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自らシュートを決めず、パスを繋いでゴールを決める達人 ”三宮悠史さん”

福岡を拠点に「健康の達人」の講師業と「起業を目指す人の支援」や起業家同士を繋ぐ場を定期開催しながら活躍されている三宮悠史さんの人間力の裏側にある秘密を伺いました

三宮悠史(さんのみや ゆうじ)さん プロフィール
出身地:福岡県 北九州市
経歴:大手販売チェーン店で国内約70店舗の運営責任者を経験。退社後、健康分野の講師活動、起業家プラットフォームの構築、起業家支援、異業種ビジネスマッチング事業を展開。
職業および活動:
健康の達人 代表講師
合同会社クリエイティブブレイン代表
座右の銘:水は方円の器に従う

「自分の活躍より人の活躍をサポートすることに生き甲斐を感じる」

Q1:現在の活動の根底にあるパスを出す生き方は、どのような認識の変化、心の在り方の変化があったのでしょう?

三宮:わたしは中学1年まで、とても体が弱く悩んでいた時期があったんです。父は警察官で、それはもう肉体的にも精神的にもとても強い人でした。(苦笑)
姉と母も身体が強く運動神経も良く、家族の中でなぜか私だけ身体が弱くて、いつも比較してしまい小学生時代はとても悩んでいました。
でも中1の時、初めてスポーツをしたいと思って野球部に入ったんです。
すると同じ1年に地区で一番すごいピッチャーの子がいて、彼が本当にすごかったんですね。球も早いし、コントロールも抜群!

記者:せっかく勇気を出してチャレンジしたのに、比較をして落ち込んでしまいそうですね。(苦笑)

三宮:そうなんです、けどその彼が自分に個人練習のパートナーとして声をかけてくれたんです。
「なんで、俺!?」って思ったんですが(笑)
けど彼と練習するなかで気付いたことがありました。
小学生の頃、両親に「お前は身体が弱いから人の3倍は練習せんとダメやぞ!」といつも言われていたのですが、彼の練習量がすごくて「あの3倍は絶対にできない!」と思ったんです。
そもそも体力的に不可能でしたから。(苦笑)
けどそこで諦めずに自分の身体に合った練習法を色々調べ、独自の練習をするようにしました。
当時の野球部では、そんな練習法は誰もしてなかったですね、監督に言われる事をするだけでしたから。
話題の友人は中学では、もちろん活躍し高校では甲子園にも行きましたね。

記者:すごいですね!

三宮:ええ、友人としてうれしかったです。彼も大学まで野球は続けていました。
しかし中学の時に目立って活躍した多くのメンバーは、高校卒業後に野球を辞めてしまいました。
私は自分に合った練習法によって、大学でも野球を続け投打ともに活躍できました。
大学のときに一番早い球を投げれたのも中学時代に、出来ないと思ったときに諦めず「出来る方法探し」と「出来ない原因探し」を細かくやり、そして「誰かに聞く・学ぶ・やってみる」を何度も繰り返す。
その経験があったからこそ、アルバイトから正社員に引き抜かれ70店舗の運営責任者までを任される自分になれたのだと思います。 
   
記者:確かにそうですね、三宮さんは大学生で3店舗の管理を任され、スタッフ育成に悩んだ時、異業界の先輩たちに話を聞きにいき、問題解決された経験されてますしね。

三宮:ええ、結果的に弱かった身体もどんどん体力がつき、健康になっていきましたね。

記者:なるほど、目的を諦めず手段を柔軟に選択することはとても大事ですね。

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Q2:これからA.Iにどんどん仕事が代行されていく時代が加速していきますが、三宮さんは、A.I時代に必要とされる社会のニーズは何だと思われますか?

三宮:そうですね。
やはり「心の問題」じゃないでしょうか。
今からは「どんなことに満足感や生き甲斐を感じれるか?」を一人一人が
考えることが大事になってくると思いますし、
「そのような心をどう育てるのか?」が大事になってくると思いますね。

日本は戦後、どんどんそういうことが薄れてきた時代背景がありますよね。

記者:なるほど、そうですね。

三宮:単純作業だけでなく、いわゆる士業と言われるものもAIで効率化されていく中で、より人と人との繋がりの大事さや人間としての道徳的判断が必要な時代になると思うんですね。
なので、そのような教育にニーズが集まると思いますし、私もその仕事はしたいと思っています。   
今は雲をつかむような仕事に思えても、5年後、10年後には新しい仕事としてスタンダードになっているものがあると思います。

記者:確かにそうですね。

Q3:では次の質問ですが、これからどのような美しい時代を創っていきたいですか?

三宮:そうですね、美しい時代というのは人それぞれの認識だと思うのですが、誰もが過去に囚われることなく、未来を創っていくことができることは大切だと思います。
ただ、知っておかないといけない過去も大事と思います。
例えば、歪んだ過去の情報からでは、歪んだ未来が創られてしまうので、正しい情報を知ることは大事と思います。その上で誰もが自由に発想していき、自分のやりたいことをチャレンジできる未来を創りたいですね。

記者:なるほど、素晴らしいですね!とても共感します。
   
三宮:過去(昔)は良かったという発想は好きじゃないんですよね。
戦争時代は本当に想像を絶する大変な苦労を祖先たちはされたと思います、今の私たちがその時代に生きていたら耐えれるほどの忍耐力があるかと言われたら無いかもしれない。
けど、今の時代に生きている人たちが悩みがないかといえばそうではないし、むしろ悩みが過去の人たちよりも深くなっているのかもしれないと思うんですね。

記者:本当にその通りですね。非常に深い話しですが、これから日本人として真剣に考えていく必要があることかもしれませんね。

Q4:では最後の質問ですが、三宮さん自身が熱くシュートを決めたいと思われる事や読者の方々へのメッセージを頂ければと思います。


三宮:うーん、そうですね、人それぞれの役割ってあると思うのですが、自分は一般的に人気がないポジションが好きなんですね。ずっと自分には、飛び抜けた能力はないと思っていましたが、昔のヤクルトスワローズの野村監督が大好きで、彼はもともと能力のある選手より、そうでない選手の能力を引き出す事がとても上手な人でした。当時、弱かったスワローズを日本一に導いてますし。自分も野村監督のように人の隠れた能力を引き出すことが得意な方だと思いますし、そういうのが好きですね。

記者:なるほど、縁の下の力持ですね!

三宮:是非、そのようになりたいですね。
こんなに自分の事を話したのは初めてかもしれないです。(笑)
今日はありがとうございました!

記者:こちらこそ、どうもありがとうございました。

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三宮悠史さんの活動・ご連絡についてはこちらから ↓ ↓
Facebook: https://www.facebook.com/sannomiya.yuji
健康の達人 HP:  https://www.ken-tatsu.jp/408-2

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【編集後記】
今回、インタビューの記者を担当した不知、熊倉、三浦です。
今日のお話しを聞いて感じたことは、いま話題のTeal組織とは一人一人が個性を発揮しながら、生命体のような連携ができる個人でありチーム。まさに三宮さんの個性が発揮できそうですね。今後、益々のご活躍を応援しています!

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この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています

https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36



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