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[雑記]私がアニメを見るようになった経緯3・終

「オタク見習い」のような形でアニメ、声優アイドルの世界を垣間見たワタクシは、その後もアニメの探求を続けるのでした。過去作だけではなく、現在進行形で放映されているアニメにも興味を持ちだしたのですが、ちょうどその頃にやっていたアニメが「まちカドまぞく」。

これがよかった!「テンポの速いギャグアニメ」といった風情なのですが、シャミ子にしろ桃にしろ、出てくるキャラがかわいいのが一つ。「キャラ萌え」というのでしょうか、とにかくキャラが動き回っているのを見ているだけで楽しい、愛おしいという感覚を初めて味わいました。そしてシャミ子と桃の関係性ですね。これがいわゆる百合というヤツなのですね。「尊い」という感覚がなんとなく分かったような気持ちになり、また一つ新しい扉を開けたのでした。

「アニメをどう見るか」を考えるに、「ニコニコ動画」のコメントの意義を初めて認識しました。あのコメントシステムについてはニコニコができた当初から知っていたのですが、どこがおもしろいのかよく分かってませんでした。しかしあの流れるコメント付きでアニメを見るとめちゃくちゃおもしろいことを発見し、できるだけニコニコで見るようになりました。どうでもいい自己主張や悪のりもあるのですが、補足情報や「この場面のここがいい」という解説など、教えられることがたくさんあって勉強になりました。「Cパート」や「アバン」「特殊エンディング」なんかの意味もニコ動で教えてもらいましたね。もちろん、単純に大勢でわーわー言いながら観ている感覚を疑似体験できるところもいいですよね。

そのうち自分でも見よう見まねでコメントし始めたりして、そうするとたまに見ている人から「このコメントいい」という感じで評価されることがあり、通知されるんですが(「ニコる」と言うらしいです)、これがものすごくうれしい!コメントは完全な匿名なので純粋にコメントのセンスそのものが評価されたということなので。もう人生でこれくらいしか褒められる場面はないんです!

そんな経緯で各期4〜5本くらいはリアタイでアニメを観る傍ら、dアニメストア支店の膨大なストックの中からおもしろそうな作品を見つけては少しずつ観るという視聴パターンになって現在に至ります。あまり有名じゃない作品なんかはコメントも少なくて、ニコ動で観る意義があまりないということもありますね…。

最近のアニメを観ていて思うのは、先ほど「まちカドまぞく」でも触れた「百合」の要素が当たり前になっている印象を受けますね。昔の作品では男女の恋愛が軸になっていたのに比して、最近の作品はもう男が出てこない、出ていても添え物程度の扱いで、メインはあくまで女の子同士の関係が多いですよね。ただ、個人的には百合はよく分からない。ふとしたことから別件で「マリア様がみてる」というアニメだけは昔視聴しておりまして、これだけは別口でオールタイムベストかというくらい気に入っている作品ではあるのですが、(いわゆる百合の元祖と言われる)「マリみて」においてのスールの関係と、最近の「百合」の関係とはかなり色合いが違うと思います。引き続き勉強しましょう。ああ、映画「フラグタイム」はよかったですね!

ということで、引き続きよいアニメに出会うべく、探究を続けていきたい所存です。よろしくお願い致します!


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