第3回 金融グレートリセットに備えた資産防衛

参考になるかわかりませんが、小生の行う具体的な資産防衛を紹介します。

小生の読みでは、金融グレートリセットは米ドル、ユーロ、最後に円、の順番でなされます。日米欧の中央銀行発行の通貨は、早くて2023年秋頃から雲行き怪しくなり始め、おそらく2024年、遅くても2030年にはリセットされるとみています。
以下の流れをASAPで実行(予定含む)しています。

【優先順位1】
米ドル、ユーロなど、現行の海外通貨を保有しないこと。
他国通貨はまずは円に変えておく。
外貨建て年金保険は円安である1ドル145円超えのいま、直ちに解約し、円で保有(※)。

401KかiDeCoは途中解約はせず、最小限の月額5,000円に拠出を抑え、国内、外国株式のみのポートフォリオに組み換える。通貨が拠り所となる国債、外債などの安全資産はポートフォリオから外す。

※ 小生は、2020.1に始めたマニュライフ生命保険の「こだわり個人年金(外貨建)」の米ドル建年金保険を2023.8.18.付で解約し、解約手数料として22.8%分の98,569円の損失となった(逆にいえば、損失を抑えた)。円安を利用して、いま、やるべき。


【優先順位2】
保有する剰余通貨を第一の安全資産である金に変える。
金は取得時に無税の台湾、シンガポール、ドバイの銀行、貴金属店で現物を買う。20万円で抑えるなら、インゴット、バーが望ましい。20万円超えになるなら、加工費は別途かかるが、日本入国時に自然を装える喜平ネックレスやブレスレットでも良い(ロレックスと同じ理屈)。

1️⃣台湾、シンガポール、ドバイ(99%以上)でK24(24金)=99.99%~100%の金を買う、インゴットが良い。
1回の日本入国で20万円以内に抑える。
理想は、1Tael(1両)分で20万円以内の相場がベスト。

2️⃣台湾、シンガポールでK21.6(21.6金) =90%以下の金を買い(喜平ネックレスなど)、身につけて帰国。


【優先順位3】
不動産を買う。
不動産は金の次に現物資産で価値があり、相続時に資産を圧縮できる。
可能であれば、低金利(実需なら 0.5%未満の変動金利で住宅ローン、投資ならば地銀をメインにオリックスなどで1.2%〜2.8%程度の投資ローン)でフルローンを組む。
高属性給与所得者ならば、フルで活用する。資産管理法人(株式か合同。本当の理想は宗教法人をM&Aしてそこを箱にして全て管理したいが「使える」モノが出てこない。)で保有するか、個人で保有するかは、個別の資産背景によるため税理士に相談するか自己で学習し充分に昇華させたうえで判断。
不動産を買うタイミングは非常に難しい、一期一会の出会い、と考えるべき。

確実に信用のおける不動産会社と連携し、高属性を活かしてフルローンで高額不動産を買うのであれば、高掴みしても低金利のいま。損して得をとる理屈と覚悟で。

潤沢なキャッシュを保有する場合は、外国人と同じく現金一括購入。
毎日、不動産サイト(※)をまめにチェックしながら、好立地、高積算などを比較検討しながら、日本株バブル崩壊時など、不動産市況が冷え込んだときに指値で爆買い。どこまで指値で指すかは目線が難しい、間違えると買えずに後悔することになる。

不動産の難しさは、株のようにwin-lose(自分だけ勝つ)にはならない、win-win(利害関係者の皆が勝つ)になるということを理解すること。
win-lose (自分だけ勝つ)で買うには、自己が不動産会社になるか、特定の不動産会社と特別な利害関係を持たない限りチャンスは巡ってこないため、必ずwin-win (利害関係者の皆が勝つ)で着地させ、自己が不動産を買うことで周辺の関係者は皆利益を享受できるようにし、日本の不動産業界の実態と制度を受け入れる必要がある。

※不動産サイト
・at home(一番おすすめ)
・SUUMO
・Homes
・Yahoo不動産
・不動産ジャパン
・ジモティー
・楽待
・健美家

【優先順位4】
日本株を買う。
何もしなくても本来価値を持つ(膨大な物権か債権を持つ)会社を選ぶ。
グレートリセット後の配当は、その時の通貨等でなされることを想定。三菱地所、三井不動産を筆頭に、五大商社。その他は読めないため自己判断。
買うタイミングは日本株バブル崩壊時の、早くて2023年秋頃〜2024年秋頃を目処に、暴落時の2番底以降で仕込む。ただし、グレートリセット前に仕込まないと貨幣無価値になり株が買えないため注意、タイミングが重要。

【優先順位5】
日本円はキャッシュポジションとして日本株バブル崩壊時までは、潤沢に保有しておく。それ以降は生活できるレベルまで保有比率を落とし、上記に紹介したオルタナティブ資産に変える。


以上のように、いまからできることは、他に先んじて手を打つことです。万人の皆が成功することはできません。得する人がいれば、同じ割合で損する人がいるものです。リスクをとった先人のみが利益を享受することができる世の中です。YouTubeや仮想通貨をみれば明らかです。
グレートリセットが起きました、さて、どうしましょう、金買いましょう、不動産買いましょう、株買いましょう、とはなりません。そのとき、現行通貨では何も買えません。グレートリセットになるその寸前まで奮闘してクローズできた人のみが資産防衛できると考えています。生活資金のみ、捨てる覚悟で500-1000万円くらいは残しておきましょう。

仮に、2023-2030年の間にグレートリセットが起きず、既存の利権構造を温存したい財務省を中心とした役人と政治家の思惑通り、日本国民が現状を何とか持たせ、収入に対する租税と社会保険の割合が5割超えのいまから、6.7.8割になっても日本人がそれを受け入れ、日本の通貨が生き残るシナリオや、デノミで国の借金と国民の預金がゼロになる実質的な財産税を執るシナリオなど、可能性としてはありますが、世の中の趨勢からいえば、グレートリセットの流れに乗るのが得策だと思い、実行している所存です。
皆さんなら、どのように考え、自己の資産を守りますか?

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