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Twitch DJ配信時の配信音量セッティング(No mic)



非力な環境ゆえ「配信音声」以外で勝負できなかった

twitchでDJ配信を始めて2024年1月末で3周年を迎え、4年目に突入しました(シェアした動画は3周年配信のアーカイブ。音量設定最終な時期)最初はDJ用としても使ってる非力なMacbook Pro1台とモバイルwifiルーターでスタート。途中から配信用PC(windowsノートPC)と光回線を導入し、手元カメラ配信に変化していきました(配信環境、映像関連その他は別の機会に改めて)。
当時は非力なデバイスでの配信も相まって、360Pの解像度が限界。(後にハードウェアエンコードを知り、多少快適になりますが。)
そんなわけで、せめて配信音声くらいはマトモにしたい!が発端でした。

歪まず、うるさくなく、できれば音圧も稼ぎたい

実際にみなさんがどんなセッティングにしてるか?興味ありましたが、当時DJ配信者の方の設定例は探せなかったため、DJ Mixを編集する時と同じくEQ、コンプレッサー、リミッターを追加したらいいかなと思いました。OBSの音声フィルタにもありますが、僕は使いにくかったのでVST2xプラグインを追加。(これら3種はフリープラグイン)

OBSの現行versionから下から上まで通したレイアウトが可能になりました。
レベルメーターは長いと見やすい。しかし横幅最大のレイアウトはできなかった。

画像のようにセッティングして、OBS音声ミキサーのピークメーターが大体最大で-5dbを超える辺りくらいを目安に音量設定してます。(このあたりを目安にすると上がった場合でもある程度対処できる。VUメーターは読み方勉強中ですがRMS K-14に設定してます。)自分はTraktor Z1コントローラーの出力をYAMAHAのMW10Cミキサーに入力。ミキサー内蔵のAudio IFでOBSに入力してます。入力後EQで20Hz以下と30KHz以上をカット。自分の環境の場合、外部IFより感度が低い感じがしたので、EQ段で5dbレベルアップ。次にコンプで極々微量のコンプレッション(かけすぎると暑苦しい音声に)画像だとコンプ出口で1db下げてますね。そしてリミッター。な流れです。コンプ使う理由ですが「ピーク高いが音圧低い曲」と「ピークそこそこだが音圧高い曲」のバラツキを多少改善するのと、各楽曲はアンビエンス感も様々なため、微量のコンプレッションを行うことで粒がそろって、全体的にまとまると感じたからです。(EQ→コンプ→リミッター→VUの順番)

↑上記セッティングで配信したアーカイブがこれになります。(21min. Daigest)

細かいセッティングはその時々で変化してますが、大きくは変更しないでやってます。上記プラグインのうち、W1 Limitter・Mac版はauプラグインのみだったのでMacで配信してた時は別のリミッター使ってました。音圧に関しては欲を出しw様々な試みをし、実験段階で歪みまくった配信音声を聴かせてw、視聴者様方にご迷惑をおかけした事も多々ありました。配信開始時から「音圧を稼ぎたい」と思ってましたが4年目突入し「それは諦めたほうが良いな」と思った次第ですw。

「基準曲」と「モニタースピーカー音量」

「基準曲」は決めておくとレベル設定に役立ちます。自分の場合、

Traktor側でちょうど良いレベルに調整。

入力側ミキサーのCHフェーダー調整。

モニタースピーカーの音量決め。

OBSの入力ゲイン調整、な流れです。

スピーカー音量、以前は聴感のみで決めてました(故に失敗もする)。現在はミキサーのMasterフェーダーで正確に管理するように変更しました(YAMAHA mw10cはチャンネル入力した音声をMaster通らずに直接OBS入力できるからですが)。このミキサー使う前は、stereo CHが4系統ある点が気に入っただけで音質的に全く期待してませんでしたw。使用後は入力音声の変化が少なく癖の少ない音質で気に入ってます。次にミキサー買い替える場合もYAMAHAにしたい!と今は思ってます。

OBSで録画。Youtubeにアップして「詳細統計情報」をチェック。

2023年4月から配信PCを使うようになりましたが、回線も光になったため、配信録画ファイルは非公開でyoutubeにアップするようにしています。アップした動画を右クリックし「詳細統計情報」をクリックすると左上に情報が表示されます。これらのうち「Volume/Normalized」の項目を配信音量設定の目安に使ってます。上の画像だと(content loudness -0.6db)となってます。youtubeの基準値より-0.6db低いってことだと認識してます。僕の配信アーカイブはだいたい「-0.8db~1.2db」あたりくらいになってる感じです。youtubeは音圧高い音声の場合、ノーマライズされますが、音圧低い場合はノーマライズされず、小さいまま処理しているようなので、音量設定の目安になると思ってます。昨年末にモニタースピーカー入れ替えてセッティングやり直すことになった時、OBSで短時間mixを録画。youtubeにアップして「詳細統計情報」を確認。を何度も行ってセッティングし、ようやく2月初旬あたりに落ち着いた感じになってます。

配信音量が小さいとダイナミクスも失われる感じがする

私的に、、、どうしてもそう思うのでw、セッティングしてる感じです。また、出音ひどくても視聴者は指摘してくれること少ないですw。自分で気づく必要があると思って、配信時はiPhoneにヘッドフォン繋いで、配信中の音声を確認するよう心がけてます。

また、気付いたことがあった時は追記します。

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