one voice zine vol.13 私の好きな食べ物・嫌いな食べ物 カンタ / Kai / Mag
こんにちは。KMです。早いものでvol.13となりました。season 1では1人づつインタビューしていましたが、S2から3人から4人に話を伺うため、あの時より"人と関わってる"感が何倍にもなり、これはこれで手応えが凄いな…と実感している次第です。もう個別インタビューはやらないの？と言う声もあり、新企画を始めたばかりだしなあ…と思っていたのですが、こうなってくると、人の性というのか、それもやりたくなってきたというのが正直なところ。近いうちにそちらもやりたいと思っています。とにもかくにも、今回も様々な食への好き嫌いを伺ったので、お楽しみ頂けると幸いです。
それではどうぞ！
カンタ (Is Survived By,Hometown Fairground)
北海道札幌市でIs Survived ByとHometown Fairgroundというバンドでドラムを叩いているカンタと申します。双方精力的に活動しておりますので是非各バンドSNSのチェックよろしくお願いします！！
◼︎好きな食べ物
だんぜんうどんです。
家で食べるうどんはもちろん、店で食べるうどんも本当に美味しくて毎回感動します。
札幌にひのでそばといううどん、そば屋があるんですけど、そこのかけうどんは初めて食べても懐かしい味がします。
立ち食いなのも魅力的なポイントです！通行人を尻目に熱々のうどんを食べるあの瞬間本当に幸せです。
ですが、1番美味いうどんはやはり母親が作るうどんです。
あれに勝るうどんはありません！！
◼︎嫌いな食べ物
本当に無理な食べ物はパクチーです。
昔好きなYouTuberがパクチーの紹介をしててそこで知りました。興味本位でパクチー系の商品買ってみたのですが匂いが完全にアウトでした。それ以来あの独特な匂いが忘れられません。最近縁あって生のパクチーが入っている料理を食べたのですがやはり匂いがダメでした...
食べてはみたものの匂い通りの味がして頭がクラクラしてしまいました。克服には大いに時間がかかりそうです...
KM: 札幌の方で活の良い若手がいるぞ、と思ってチェックしていたIs Survived Byのカンタさんです。ovzでは最年少の登場ではないかと思います。実はKMは北海道に行った事が無く、どういった食の話が聞けるのだろうと思ったら、安定安心のうどんでした。昨今、硬いうどんや柔らかいうどんとバリエーション豊富ですが、家で食べるうどんはカスタムから何から気兼ねなく食べられるので、ホッとするし最強ですよね。嫌いなパクチーも、年齢を重ねれば付き合いも変わってくるのでは？？と思います。そんな意味でも今後の彼に要注目！
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Kai(Blow Your Brains Out,Soul Vice)
Kaiです。ハードコアバンドBlow Your Brains Outではボーカル、Soul Viceではベース弾いています。昨年は金髪でしたが今年は坊主です。
BYBOでは昨年UKのQuality Control HQから12インチレコードをリリースしました。(KMさん聞いてくれているのでしょうか！？)
Soul Viceは昨年自主で新曲を2曲配信しています。
ぜひチェックしてください。
◼︎好きな食べもの
欲深いので1番もベスト3も決められません。滅多に食べられない特別なうまいもの(価格が高いとか場所が遠いとか並ぶとか珍しいとか)もたくさんありますけど、それよりも日常の中で手が届くうまいもんを大切にしたいなとここ数年思っているので、その辺を挙げていきます。
【妻が作ってくれるもの部門】
・春巻
ぶっとくて枕みたいな形してる。揚げたては外の皮がパリッパリ、中はジュワーとコリコリ。食感が気持ち良すぎるし味も濃いめで最高。音源で例えるならばJUDGE のNew York Crew epのような力強さと完璧さ。
・ビーフカレー
スーパーで牛スネ肉が安い時に作ってくれる。ルーは市販のルー2種類を混ぜてるっぽいんですが妻のさじ加減で調合/追加されたスパイスの効果で、まず香りという裏拳で鼻をぶん殴られ、脳の食欲ピットをこじ開けられます。ゴロゴロ入ってるでかいスネ肉は長時間煮込まれていて、歯がいらないほどやわらかい部位と、少しの弾力を残してる部位もあり、でかい肉を頬張っているのにその食感の違いで飽きることがない。噛むほど旨味ジュワー。ルーにはそのスネ肉の旨味が溶け出しすぎててコクどっしり。音源で例えるならCRO-MAGS - The Age Of Quarrelのように世代を超えて語り継がれる強い味。基本と革新の同居。
【ご近所系(江東区内)の外食部門】
・三龍亭 ｜広東麺
・亀戸餃子｜餃子
・カマル｜ラムミントカレーとチーズクルチャ
・菜苑｜純レバ丼
◼︎嫌いな食べ物
酢の物全般は苦手です。
寿司は大好きだから酢メシは全然いけるんすけど、それ以外の酢とかビネガー系が苦手ですね。
KM: こちらも気付けば前のバンドから長い付き合いになるカイくんです。ご安心ください。BYBOもSoul Viceも、きっちりチェックさせて頂いております！東京ハードコア、日本のハードコアを支える屋台骨の彼ですが、流石の食の好みだなあ…と説得力のあるラインナップ。今回の画像を送って頂いた時、KMはまだ昼食前で、胃袋を刺激しまくる逸品の数々に飯テロをお見舞いされた次第でした。家庭料理もですが、店のご飯も押さえているのが流石。菜苑の純レバ丼は本当に憧れです。江東区は本当に個人店が熱くて羨ましい！
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Mag (Chopstick Records)
私は様々な料理を食べるのが好きです。多文化なロンドンに住んでいるので、文字通り世界中のあらゆる場所の料理を試す機会があります。レストランの種類が無限にあるので、いつも新しいものチャレンジするのを楽しんでいます！
◼︎好きな食べ物
一番好きな食べ物と一番嫌いな食べ物を選ぶとなると、率直に答えるのは難しいですね。
私は日本食が本当に大好きです！情熱的に。そのシンプルさと複雑さ、豊かな風味、ユニークな材料、そして丁寧な盛り付けが大好きです。日本食はとても美しい！
一番好きな食べ物を選ぶとしたら、例えば一生1種類の料理しか食べられないとしたら、それはラーメンです。
究極の心のこもった料理です…☺️
私はポーランド人でもあります。家庭料理の「ロソウ(rosół)」を食べて育ちました。
これはラーメンにとても似ています。私の子供時代の心のこもった料理です。だからすぐにラーメンに恋をしたんでしょうね。
◼︎嫌いな食べ物
嫌いな食べ物はないと思います。私はとてもオープンマインドで、新しい食感や匂いに嫌悪感を抱くことはありません。納豆も本当に大好きですしね！
でもファストフードは嫌いです。特に大手企業のチェーン店のファストフード店は嫌いです。「食べ物」と呼ぶべきではないものを売っているからだけでなく、資本主義的なアプローチ全体も嫌いです。
食べ物は喜びであり、経験であり、栄養価があり、私たちを幸せにしてくれるものであるべきです。それは創造的で、健康的で、おいしく、工場のラインではなく心を込めて作られるべきです！
食べたいけど食べられない唯一の食べ物は、辛い食べ物です。すごく辛いインド料理やジャマイカ料理を試したのですが、美味しいけれど、体力的に耐えられませんでした…。
この機会を与えてくれてありがとう！食べ物はとても興味深いテーマですね！
KM: KMがやっているGUIDINGのUK盤をリリースしてくれたChopstick RecordsのMagさんです。大の親日家で、昨年には来日し、東京を中心に各地のライブに足を運ぶダイハードぶり。一体、どういった食の好みを持っているんだろうと思い、今回声をかけさせて頂いた次第です。彼女のラーメン好きは知っていましたが、ラーメンにポーランドの家庭料理ロソウがあったとは驚きでした。ただ日本が好きで、日本食といえばのラーメンでは無く、自身のルーツから導き出されたものだったとは。これがハードコアですよ！と非常に興味深い内容でした。なお、Chopstick RecordsからリリースしたGUIDINGのMLPは↓から購入出来ます。宣伝です。。
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いかがだったでしょうか。今回は札幌、東京、ロンドンと各地からお送りしました。お気づきかも知れませんが、今回の三者に共通するのは、大手資本が絡んだチェーン店等による"ファストフード"の類では無く、Magさんの言葉を借りるなら、工場のラインでは無く、心を込めて作られたものです。KMの住んでるところでは、チェーン店が多く、一見すると良いように思われるのですが、個人店は苦戦し、意外と外食には困る状況です。自分は「清濁合わせ飲む」という言葉が好きで、大手チェーンも時には食べる事で、個人店や家庭料理の良さも味わえると思っているのですが、こうもバランスが悪いとなあ…と感じているところに今回の内容でした。色んな食べ物を食べて、色んな事を考える事が出来る自由を実感できる回でした。
次回から次次回はインタビュー回を予定しています。食べ物回も合わせて公開する予定です。とはいえ、予定は未定…また次回お会いしましょう！！
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