盟選抜選手名鑑〜


こんにちわ。Yです(@kngw_baseball)
先日、8月9日に横須賀スタジアムで行われる「神奈川県野球交流戦2023」の詳細が発表されました。2019年以来4年ぶりに開催されることになった今大会。今まではトーナメント形式でベイスターズファーム・社会人2チーム・大学2チームの計5チームで実施されていました。しかし今年は「横浜DeNAファームチーム」「神奈川フューチャードリームス」「神奈川大学野球選抜」「神奈川社会人野球選抜」の4チームで「大学選抜vs神奈川フューチャードリームス」「DeNAベイスターズファームチームvs社会人選抜」の組み合わせとなりました。普段はあまり見れない選抜チームとしての試合となるので非常に興味深い試合になるかと思います。

今回はその神奈川県野球交流戦に大学野球選抜チームとして参加する「神奈川大学野球連盟」の参加選手をご紹介していければなと思います。



参加選手一覧

神奈川大学野球連盟選抜メンバー


※同じ背番号の選手がいるのでそれぞれの大学のユニフォームで参加する形が予想されます。


【投手】



背番号11:石井 将吾(右腕/3年生/相洋→神奈川大学)

個人的に推している投手の1人。140キロ後半のストレートを軸に縦に大きく割れるスライダーで今春のリーグ戦では防御率0.00を記録した神大のリリーフエース。勝っている展開で相手打者から得意のスライダーで三振を奪う姿を見たい。



背番号16:薮野 哲也(右腕/2年生/鹿島学園→桐蔭横浜大学)

今春は主にリリーフとして登板していた右腕。石井(神奈川大学)と同タイプのスライダーを操る右腕。今春のリーグ戦では3セーブを挙げており優勝した桐蔭横浜大学の試合を締める役割を果たした。



背番号17:古謝 樹(左腕/4年生/湘南学院→桐蔭横浜大学)

言わずもがなのプロ注目左腕。最速153キロのストレートを軸にツーシームやカットボールなどの手元で曲がる変化球にスライダーやチェンジアップなどで緩急をつけることができる。大学日本代表にも選出されており神奈川を代表する投手の1人。この試合で先発も予想される投手。



背番号18:東田 翔(右腕/4年生/日大三島→神奈川工科大学)

目立った実績はないものの下級生の頃からリーグ戦で登板している経験豊富な右腕。多彩な変化球と4年生になってから使い始めたツーシームを武器に相手打者の芯を外し内野ゴロの山を築く投球が持ち味の好投手。



背番号18:山岸 翠(右腕/2年生/横浜創学館→関東学院大学)

関東学院大学のエース格右腕。スリークォーター気味の腕の位置から打者の手元で落ちるボール(シンカー?フォーク?)で相手打者を翻弄する投球が持ち味。まだ2年生だが先発やリリーフとしてもリーグ戦で登板経験があり、今春のリーグ戦ではチームトップでリーグでも2位の4勝を挙げ、投球回も40イニング以上とスタミナ面も十分なことを証明した。



背番号20:徳永 敦哉(右腕/4年生/東京学館浦安→横浜商科大学)

商大の絶対的リリーフエース。ブルペンではマウンドの手前からショートスローをすることで制球力を向上させた右腕。背番号20で嵐のGUTS!を登場曲を背にマウンドへ上がり、インコースのストレートで見逃し三振を奪う姿は現役時代の須田幸太(元横浜DeNA/現横浜商科大学投手コーチ)にそっくり。




【捕手】



背番号8:福田 晟央(右打/3年生/関東第一→神奈川工科大学)

今春のリーグ戦では4番に入ることもある右の中距離打者。今春は打率.325、出塁率.438を記録しベストナインを獲得するなどリーグでも頭角を表した。守備面ではまだまだ発展途上な部分があるだけにこの選抜でキッカケを掴めるか



背番号27:村岡 泰地(左打/2年生/木更津総合→関東学院大学)

今春のリーグ戦からスタメンマスクを被るようになった2年生捕手でパンチ力のある打撃で下位打線から鋭い打球を放つ。二塁打や三塁打も放っており足を使うことも出来るのが特徴。選抜で様々な投手と組むことで経験値を積んでほしい。



背番号33:黒田 直人(左打/4年生/富島→関東学院大学)

1年生秋からリーグ戦出場経験のある選手。
今春は主にDHでの出場で広角に打ち分ける打撃をみせて打率.545を記録し首位打者を獲得。選抜でもDHや代打での出場の可能性が高いがチャンスでの一打に期待したい。




【内野手】



背番号1:渡邊 浩伸(三塁/左打/4年生/秋田商業→桐蔭横浜大学)

今春のリーグ戦で打率.400を記録しセンターを中心に全方向へ安打を放つことができる好打者。サードでも安定した守備を見せており攻守に渡り安定感を見せている。守備でも感情を大きく出しており全日本大学野球選手権では投手のガッツポーズより大きくガッツポーズをしてピントを奪うエンターティナーっぷりを発揮した。



背番号3:藤澤 涼介(一塁/右打/3年生/佐野日大→横浜国立大学)

神奈川の誇る右の長距離砲。今春はマークをされた影響からか成績を落としてしまったものの豪快なスイングで相手投手へプレッシャーをかけることが出来る数少ない選手で、選抜でも中軸を任されることが予想されるだけに豪快な一打に期待したい。



背番号3:木川 玲(一塁/左打/3年生/健大高崎→関東学院大学)

広角に打ち分けるバットコントロールと健大高崎仕込みの走塁技術はリーグでも中々いない選手。今春は18安打9盗塁と関東学院大学打線を牽引した好打者。パンチ力も兼ね備えており強打の2番打者として存在感を出している。打席に入る前に必ず審判へ挨拶をするのだがその時のお辞儀が綺麗なのでそこも注目ポイント



背番号4:伊藤 幸希(二塁/左打/3年生/東海大静岡翔洋→神奈川工科大学)

堅実な守備が持ち味の二塁手。今春は打率こそ.256だったが出塁率は.316を記録するなど選球眼に優れている。リーグ戦では固め打ちが多く、ヒットを放ちチームを勢いづかせたい。



背番号5:松木 光(三塁・遊撃/左打/3年生/西武台→横浜商科大学)

横浜商科大学で昨年から4番を任されている左の中距離打者。昨年までは三振数こそ2つと少ないもののどちらかというと当てるだけに近い打撃だったが、今年は早いカウントから強くスイングする形になり打率も2割前半から3割4分と向上。選抜でも4番を任される可能性が高いだけにプロ相手に自分のスイングを貫けるか。



背番号6:三浦 大(一塁・二塁/左打/4年生/秋田商業→神奈川大学)

下級生の頃から神奈川大学で中軸を任されている左の巧打者。今春のリーグ戦でトップタイの19安打、43打席立ち喫した三振はわずか2つとミート力の高さを示した。同じ高校出身の渡邊 浩伸と選抜で共闘する形になった。



背番号8:大河内 陸斗(三塁/左打/4年生/作新学院→関東学院大学)

安定した守備と勝負強い打撃が持ち味の内野手。
今春は2本塁打、リーグトップタイの13打点を記録するなどここぞの場面での一打が目立った。代打や途中出場が予想されるだけに試合終盤の値千金の一打に期待したい。



背番号10:吉村 慶佑(一塁/右打/4年生/平塚学園→横浜商科大学)

部員数100名超えのチームをまとめる主将。
昨秋は対左投手の打率が.429を記録。今春は対左投手の打率こそ下がったものの最終打率が.345を記録しリーグトップの14得点と出塁すると得点に繋がることが多かったので、選抜でも出塁しチームの得点チャンスを増やしていきたい。




【内野手/外野手】



背番号1:庄子 雄大(三塁・遊撃・中堅/左打/3年生/横浜→神奈川大学)

今春はリーグトップの9盗塁を記録しておりリーグ通算36盗塁を記録している神奈川大学の切り込み隊長。守備では遊撃手としては球際に強く深い位置からも正確に投げられるスローイング、センターの守備では俊足を生かした広い守備範囲を見せる。左打者だが対左投手の打率が.462と苦にしないところもポイント。この選抜では1番での起用が予想されるだけにチームに勢いをつける打撃に期待したい。



背番号12:松野 海舟(一塁・中堅/左打/4年生/八王子学園八王子)

経験豊富な左打者。右打者より左打者の方が得意で今春の打率は.258に対して対左投手の打率は.667と圧倒的な数字を残した。昨秋は満塁の場面で横浜スタジアムのライトスタンドへホームランを放つなどの意外性も見せてくれる打者。




【外野手】



背番号1:青木 龍星(右打/4年生/桐生第一→関東学院大学)

今春のリーグ戦ではリーグ2位タイとなる18安打を記録。1番や4番などチームの軸となる打順を任された。単打が多いが2打席連続本塁打を記録するなどパンチ力があることも証明している。リーグ戦ではセンターを守っていた。



背番号1:加藤 優太(左打/4年生/藤嶺藤沢→横浜商科大学)

バントなどの小技に安定感のある選手。セーフティーバントなどを敢行して内野安打をもぎ取るシーンも多く見られる。センターから逆方向への打球がメインでボールを手元まで引きつけるスタンス。カットの技術もあり相手投手からしたら打ち取れたとしてもその後にダメージが残る嫌な打者。リーグ戦ではレフトを守っていた。



背番号7:岸本 大希(左打/4年生/長崎商業→桐蔭横浜大学)

桐蔭横浜大学の切り込み隊長。リーグでもトップのスピード感で塁上を掛け回してくる。春のリーグ戦と全日本大学野球選手権の合計10試合のうち8試合で第1打席で出塁しており彼の出塁が大きな鍵となるだろう。リーグ戦ではレフトとライトを守っていた。



背番号7:田村 和希(左打/3年生/大阪商業大学→横浜商科大学)

巧打の外野手。昨年からスタメンに抜擢されるとここまで2シーズン共に打率3割を超えの成績を残している。守備では頭上を越えそうな打球をジャンプ1番で掴んだりと身体能力が高い選手になっている。リーグ戦ではレフトを守っていた。



背番号10:園田 小哲(左打/4年生/錦城学園→関東学院大学)

部員数100人を超える大所帯のチームの主将。
今春は背番号10の重圧からか成績は落ち込んでしまったものの、昨年からチームを支えている選手。打率はそこまで高いわけではないものの出塁率が高いのでチームのための打撃をすることが出来る。リーグ戦ではレフトを守っていた。



背番号16:竹島 楓斗(左打/3年生/八幡商業→横浜商科大学)

俊足を生かしたプレーが持ち味の選手。今春は主に1番を任されており惜しくも打率こそ3割には届かなかったものの、15安打を記録しており自己最高成績を記録した。リーグ戦ではセンターを守っていた






【まとめ】


以上が神奈川大学野球連盟選抜チームの各選手の紹介でした。
普段、対戦している大学が1つのチームになって戦うのは新鮮な部分も多いですし、BCリーグが相手になるだけにどこまで通用するのかが楽しみです。当日は12時試合開始予定で観戦無料となっているので是非、お時間がある方は横須賀スタジアムへ足を運んでいただき、試合を見ていただければと思います。


【各種リンク先など】

◎神奈川県野球交流戦HP 
こちらをクリック

◎横須賀スタジアム(リンク先:横浜DeNAベイスターズ公式HP)
→こちらをクリック

◎参加チーム:神奈川フューチャードリームス
→公式ホームページはこちらをクリック


◎タイムスケジュール



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