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『なんでもレンジでチンするマグーダ』に至るまで
0. ~まえがき~
こんばんは、びいです。久しぶりのnoteです。
例のコピー本のあとがきを書こうとしてタイトルにも「あとがき」とつけていたのですが書いていくうちに「これあとがきじゃないな……」となってしまったのでこれはあとがきではなくなりました。どちらかというとパロディ元になった動画と、プロダクション体育館設立からマグーダ誕生までをまとめた記事です。要するに限界オタクが好きなものを知らない人向けに説明してるだけの記事です。
そういうわけでなんかよくわからん記事、はじまります。
1. ~おわり、そしてはじまり~
まずはじめに『なんでもレンジでチンする会』とは何か。
説明するよりも、このコピー本のパロディ元となった回を見たほうが、きっとはやい。
とまあ、こんな感じのやつです。
デイリーポータルZのライターである古賀さん(女性の方)と大北さん(男性の方)による、"いろいろなものをチンし味わいそしてチンしすぎてその先を確かめる活動"(公式twitterから抜粋)を1分ほどの短い動画に収めたシリーズ企画、それが『なんでもレンジでチンする会』です。
このふたりの掛け合い、そして動画のテンポがとてもとても好きで、3年前に原稿作業してたときなどは作業用BGM代わりにしていました。
ちなみに、コピー本にも書かれた「自らの油で揚がってるんだ!」はほかの動画にも登場するくらいの名台詞となっております。とても面白いのでヒマなときに見てほしい……ので動画リストも置いておきます。
一応自分の好きな回を挙げるとするなら「ロールパン」「みたらしだんご」「穂先メンマ」「塩ようかん」「ちくわ」「天かす」「サバ水煮缶」「ミニスナックパン」「カロリーメイト」「薄皮クリームパン」…あたりかな~。他のももちろん面白いのでオススメです。オタク、結局全ての回をオススメしがち。
……そんな大好きな動画シリーズでしたが、2020年1月、99回目の動画を最後に活動は終了してしまいました。
はじまりがあれば、おわりもある。おわりの裏には、はじまるものもある。
2020年1月。
"「ケモノ着ぐるみ」によるアイドル(ごっこ)"をするサークル、『プロダクション体育館』が生まれました。
2. ~言葉を話すケモノたち~
2020年1月。ノクス、リオン、ろっ太の3人からなる『PRIME』というユニットと共にプロダクション体育館が生まれました。それから他の踊ってみた動画などを投稿したり、『りっかいくう』という新たなユニットが誕生したりします。
2020年9月24日。
腕利きじょかんとくマグくん pic.twitter.com/5Cfvwk0Xj4
— プロダクション体育館 (@prime_idol) September 24, 2020
突如現れた謎の赤いヤツ、じょかんとくマグがプロ体公式twitterで紹介されます。当時はみんな「一体誰なんだ…」状態でした。
何がどう「誰なんだ…」なのかはなんとなく察していただくとして。
その3日後、2020年9月27日。
まかせろ!アルセロ!!第二回において、コーダという子が動画に出演します。先ほどのじょかんとくマグも生徒役として出演しており、ここで初めて動く姿を見ることができます。
ところで。
いわゆる、"着ぐるみ"という子たちは、言葉を喋らずに身振り手振りでキャラクター性を出してコミュニケーションをするものだと思っていたんです。それまで見てきたケモノ系着ぐるみの子たちもそうやってかわいさやかっこよさなどをアピールしてきたわけです。
しかし上記の動画では、とてもよく喋る!そりゃあ動画コンテンツなので、そうしないとわかりづらいというところはあると思うのですが、言葉を発するのですよ。これはもう、とても驚きました。喋ってもいいんだ!と。
とにかく、とても衝撃を受けました。
それからプロ体は踊ってみた動画以外にも「よいこだコーダ」というコーダが主役の短い動画などを投稿し、ここからさらに色んなことに挑戦する動画を投稿するんだろうなぁとプロ体を見守るみんながそう思っていました。
だがシカし。
2021年6月26日。
とつぜんのテストです。https://t.co/QA2USjJXi2 pic.twitter.com/8rXDShyk0Z
— プロダクション体育館 (@prime_idol) June 26, 2021
突然のライブ配信予告が公式twitter上に投稿される。
この配信を皮切りに、ケモノたちは本性を現していくのだった――――!
3. ~じょかんとく、暴走する~
ライブ配信、そう、つまり、生放送ということであり、ほぼ素の喋りがそのままダイレクトに視聴者にお届けされるということである。
![](https://assets.st-note.com/img/1652373221915-SxN9KA88Sg.png)
プロ体初のライブ配信でしたが、アルセロ単独ゲーム配信ということもあって、割とまったりと、ゆるやかな雰囲気のまま何事もなく終わりました。
本日です。後ほど詳細告知します🔪 pic.twitter.com/mDpbhAa4a7
— プロダクション体育館 (@prime_idol) July 7, 2021
それから2週間後、アルセロに続きノクスもライブ配信に挑戦します。ノクスが苦手なホラーゲームをひとりでプレイし、ノクスの新鮮な悲鳴は視聴者を楽しませたのでした。
3日後、2021年7月10日。それは突然訪れます。
本日です。後ほど詳細告知します🀄 pic.twitter.com/7L7VaLdKh0
— プロダクション体育館 (@prime_idol) July 10, 2021
![](https://assets.st-note.com/img/1652373221994-Rv10e4Tq6n.jpg)
「おはようございまーす。マグでーす」
![](https://assets.st-note.com/img/1652373222003-PuSsi4vBj3.jpg)
「今日は、配信するよ」
![](https://assets.st-note.com/img/1652373222024-2ishpCOwUp.jpg)
「何をするかというと……麻雀です!」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78419858/picture_pc_d89348f5d0a417bf400b4d616fc669c6.gif?width=1200)
「イ゛エ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛!!!!!!!!」
![](https://assets.st-note.com/img/1652373222040-SCGhcHzBSw.png?width=1200)
全てを置いてけぼりにしたこの告知から、じょかんとくマグの本性があらわになるのだった――――!!
4. ~マグーダ爆誕、そして…~
突如アップされた告知動画のインパクトにより、じょかんとくマグの注目度は一気に上昇(自分の中で)し、22時から始まるライブ配信を楽しみに待っていた――――。
22時。じょかんとくマグと、そのお友達であるネムス(後に彼もプロ体メンバーとして加入する)による麻雀配信が始まった。……とりあえず、この配信がなんかもう、最高でした。
マグくんとネムスくんの仲のよさがわかる会話とか、マグくんがよく笑う子というのがわかったりとか、マグくんがちょっと抜けてそうな感じなのがかわいかったとか……とにかく、マグくんの性格がとてもよくわかる配信でした。(ちなみにこの配信では「くんぐ」という名前で麻雀に参加してました)
![](https://assets.st-note.com/img/1652387884172-3GI5E68CAo.png)
家賃はどうなったんですか(電話兎) https://t.co/W5QGUz7uiL
— びい 🐰 (@kanagawa_ken) July 11, 2021
ガチャ……ツーツーツー… https://t.co/n6OupSMqFj
— マグ (@Mag_Asst) July 11, 2021
そのあとマグくんから反応もらったりしてめちゃテンション上がったりなどした。
それから1ヶ月後、2021年8月8日。ついにその時がやってくる……。
もうサムネでバレバレだが、「よいこだコーダ」のコーダがゲスト出演したこの配信でマグとコーダふたりのユニット、『マグーダ』が結成された。
「やってみたくなっちゃったんだよね~」「じゃあやろっか」という感じで本当に突然決まった。いいのか?????
それから6日後にノクスと一緒に踊ってみた動画をアップし、マグーダは華々しいデビューを飾ったのでした。
それからマグーダのふたりは高い肉を賭けて麻雀(テニス)をしたり、スーパー野田ゲーPARTYをしたり、だらだら年越し配信をしたりと、仲良く大騒ぎするのでした。それにしても本当~~~~にこのふたりの掛け合い、面白いんだよな~~~~~。
ん?""掛け合いが面白い""……?
![](https://assets.st-note.com/img/1652466778081-HQbpby51nO.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652466948495-fVBiYLHAlC.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652469547033-4wqrvIxYJV.png?width=1200)
そうしてできあがったものがこちらというわけですね。
5. ~おわりに~
と、まあこんな感じで好きなものと好きなもの合わせたら最高だよな!!という安直な思いで本が作られたわけです。
本当にただオタクが""全て""を語るだけで終わってしまった。いいのか?
まぁその本を作るまでが大変だったわけですが……
その話は次回の本当のあとがきで語りたいなと思います。
俺たちのあとがきはこれからだ――――!!
ご愛読ありがとうございました!
びい先生の次回作にご期待ください!
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