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【ボーボボ 16話】「ガダポン」「ピロッチ!」ボーボボワールド初登場

『ボーボボワールドにでる「ガダポン」「ピロッチ!」って何?無敵要塞ザイガスって何話にでてくるの?』

無敵要塞ザイガスは【奥義16話 誰かあの3人を止めてください by ビュティ】の冒頭ページで登場します。

無敵要塞ザイガスについてはこちらで詳しく解説しております。
【ボーボボ】無敵要塞ザイガス!そこに隠された驚きの真実とは!

【本記事の内容】
・「ボーボボ 第16話」の紹介
・「ガダポン」「ピロッチ!」の元ネタ
・ボーボボワールド初登場

ソフトンとボーボボが激突するバトル回…必見です。

ボーボボ【奥義16話 誰かあの3人を止めてください by ビュティ」】の見どころ


今回は何といってもボーボボワールドのお披露目です!

・ボーボボワールドとは?聖鼻毛領域の極意

この1点を集中してご紹介していきます。

ボーボボワールド とは

これはボーボボが作り出した領域のことで

『この世界に入ったものは魂を開放することができ、
 精神の奥に眠りし真の力を使うことができる』

と本人が語る奥義のことをさします。

人気作品、呪術廻戦における領域展開のようなものといえばよいでしょうか。ちなみに本編では、魂を開放させないと精神が崩壊して死ぬと明言されており見た目やネーミングに反して殺意の高い技で、ソフトンは瀕死の重傷を負います。

どのように魂を開放させたのか見ていきましょう。

奇声をあげる

『ジャパッチ・ガルバーザ!』
『ケムナ・ゴ・ラルカッチャ・チター二!』

意味不明な言葉を発しながら、ビュティをペナント(旗)でベチベチ叩きます
当然日本語ではありませんし、一見メチャクチャなムーブですが

『言葉の意味ではなく、魂が震えた言葉を叫ぶ』

そんな言いたいことも言えない世の中へのアンチテーゼであるといえるでしょう。

ご飯に納豆をかけなきゃ死んじゃう!

首領パッチが魂の開放をしたところ

・ご飯に納豆をかけるという強迫観念に駆られる
・ナマズとうなぎを間違えてキレる

と奇行に走ります。

これは『発掘! あるある大事典II』(2007年)の凋落
納豆を健康食品として過剰に捏造した結果、
打ち切りに追い込まれた話を予言していたのでしょう。

当時TVの影響力は大きく、納豆を食べればすべて解決するような報道で
スーパーから納豆が品薄になる事態も起きました。

健康でありたいという一種の信仰を揶揄した極めて計算された描写といえます。

「ガダポン」「ピロッチ!」

ガ ダ ポ ン

意味のない言葉のように思えます。この1つ前のページでも

お互いに「ピロッチ」を連呼して滅茶苦茶テンション上げる

というやはり意味不明な行動をしており、これについて明確な解釈はできませんでした。

しかし、この意味不明ながら人の心をうつ自己表現は呪術廻戦にも継承されています。

なんと呪術本編でガダポンが使われているのです。
こちらで詳しく解説しております。

ボーボボは呪術廻戦の全てを予言していた!?パクリ疑惑の真相!

ソフトンの正体

『お前は俺たちに見せられない自分があるのだろう。』

瀕死に追い込まれたソフトン
ボーボボワールドは精神を開放し、素の自分をさらけ出す領域展開

素の自分とはつまり、ソフトンの正体、ビュティを大切に思う兄としての姿です。
ボーボボの奥義で自らの敗北は認めてもビュティに心配をかけたくない。そんな葛藤がみてとれます。

『いい戦いだったぜ』

心意気を組んでしっかりトドメはさしつつ、峰うちする
そんな主人公としてのボーボボの高潔さを垣間見えることができます。

まとめ

ボーボボワールドの魅力が爆発した回でしたね!

言いたいことも言えない世の中ではただのポイズンですが
たまには魂を開放するのもいいかもしれませんね。

原作/作者であります澤井先生の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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