Forget-me-notを聴かせてくれ!
3期fripSideを何気に楽しんでいる筆者であるが、ここまで追うことを決めたきっかけの曲が存在する。それがForget-me-notである。
-目次-
§1 Forget-me-notのここが良い
§3 Forget-me-notは3期fripSideが創り出した至高の贈り物であり、まおま
おが無双する曲である
§1 Forget-me-notのここが良い
冷たかった雪が解け、次の春を迎えようとする頃、別々の方向へと歩きだした2人の姿を描いた曲。寒くても2人でいれば温かかった思い出を振り返り、やるせない気持ちを残しながらも、「君」は笑顔で明日に向かっているのだから、こちらも前を向いて歩いていきたいという「私」の想いを静かに熱く表現している。
直接的には前向きな言葉が使われておらず、悲痛さと「君」への想いを歌い続けているのに、なぜか強い想いが伝わってくるのは詞が良いのかボーカルが良いのか。二期is2の悲哀曲、「secret of my heart」を思わせる曲ぶりに、図らずも涙がこぼれ落ちる。
少し明るさも感じさせるピアノから曲はスタートし、1番を担当するひーちゃんの歌唱が始まる。ひーちゃんの繊細で透明感ある歌声は情景描写にピッタシである。音はsatピアノだけの中で歌声が、寒さも残る初春を透き通るように響いている。Bメロになるとテンテンテンとピアノはリズムを刻み、少しずつ高まりを増していく。
「後悔だけ 私を支配して」「どれほどに君を求めて叫んでも」
サビ入りの瞬間から、一気に音が増える。まおまおコーラスも重なり、ひーちゃんの歌声とそれを支える音の厚みが曲の表現力を高めている。
サビが終わるとシンバルのような音と共に、静けさが再びやってくる。
2番が始まる。1番と異なり、ズンチャズンチャとリズムを刻み、ベースが下支えをしている。そこを担当するのはまおまおだ。彼女は繊細というよりかは、エモさと力強さのある歌唱が魅力で、サビに向けて再び熱を増していくのにピッタシ。「お互いがそう 強く歩いたから」の所からサビに向けて流れるように入っていく。こういう無駄の無さ、BPM低めのバラード曲でも、すんなりと聴けて飽きさせないのだと思う。1回目の「澄んだその瞳穏やかに」を済ませ間奏へ。転がるようなピアノ、そしてギターが落ちサビに向けて、エモさを充填していく。キラキラキラという音を残して無音。
「今もきっと明日に向かって」(エモエモゲージ100%) 「澄んだ その瞳おだぁやーかにぃー」(120%) ここの「にぃー」の所、本当に強い。iR京都公演で初めて生歌唱を聴いた時、「上杉真央」の圧倒的声量、表現力に鳥肌が立った感動、今でも覚えている。過去との共鳴なんて要らないんです。この音の波動さえあれば3期は推せるのだ!
ここでエモさが絶頂を迎えた後にひーちゃんがサラッと綺麗に歌い上げてくれる良さ。ソロ曲のDistance1には無い所なんですよ。ひーちゃんがいるからこそ、曲に抑揚が生まれると言うか、聴きどころが生まれるんですよね。
DIstance1は少しのっぺりしているというか、全体的に聴きどころ少なくて…
ツインボーカルの良さがふんだんに活かされてるんですねぇ。
ラスサビ前にターンターンとリズムを刻んでいくのも良い。最後まで飽きさせない良い曲だなぁとしみじみ
ラジオでまおまおがForget-me-notを印象深い曲だと言ってくれて本当に嬉しかった。これから先のライブでも披露してくれるんじゃないかなと、ちょっとは希望持てたし、助けられたよ。
§3 Forget-me-notは3期fripSideが創り出した至高の贈り物であり、まおま
おが無双する曲である
2023年8月7日の福井公演はForget-me-notが日替わりで披露されたライブだった。その公演後の帰りのサンダーバードで書いたForget-me-notの感想をここに完コピしておきたいと思う。
Forget-me-notは3期fripSideが創り出した至高の贈り物であり、まおまおが無双する曲である。 いや、前半はひーちゃんが映える曲。透明感ある歌声は静かにスタートするAメロBメロにピッタシであり、snow blindを彷彿とさせるサビでの盛り上がりではツインボーカルの良さが全面に出た音の重なりをみせる。「今は何も届かないこと」のひーちゃんの声は綺麗すぎて心を浄化してくれること間違いなし。
そして、2番が終わり感傷的な音を奏でる間奏が哀愁漂うこの曲の世界観へと観客を引き込んでいく。高音ギターからの無音でエモさはピークを迎える。そこでまおまおが「今もきっと君は明日に向かって」と歌い、「澄んだその瞳穏やかに」で持ち前の圧倒的表現力、声量が最大限に発揮され、これまで膨らんできていた観客のエモエモゲージが最高潮に達して爆発、無事に心停止
-終わり-
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