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レーザー星人のひとりごと~ニュ-ヨ-ク ブルックリンで行灯デビュ-

やっと涼しくなってきましたね、でもそうなると
「昼夜の寒暖差が体にどうとかこうとか・・・」
言わないと気が済まないレ-ザ-星人です。
 
今回は、レ-ザ-星人、ニュ-ヨ-クの展示会に出品
という景気のいいお話です。
普段、ローカルな小さい話ばっかりですので「えっ!」と
思われる方が大半でしょうがリアルなお話です。
 
出品のきっかけは、レーザ-加工を始めた頃から色々と
お世話になっております神戸市産業振興財団のU女史と
F氏からのご案内でした。
 
「ラブジャパン2023」というイベントがニュ-ヨ-ク
ブルックリンで開催されるのだけど、今回のテーマが
「サスティナブル」ということで、御社の作品作りに
ピッタリだと思われますが、参加されませんか?という
ご案内で、わざわざ弊社までご足労いただきました。
 
ご説明と頂いた資料を確認したところ、レ-ザ-星人でも
参加できそうなハ-ドルだなと思ったのと、何と言っても
ニュ-ヨ-クしかもブルックリンなんて、普段接することが
ない刺激的なワードに惹かれ、参加を決めたという次第です。
まぁ海外展開って、普段から気持ちの片隅にはありますが
みずから具体的に動くというきっかけは中々ないもので
今回はある程度お膳立てがあるし、やってみるか!でした。
(決断って、ちょっと浮かれた感じの時が多いですよね!)
 
開催されるブルックリンファッションラボのサイトアドレス
2023ラブジャパンプロジェクト - ブルックリンビューティー/ファッションラボ (brooklynbbfl.com)
 

イベント紹介のトップページ


作品の詳細ページ(下に説明がだいぶ続きます)


それで、後は、直接、主催者との交渉で、基本的な事項を
確認、参加申請の手続きと難題である「何を出す?」という
作品選定の段階に。
 
「出し物を決めて参加」「参加を決めて出し物を考える」の
順番に?はあると思いますが、今回は開催日程に余裕が無く
同時進行みたいな感じでした。
 
テーマの「サスティナブル」に適合した物が求められるのは
当然として、折角だからそれに他の付加価値が加わったもの
そして一番重要な「間に合うもの」ということで決めました。
 
但し、参加申請には、和英で出品作品の概要やポリシ-的な
情報並びに現物写真を登録する必要があり、作品準備、POP
梱包、発送手段の確立も含め数日間は結構バタバタでしたね。
 
で、何を出品することに決めたかと言うと「木製 行灯」です。
 

現地で展示してるPOP

これの売りは
・「サスティナブル」の代表素材MDF(中密度繊維板)を使用。
・有害ガスが発生しない安心、安全な製品。
・電池式で、災害時、停電時に簡易照明として使用可能。
・和風でもあり、洋風でもあるインテリアになじむデザイン。
と考えており、申請内容にも、POPにも表示しています。
 
バタバタした内容ですが、まず作品準備で、既存のサンプル品を
ベ-スにはしたんですが、大勢の外国人の目に触れる(願望)
ので、化粧直しが必要なのと、輸送時の破損防止が大きな課題
ですので各部に補強を施しました。
 
また、申請内容に必要な英文化もサービスデザインリ-ダに
ちょっとお願いして、その間に並行して作品準備です。
 
作品ができたら梱包ですが、アメリカの配送する人って
根拠のない偏見ですが、ちょっと乱暴な印象が有ったので
かなりしっかりしたものにしました。

行灯収納ケース

行灯は元々立派な収納ケ-スが付いてますので国内での
発送は、その収納ケ-スの外周をダンボ-ルで囲うだけで
済ますのですが、今回はそのダンボ-ルと収納ケ-スの間に
緩衝材を入れ、トップとボトムには、角当て補強を兼ねた
上蓋、底蓋を取付て万全(たぶん)なものにしました。
 
英文も出来上がり、写真も入れ申請も終了、POPと梱包も
何とか終了です。
後は主催者から推奨されたEMS(国際スピ-ド郵便)での
発送ですが、これも事前登録などが必要なので、ちょっと
手間がかかり、登録後も、必要書類のプリントアウト等
慣れていないレ-ザ-星人には結構な負荷でした。
(手書きの宛先などは税関やらで通用しないようです。)
 
それで、郵便局での発送ですが、費用が6600円かかるとの
事で高いなとは思いましたが、事前に判明していた額でもあり
無事支払いも済みました。
 
そこで当然だと思いますが「いつ頃届きますかね?」って
聞いたんですよ、すると「申し訳ないですが不明です。
くじけずに「一週間か十日ぐらいですかね?
いやほんと分からないんですよ、2週間かもしれないし
えっ「国際スピ-ド郵便」のスピ-ドはどこ行ったんや?
6600円はどこに使うんや?って、正直言いそうになりました
でもね、そんだけ分からんと言うことは、2~3日で届くという
可能性もあるのかと思い直し「宜しくお願い致します。」と
大人の対応で発送完了です。
(結果は下の写真で・・・EMS様大変失礼いたしました。)
 

国際スピ-ド郵便(ほぼ最短で到着/感謝)

 
到着が確認できたんで、主催者側のホームペ-ジを見ると
早くも、うちの行灯が掲載されていて、現地担当の方も
素早い仕事をされているなと感謝です。
 
その中に、現地での展示状況の写真もありましたので
何十年かぶりに、我が子の初舞台を応援する親の心境に
近いものがありました。
 

現地での行灯とPOP(上段右)

後は現地での反応などについて、現地担当の方に教えて
いただけるとありがたいなと思ってます。
 
このイベントは12月終わりぐらいまで、結構な長丁場
ですので、もしもし、ニュ-ヨ-クへ行かれることが
ありましたら、親戚の子供みたいな感じで様子を見て
やってくださいね!
 
今回は、海外展開に必要な基本項目と、それに関しての
現実的な手間の確認ができたということで、いい勉強に
なったと思います。
 
え-っと、行灯帰ってくるとき、また、運賃掛かるな!
物事を、中々、大局的に見れないレ-ザ-星人でした。
 
現地の反応などが分かりましたら、ご報告しますので
また読んでくださいね。レ-ザ-星人でした。
 

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