残滓日記−01

生きたくない理由がないから死んでないだけで、死んだとしてもデメリットが多いから死んでないだけ。みたいな人生が数年続いてる。
ただ生きる理由もそろそろ尽きてきていよいよ死ぬ気配が見えてきた。自分が30代まで生きてるビジョンが全く見えない。むしろ来年ぐらいにはぽっくり逝ってるんじゃないかとすら思ってるし、もうそれでいいとも思ってる。

本当に欲をフルスットルで言うのであれば永遠に生きたい。永遠に生きてみんなを観察したい。これは今の意識が観察できれば何でも良いので別に電子生命体になってもいいし本当に不老不死でもいいしなんならみんなの潜在意識に潜り込んで生きていきたい。
最近生きてもどうせ100年後には死んでると思うとあんまり生きる理由が見出だせない。俺は永遠に生きたいというのにこの肉体は100年後には朽ち果てているというのだ。全く納得できない。遺憾である。
何かをしたいとかそういう欲はなく本当にみんなが生きている様子をずっと見ていたい。せめて今の知り合いが全員老衰するまでは見てたい。なんかでもそれすらできなさそうだし、世界は俺のことを嫌うし、やってらんねえな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?