JLPGAツアー 資生堂レディスオープン観戦ガイド（2023.6.30 2日目）／備忘録（菅沼菜々プロ・川崎春花プロを見に）
当日前まで
去年からのゴルフ観戦熱が高まり、一度見に行こうかかなり前から考えていた。開催される大会で一番近くて行きやすいのが、資生堂レディスが開かれる戸塚カントリーに決定。
たぶん土日は混みそうなのと菜々ちゃんや春ちゃんが予選落ちすると見られないので、金曜2日目あたりを想定。1ヵ月前に予定を決めるが、梅雨時期なので万一中止される可能性ありなので水曜日の夜にネットで購入した（teket：テケト）。スマホに受付メールが届くが万一のためプリントも用意。
行く目的は選手を見られることと、菜々ちゃんにサインをしてもらうため。事前に菜々ちゃんがサインのもらい方などSNSの動画で流していたのを見てるので勇気をだしていくつもりでいた。いろいろとサインは帽子に書いてもらうか、ダンロップSlixsonボールに書いてもらうか準備に四苦八苦。最終的にコックの青のキャップにする。
菜々ちゃん、春ちゃんが出るので何組でどういった順番で回るか、お昼はどうするか、当日の天気、暑さで結構歩くが大丈夫なのか？いろいろ思考を巡らせ、16組の春ちゃん（明愛ちゃん、桑木さん）が7:55スタート、26組菜々ちゃん（千怜ちゃん、そらちゃん）が12:10スタートと分かれていたので、16組の後半部分は諦めて一休みし後半26組は終わりまで付く計画にした。初参戦なので行ってみないと分からないという想定。
前の日とかの食事など、一旦コースに出るとギャラリーはトイレがないので、水分の取り過ぎは気をつけないのと食べるものを気を付けるようにして、気楽に観る感じではないくらい気合がはいる。
当日
前日10時過ぎには寝る。興奮して寝られないことは無かったが、朝は5時前には目がさめる。朝は苦手だが、プロゴルファーは毎週これをやってるわけで、あさイチスタートは3時くらいには起きて準備しているのはすごい。
7時前、二俣川駅に着く。さすがに「資生堂レディスはこちらのバスから」という案内は無く事前調べの駅南方向のエスカレーターを上へ行き相鉄バス乗り場の方へ。1人案内人が自分を見て相鉄バス乗り場奥の方へ誘導。出発間際で並んではいなかったが満員状態。バス時刻は正確なものは無くある程度乗せたら出発といった感じである。自分も含めおじさん9割でほとんど。女性、若め男性1割程度。山がちな路をくねくね回り、どう進んだかも分からず10分ちょっとで山のなかのバス駐留所へ着。そこから脇の受付ゲートでスマホの入場券QRを見せ無事入場。すぐにコース案内とペアリングスケジュール用紙をもらう。
そう、この備忘録を書いておこうと思ったきっかけだが、ペアリングとスタート時刻とコースは事前に知ることはできたが、どこから入るの？ギャラリーハウス（食事等どこで食べるの）？トイレの場所は？バス時刻は？クラブハウスとの位置関係が「資生堂レディス」のサイトやましてや「戸塚カントリー」WEBサイトなど全くどこにも出ていないので、数少ないWEBやSNSの情報で実際行ってみないとということもあり…資生堂レディスのWEBにはコース地図にギャラリースタンドやトイレの場所が乗ったPDFファイルくらいはアップしてほしいな～。
行列にいさいさついて行くとどこかのコース脇を歩いているようで、なんとなくクラブハウス方面へ向かう。芝を触ると少し濡れたやわらかな感触で、「ラフってこんな感じかー」と思いながら、自分の家の日本芝との違いを感じながら歩く。曇りで蒸し蒸しするが、まだそこまで暑くはない。このまま雨にならずもってくれるかなといった天候である。
歩いて10分ほど7時10分頃、クラブハウス前に着。パーッと開けた視界にこれがゴルフ場なのかという実感。目の前にはパター練習場があり、既に選手が練習している。「あれ彩美悠ちゃんだ」「祐香ちゃんじゃん」「そらちゃんいる！」と大興奮。平日朝早いがギャラリーはまあまあ入っていて賑わっている。
舞い上がっているうち、何をしていいのか分からずとりあえず16組スタート前に会場内を把握するためギャラリーハウスの方向へ。屋外のテント内は人がまだ少なかったが、奥に資生堂のブースが見えなんとなく近づいて見ると、数日前SNSの動画で見た菜々ちゃんがサインした等身大のパネルを発見。案内のお兄さんがここは撮影OKですと言ってたので、すぐさまスマホで菜々ちゃんパネルを背景に自撮り。優利ちゃんのサインパネルもあったので自撮りしてたら、親切にお兄さんが撮りましょうかと言ってくれたので舞い上がってたテンションのまま、年甲斐もなくお願いをする。
7時55分の16組スタートに向け10番ティーへ向かう。クラブハウス前は「あの選手、えーっと名前が出てこないけど…」と普通にすれ違う、普通の競技ではありえない。心の中で「頑張れー」と応援。あと、選手をまじまじ見ていいものかどうか？10番と1番は隣どうしなので屋根のない観客スタンドを5分おきに行ったり来たり。ドライバーの打球音と観客の「おー」という声援と拍手が聞こえる。
いよいよ春ちゃん組がスタート。今日のDELSOLユニフォームは、上はペプラムのついた薄緑色の可愛い感じのもの。同組に明愛ちゃん、桑木志帆ちゃんがいるのでギャラリーも多かった。明愛ちゃんファンは多くいると思うが桑木ファンも以外と言っては失礼だが声援が多かった。
プレー中、終始張りつめた感じで緊張感の中、打球音と拍手とギャラリーからの声援、選手がキャディさんと小声で何か話している様子、「止まってくださーい」の注意喚起。ずっと選手を追いかけながらぞろぞろと歩んでいく。だいたいはティーグラウンド横から選手のスイングを見ていたが、飛んだ打球は空が曇に同化し、自分の視力も良くないのでどこに飛んだか追えなかった。微かに緑のバック上にボールが跳ねた時や先回りしているギャラリーの声援でフェアウエー上かグリーンにオンしたかがわかる程度。
回りながら意識して覚えてないといけないのは、今何番でパーいくつで選手が何打目でグリーンに乗ったかだ。歩いてついていくのが必死で途中どう回ったら近くで見られるか、途中急な崖を上ったり下りたりするかで他の事を考える余裕は無かった。また、芝生の上を歩くので滑りにくいスニーカーなどは必須。この日の自分は動きやすい汗を通しやすい恰好で正解。ほとんど運動する格好でいいと思う。
この日の16組は桑木志帆ちゃんが前日から調子を持続し、途中トップにもたっていた。ホールの途中数か所に現在の上位スコアが見られるので分かる。明愛ちゃんも出だしこそボギーだったが徐々に伸ばしてきた。明愛ちゃんは声がかかると「ありがとうございます！」と返事をしてくれるのがわかっているからなのか、威勢のいいおじさんは時々声をかけると返事をしてくれるのが面白い。その瞬間は周りの観客もなごんだ雰囲気になる。集中している選手にとってどうなんだろうと思うが励みになるのか。
一方、この日春ちゃんは調子が悪く目の前をうつむき加減で通っていく姿。最終的にスコアはノーバーディで＋6をたたいて予選落ちしてしまう。パットもショットもイマイチだったが、まあこういう日もあるから仕方ない。
へーっと思ったのは、3人がティーイングエリアに揃わなくても順番が先の人はすぐに打ってしまってもいいんだと思ったこと。また、選手以外にも各組について選手とギャラリーの間に入って仕切りをしている関係者やスコアボードを掲げている人も大変そうだ。
前半が終わり選手は休憩せず後半にすぐ入る。休みなしかと意気消沈。後半1番から出て再度クラブハウスに近づいた4番で、少しでも挽回してくれと願い春ちゃんを見送り、自分は午後の26組に備え離脱。
時間的にそろそろ菜々ちゃんも出てくるかなと思いパター練習場近くに待機。クラブハウス方向から可愛らしい緑のユニフォームで歩いてきた女の子を見て「あっ、菜奈ちゃん、本物だー」と当たり前の感想と感激でテンション上がる。パター練習場で、以前動画でみたことのある練習器を取り出しコーチらしき人も駆けつけカップめがけ練習。そのあと「時間がない、急いで！」とキャディさんを引き連れ目の前を去っていった。どこに行ったのかサッと消えてしまったが、後からマップを見て分かったが多分ドライビングレンジへ急遽練習しにいったかな？
テンションが上がってるので足の疲れはまだ大丈夫だが、軽度の心拍はずっと上がりっぱなし。
後半に備え一旦一休みとギャラリーハウスへ。資生堂パーラーも出店してたので、カレーでも食べたかったが、胃もたれもするだろうし26組スタートまで間もないので持参のコンビニおにぎりで済ます。
12時10分、本命の26組スタート。まだ曇りで途中は日が差したりもしていた。その前に隣10番で優利ちゃんのスタートを観ようと思ったが、昼時間帯がさすがに混む。朝のように行き来はできない。人と人の隙間からチラリと見え、拍手が起きる。この組はさくちゃんと昨年優勝者の青木瀬令奈さんだけに一番人気組かな。
菜々ちゃん組もスタート。千怜ちゃんとそらちゃんもいるのでこちらも負けず多くのギャラリーを引き連れる。途中なんとなく雲行きが怪しくなり、何度となく傘をさしたり閉じたりを繰り返してた。そのうち選手も諦めたか結構な雨のなかでも差さずにプレー待ちする。
ずっと一緒に回ってて面白いのが、選手同士の仲の良さ、人見知り度合いなんか見え隠れして、ちょっとクスっとしてしまう。午前の組とは違い、千怜ちゃんはにこにこして、菜奈ちゃんと話してるし、菜奈ちゃんもそらちゃんと話だしてるし、スコアが良くなかった3人だが、降ったり止んだりする雨のせいもあり開き直ってプレーしてた気がする。
菜々ちゃんは前半-3まで伸ばしたが後半ドライバー、ショットが安定せずイライラが募るも最終的に出だしと同じイーブンで上がる。千怜ちゃんもショットパットがかみ合わず久々の予選落ち。ギャラリーからの声援にはにこやかに対応してた。そらちゃんはドライバー曲げたてたなー。結果＋7で予選落ちしてしまう。ただ、ギャラリーの通路からすごい高い弾道でフェアウエーに戻したショットは目の前で見れてすごかった。3人フェアウエーに落ちると飛距離の差が良くわかる。飛ばし屋“かみそら”ちゃんも笑顔がいいので今後頑張ってほしいとこ。
午前中から各ホールいろんなショットやパットが見れてすばらしかったし、全て頭のメモリーに記憶しておきたいものだが、あり過ぎて覚えてられないのが残念。
さすがに後半は辛くなってきて足がつってきた。また、湿度が高く気温もあり、水分補給のお茶も底をつき急遽9番終わりでドリンクを買いにいく。
途中雨で髪の毛が大変になったのか、菜々ちゃんはホール間でお団子にしながら移動してた。前髪命系女子にとって雨の日は大変だと思う。天気もスコアも湿った日なので、さすがに菜々ちゃんのハートマークは見られなかったのは残念！
コース途中のボードでこの日のカットラインが＋2となっていたので、菜々ちゃんはなんとか通過できそう、千怜ちゃんはもう少し、そらちゃんは無理かなーと思いながら少しでもバーディーを取って気持ちよく上がってほしいと願う。
長かった2組付き（9＋4、9＋9）で31ホール歩いて見て回ったのだが、プロは時には36ホールも回ったりもするだろうし、本戦で4日、予選会やプロアマもあるともっと回るだろうしスタミナには感服する。
26組が上がった時間は、あまり覚えていないが4時半すぎだろうか。菜々ちゃんアテストを済ませて今日の修正点などのパターとドライビングレンジで練習していた。その間クラブハウスの前でうろうろしていると何人かの選手がサインに応じていた。見かけたのは吉本ひかるちゃんや千怜ちゃん。千怜ちゃんには結構行列が出来てた。
ほどなく菜々ちゃんも練習が終わりクラブハウスのフェンス越しにサインに応じてくれてたのですぐさま並ぶ。たぶんお父さんの真一さんかな？サインしてもらう物にアテンドしてる。動画や先日のZEROで出てた時より若々しくみえた。もうサインは書きなれているので2秒とかからない。簡単に「明日は頑張ってください」と声をかけし、「ありがとうございます」と返してくれた。（「明日は…」と言ってしまったのは失礼かなと思いながら反省するも、「ありがとうございます」に対する2秒の質問はもう少し考えておけば良かった）サイン中は自分もサイン見ててあまり表情見れてなかったのも残念。まあ、テレもあるけど…。
今日1日やること全て終わったーと思い、雨が上がったゴルフコースの遠くの景色を見てすっきりし、バス乗り場へ向かう。ここで気づいたのが来るときは9番ホールの脇を通ってきたのだと。9番ホールはまだ最終組がプレーしていた。あの金髪は一目でキンクミさんだと分かった。
[備忘]
日焼け対策（曇りでも1日で顔と腕が真っ赤になった）
コースを周りながら栄養補給できるもの。水類はもちろんアメやゼリードリンク。
（歩くだけで余裕は無いが）コース番号とパーいくつかを把握しながら見る。
ティーイングエリアから見る位置や時には先回りしてボールの飛んでくる迫力を味わってみる。
もう少し選手の顔と名前と特徴を勉強しておく。
etc
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