20230415 痺辛の嚥下不能(リベリオン)
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劇場版名探偵コナン『黒鉄の魚影』を観に行った。
普段から定期的にコナンを視聴しているわけではないが、劇場版は観たくなる。私はそういうかなりライトめのファンである。しかし、私は今作のメインキャラクターである灰原哀がどうしたって好きなので、本当に待ち遠しかった。
現に封切りの翌日、出勤するレベルで朝早くから家を出て、約1時間半強かかる都会まで出てきているのだから気合いの入り方が違う。それだけ早く観たかったのだ。
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観た。いや?最高か?
これアカン。観賞後の反動ともっと観たいまだ観たい!という中毒性に近い何かで脳内がいっぱいになっている。ペロッ…こ、これは…麻薬!!!???え、麻薬なんですか?
とにかく灰原哀のいいところがこれでもかとギチギチに詰まっている。灰原哀のオーバードーズ。そんな映画でした。
私の拙い脳ミソではいつも1回で話を理解しきれないのでやっぱり繰り返し観なければならない。
あと主題歌も素晴らしかった。スピッツの『美しい鰭』
曲として最高なのはもちろん、詞もかなりグッとくる。
サビの詞が本当に好き。
自分が自分でいられるよう大きな流れに抗う、その姿がもう美しいよね。
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昼食はちょっと薄暗くてお洒落な感じのカレー屋を選んだ。
カップルとカップル未満に挟まれて並んでいたのでほんのちょっとだけ居心地の悪さを覚えると共に、知らない人同士が出会い、双方の気持ちを通じあわせようと歩み寄る作業に成功して成り立った人たちや、どうにか成り立たせようと行動を起こしている人たちがいて、世の中にはそういう努力の上で起こせる奇跡がそこらじゅうに存在しているのだなぁと感心した。みんな頑張っている。
私はいつまでたってもキリギリスだ。なるべく努力せず楽しいことだけしたい。目を背けたくなるほど救いようがないが、ただ「その時」がきたら救われなくて当然だと自覚している点ではキリギリスじゃないのかもしれない。
と思ったところで、「お一人でお待ちのお客様どうぞ」と店内に通された。
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注文した辛口のカレーは想像以上に辛くて、胃はまだちょっとだけ余裕があったのにあと少しというところで突然喉がものを受け付けなくなった。トランポリンみたいに反発してきたのだ。甘口を選んでおけば良かった。風の強い日を選んで走ったらこういうこともあるんだよな。調子乗ってごめんなさい。本日付けで辛党名乗るのやめます。今までありがとうございました。
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タイミングが良すぎてオモコロに「すべて」を読まれ、握られている。
かなり面白くてゲラゲラ笑った。
発案者は天才だ。すごすぎて羨望すら覚えんよ。
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