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【ソーニャちゃん 死亡】キルミーベイベー公式公認の衝撃回、スルメ回を解説

「ソーニャちゃんって原作では死んでるの?」

実はこの噂、本当に死んでいる可能性があるのです…!
これは、公式が公認している物議をかもした回にて起きました。

【本記事の内容】
・ソーニャちゃんは本当に死んでいるのか

Googleで「ソーニャちゃん」と検索すると「死亡」「死去」という物騒な予測検索がでてきます。

今回はその元凶となった『スルメ回』について解説していきます。

スルメ回の概要

収録されているのは原作7巻・84P
あらすじとしては

心霊スポットの中に金庫があると聞き探索する2人
・いるはずのないタコイカがカメラに映る
・怖いことばかり起こる為、逃げる2人

という流れで問題のシーンにつながります。

ソーニャちゃんが箱の中で血だらけ…!

逃げる途中、やすなが金庫を見つけます。

『よせ そんなことやってる場合か』と画面外で叫ぶソーニャちゃん
やすなが金庫を開けるとそこには…

血だらけのソーニャちゃんが座っていたのでした…!

そして、青ざめているやすなの後ろ姿…
画面外で顔だけ見えない、ソーニャちゃんのツインテールと足だけがあるのでした…

話題となった理由

キルミーベイベーでキャラクターがギャグとして死ぬ描写はよくあります。

その為、血まみれになったくらいでは話題にはなりません。
この死亡描写はどうして話題になったのか、

それはホラー描写に続きがあるからです。

最後のホラー描写※閲覧注意※

金庫を開けた後、気絶し廃デパートの外でやすなは目が覚まします。

五体満足です。

横にいるのはいつものソーニャちゃん。
安心し、何があったか思いだせないと呟くやすな

『無事だったからいいだろ』とソーニャちゃん。

そして最後のコマ。

「なあ知ってるか ここは昔スルメの加工工場があったらしいぞ…」

やすなに背を向けて話すソーニャちゃんの顔は黒塗りで、、

とても人間とは思えない方向に配置された目だけが浮かんでいたのでした…

死亡描写への解釈

これがスルメ回。ジャパニーズホラーです。
この描写は2つの解釈ができると考えられます。

①ソーニャちゃんは死んでいない、ただの作者の趣味説

やすなは常人の発想や精神でない描写が数多く見られます。

そして、非日常的な事象が立て続けに起きたことで冷静な脳内処理ができなかった可能性は大いにあります。

その為、以下のような理由だったと推察できます。

・金庫の中のソーニャちゃんは幻覚
・作者が血まみれのソーニャちゃんを描きたかった
同人作品でゾンビものとか描いてたからそのノリで作った
キルミー作者の同人誌!作品の魅力と購入方法を解説

ソーニャちゃんの顔がヤバい理由

そうなると自然に、最後のコマでソーニャちゃんの顔がヤバい理由も説明できます。

・ソーニャちゃんはめっちゃ怖がっていた
・怖がったり、力んだりするとソーニャちゃんはすごい顔になる
原作3巻16ページで、蚊を逃がさない為、顔に力を入れたら
・やすなに「ひどいかおwww」と言われていた

これはしっかりとしてエビデンスですね…

十分納得ができます。
しかし、私はもう一つの、恐ろしい解釈に心が惹かれてしまうのです。

②ソーニャちゃんは死んでいる。その後、ギャグ時空で蘇った

ソーニャちゃんはマジで一回死んでた説です。
単純に、スルメの悪霊パワーで以下のような事象に巻き込まれたしまったのでしょう。

・悪霊がソーニャちゃんをキルミーする
・死体を見られた為、悪霊はやすなを気絶させ、記憶を改ざん
・スルメの悪霊がソーニャちゃんの身体をのっとった

クッソきもい目は醜い悪霊の内面を表現しているのでしょう。

しかし、1つ疑問が残ります。
どうしてソーニャちゃんはキルミーされてしまったのでしょうか?

それは悪霊の正体がスルメであることが関係しており、
作中キャラの中にソーニャちゃんをキルミーしたかった人物がいたのです!

作者カズホ氏からのメッセージは「スルメ」?

執筆者は元々語学教師をしておりました。
その為、言葉の意味や語源について考えることがよくあります。

スルメは英語で「dried squid」
「squid」だけだとイカという単語になります。

そして、このお話の中に

イカがぬるっとでてきて消える

という唐突に挿入される描写が存在します。
ギャグの前振りとしても違和感があり、これは

「イカは消して考えろ」

という作者カズホ氏からのメッセージではないかと推察できます。

イカ、つまり「squid」を消すと
残ったこの文字列は「dried」

よーく眺めてみると「died:殺す」
という単語が浮かび上がってくるのが分かるでしょうか。

これはこじつけではありません。
それは残った「r」に意味があるからです。

それには、今回の悪霊がスルメであることの意味を考える必要があります。

スルメの語源と「r」が意味するもの

スルメの語源は「墨を吐くものの群れ」
から音が転じて「スルメ」となって説が有力です。

また、漢字では「鯣」と書きます。
「易」には「変わる」という意味があります。

イカはだめになるが、スルメは加工品だからダメにならないという意味なのですが…

ダメにする、ダメになるという意味で「reject」という言葉があります。
頭に「r」がつく常用単語100選にも挙がられる大変ポピュラーな単語です。

そしてこのrejectには「原稿を没にする」という意味の「没」というニュアンスがあります。

スルメの悪霊は〇〇からの刺客だった…!

そう…キルミーベイベーで「没」を象徴するキャラクター
原作では出番を与えられず、アニメでメインキャラと絡ませてもらえなかったあのキャラクター

「没キャラ:CVくぎゅ」です!

つまりスルメの悪霊を使ってソーニャちゃんをキルミーしたのは
没キャラだったんだよ!!!

\な、なんだってー!!!!!/

どうして最後のコマ、読者にだけ分かるような場面構成になっているのか、
それは没キャラから読者への勝利宣言だったです

そして没キャラに脅されたカズホ氏は我々読者にだけ分かるように
メッセージを送ったのです。なんということでしょう…

まとめ

ここまでスルメ回について語られるようになったのは

「ソーニャちゃんがマジで死んだように見える」「スルメにのっとられた」

というインパクトのある描写をギャグ無しでオチに持ってきたことにあると思います。
そして筆者は2023年8月、新たな解釈を発見してしまったのです…
「スルメ回」についての新解釈

キルミーベイベーという作品は、場外戦の方が有名で内容について語られるのはごく一部ですが、

声優さんの熱演
・豊富な楽曲
・魅力的なキャラデザイン

など、他のアニメと比べても見劣りしないもので個人的にはアニメ初心者にもおススメです。
キルミーベイベーは面白い!アニメを52週見た筆者が解説

原作/作者でありますカズホ氏の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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