2021-2022POG

ちょっとした競馬好きな仲間内でPOGの指名ドラフトを行いました。12頭の指名と縛り(同一種牡馬は3頭まで新種牡馬は必ず2頭以上指名、1位指名の重複はクジ、以下ウェーバーのプロ野球ドラフト方式。)のある特殊ルールですが、今回私が指名した12頭を一覧として記載したいと思います。(順番は指名順の通りです。)

1.スタセリタの19(牝)(父:Frankel)

 競馬好きの方ならご存知、G1を2勝したソウルスターリングの全妹。  兄のシェーグンランツもそこそこ走っているので、重賞戦線でも善戦してくれて大ゴケはしないはず。。。と読んで一位指名。姉同様にオークスで良い結果を残してくれれば御の字です。名前は「スタニングスター」友道厩舎

2.ピラミマの19(牝)(父:ロードカナロア)

 こちらは、ジャパンカップ・大阪杯を制覇したスワーヴリチャードの妹。坂路で煽り運転するくらいに走ってるらしいのでスピードには優れているのではないかと思います。メイケイエールみたいにはならんといてね。国枝厩舎。名前は「ルナソル」国枝厩舎

3.ブランネージュの19(牝)(父:シルバーステート)

 今回の指名である意味、私が一番期待している馬です。父は今年の新種牡馬で圧倒的力を見せるも重賞に届かず引退となってしまったシルバーステート。母はハープスター、ヌーヴォレコルト、ショウナンパンドラ世代のクラシック戦線で善戦していたブランネージュ。中距離の良いとこ取りの血統である気がするので桜花賞、あるいはフローラSからのオークス制覇に期待したいところです。名前は「ネージュプドルーズ」尾関知厩舎

3巡目までは全て牝馬。牝馬の方が魅力的な血統多いんですよね今年。

4.タッチングスピーチの19(牡)(父:ロードカナロア)

 ここで初の牡馬。個人的に最近気になっている美浦・手塚貴久厩舎からの指名。母はご存じ2015年ローズSの勝ち馬であるタッチングスピーチ。叔父に2019年の菊花賞2着サトノルークスがいるなかなかの血統です。そこに父ロードカナロアの血が入ってどう化けるか。個人的にはカナロアが強めに出て1800~2400くらいのところで強烈な瞬発力を見せて切れ味のある馬になって欲しいなと思います。名前は「クロンマクノイズ」手塚厩舎

5.サマーナイトシティの19(牡)(父:イスラボニータ)

 こちらは、新種牡馬イスラボニータの産駒。イスラボニータ、現役時代ずーっとカメラが大好きですごく可愛かったですよね。新潟開催のセントライト記念でずっとスタンド側に「なんだ?なんだ?」って感じで顔を向けてたのを思い出します。競馬見始めのころに好きになった1頭。その産駒ですが、お母さんはサマーナイトシティ。お兄さんお姉さんには、マイルCSを制覇したサダムパテックとヴィクトリアマイルを制覇したジュールポレールがいます。この馬もその兄・姉同様に西園厩舎に入ります。母方の兄弟や父、父の父であるフジキセキの感じからするとおそらく短距離の方が向いているのかな。スプリントからマイルで活躍してくれればな、と思っています。理想を言えば、アーリントンカップからNHKマイルを制覇してほしいなって感じです。名前は「イスラグランデ」西園厩舎

6.サロミナの19(牝)(父:ディープインパクト)

 6巡目でようやく初めてのディープインパクト産駒ですね。ご存じ朝日杯FSを勝ち、3冠馬コントレイルとクラシック戦線で熾烈な戦いを繰り広げたサリオスの半妹です。ディープインパクト産駒なのでより切れ味が増して、阪神JF・桜花賞で好成績を残してほしいと願う1頭。国枝先生は牝馬には定評があるのでアーモンドアイみたいになってくれないかな。名前は「サリエラ」国枝厩舎

7.マルセリーナの19(牡)(父:キングカメハメハ)

 キングカメハメハ産駒もここで初めてですね。これは個人的に大好きな血統。お母さんのマルセリーナは桜花賞馬。兄弟のラストドラフトは京成杯勝ち馬で、重賞に出てくるとよく馬券を買って当たってました。(AJCCのマーフィは神)また、現4歳の兄、ヒートオンビートはこれも一昨年のPOGで指名しており、期間は過ぎてしまいましたが、今年の目黒記念で2着に来た力のある馬ですね。そのヒートオンビートと同じ血統なので長めの距離で活躍してほしいと思っています。デビューも割と早そうなので目指せ!ホープフルS制覇。名前は「フェニックスループ」平田厩舎

8.ドバウィハイツの19(牡)(父キングカメハメハ)

 ここも兄弟がなかなか走ってるキンカメ産駒です。姉は2018年フィリーズレビューの勝ち馬リバティハイツ、兄は記憶に新しいと思いますが、2020ホープフルSで4コーナーを曲がりきれず西船橋駅に向かった挙句、東西線のホームに三浦騎手を振り落したことでお馴染みのランドオブリバティ。ホープフルは異常でしたが、兄もそんなにキツい気性ではない気がします。血統は良いし、戸田のオジキがしっかりと調教を付けてくれることでしょう。重賞戦線での活躍を期待します。名前は「キングズパレス」戸田厩舎

9.アメジストリングの19(牡)(父エピファネイア)

 実はこの馬は指名する予定が無かったんです。というのも本来狙っていたデニムアンドルビーの弟であるベネンシアドールの19(名前:ダノンギャラクシー)を指名されてしまい、急遽困ったぞ、となったのです。それで、そういえば去年のエリザベス女王杯で本命にしていたウラヌスチャームの兄弟がいたら指名したいな。。。と思い、調べて釣り上げた1頭。姉のウラヌスチャームは牝馬重賞戦線やローカルの中長距離で活躍した牝馬。父がエピファネイアでよりスタミナに特化した1頭になっているのではないかと思います。私の中でのイメージではショウナンラグーン。青葉賞→ダービーコースを思い描いています。名前は「アメジストブラック」中内田厩舎

10.アールブリュットの19(牡)(父:キズナ)

 これも好きな血統の1頭です。母のアールブリュットは、私が馬券でいつもいつも非常にお世話になって勝たせてもらっていたメートルダールの姉です。そんな思い入れのある馬の親戚にあたるこの馬。メートルダールは芝の中長距離路線で活躍していましたが、母の父がマクフィでお父さんのキズナもアメリカ系の血統ですから、芝ではなくひょっとするとダートの短いところ?なんて気もしています。短い距離でも芝であれば函館2歳Sとか京王杯2歳Sとかなのかなと思ってます。名前は「パラレルヴィジョン」国枝厩舎

11.マンデラの19(牝)(父ロードカナロア)

 泣く子も黙るワールドエース、ワールドプレミア、ヴェルトライゼンデの妹。素晴らしい一族ですね。父がロードカナロアなので兄たちよりは得意距離が少し短くなってその分、切れ味に向いてくれると良いかな。なんて思っています。馬体はまあまあ大きいみたいなのでスーパーマイラーガールになって欲しいですね。名前は「ショショローザ」友道厩舎

12.エンジェルフェイスの19(牡)(父:ディープインパクト)

 はい、最後の1頭はディープインパクトの2頭目です。これは、割と隠し玉感がありました。お母さんはフラワーカップ勝ち馬のエンジェルフェイス。母方の親戚にはレディアルバローザやキャトルフィーユがいる優秀な血統です。父ディープ母父キンカメで割とメジャーな血統でもありますから丈夫でさえいれば、重賞戦線にも顔を出して堅実に走ってくれるのではないでしょうか。名前は「ロードレゼル」中内田厩舎


以上が、私のPOGご指名の12頭です。12頭指名という蛇管特殊ルールですが、この指名した馬たちが今年の2歳戦線、あるいは来年の3歳クラシック路線で大いに暴れてくれることを期待しております。これからPOGをやられる方には少しでも参考に見て頂けたら嬉しいです。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?