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階段。

これは国立新美術館、のぼれなかった階段。




実家の窓が開いて、冬の匂いがする。
今年が終わっていく。
自分が進もうとしなくても、勝手に進んで、いつの間にか終わっていく。
いつの間にか、もう3時間しかない。

今年は何かできたんだろうか。
階段に足すら掛けないまま、曖昧に諦めてきてしまったものが多い気がする。
その反面、資格を取ったり、仕事の資料をたくさん作ったり、演奏会のスタッフをたくさんしたり、前に進もうとしてそういうことをした自分もたしかにいて、立ち止まっているのはそれなりに嫌だったんだろうなとは思う。

階段に足を掛けなかった自分、諦めてしまった自分、折り合いがつけられなかった自分、そんな弱い自分が来年は少しでも前に進めたら良い。

来年は少しずつ頑張れたら良い。
もっと上までのぼれたら良い。




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