見出し画像

【ボーボボ 2話】股間にアヒル!変態とパンツの子どもに隠された愛憎劇

ボーボボでアヒルが股間にいる回って何話だっけ?

これは記念すべき【奥義2話 変態】にて登場します。

【本記事の内容】
・「ボーボボ 第2話」の紹介
・アヒルが股間にいる理由
・つけもの 星になる

実はこの【奥義2話 変態】
ボーボボ230話の長い歴史の中でも異質な下ネタが多用されている回なのです。

ボーボボ【奥義2話 変態】 みどころ

今回、股間のアヒルが最大の見どころです。
しかし、他にも魅力的な描写も多いです。

・肩パッド 味付きだった
・ボーボボ 決闘者になる
・毛刈り隊最高指揮官 こどおじだった
・つけもの 食べられる
・股間のアヒルとパンツ

の5点です。順に解説しましょう。

肩パッドがしょうゆ味のせんべい

毛刈り隊は北斗の拳よろしく肩パッドを装着していますが…

この肩パッド、せんべいになっているのです…!

おせんべいというのは丸いのが定番ですが、その常識を覆してきます。

おせんべいの成り立ちから見える深い描写

おせんべいのはじまりは…

売れ残った団子を平らに焼いて売ったと言われています。
今風にいうとSDGs準拠の食べものと言えるでしょう。

それをあえて肩パッドにしているのは資源が不足している時代背景を暗喩していると考えられます。

ディエルディスクを装着するボーボボ

キラリーノ(股間にアヒルをつけた変態)に襲われたビュテイ
それを助けるボーボボですが、次のコマで

何故かデュエルディスクを身に付けています

そして、何故か次のコマでは消えており、一瞬このシーンの意味が分かりません。

キラリーノはガチデッカーだった…?

これはキラリーノがガチデッカーであることを察してリアルファイトに方針変更したものと考えられます。

フレキシブルに戦略を立て、実行する。
主人公ボーボボのハジケIQの高さがなせる技と言えるでしょう。

毛刈り隊最高指揮官テル こどおじだった

リモートワークを順守している毛刈り隊最高指揮官テル

ボーボボはコロナエイジを予言していたと言われる原因となった描写です。

また、母の『ごはんよー』という呼びかけに

『ウルセー今行くっつってんだろ!!!』

と反抗的な態度の一方、実際は頭が上がらないところなどは昨今の社会情勢を反映した描写と言えます。

つけもの 犬に食われる

つけものは犬に食われて星になりました。
惜しまれない、どうでもよい犠牲でした。

股間のアヒルとパンツの子ども

最も驚かされたシーンです。

タバコを吸いながらイキっているアヒルに全員が説教される(!?)

アヒルがしゃべるのもおかしいのですが、出生の秘密と比べればかすんでしまいます。なんとこのアヒル、アヒル×パンツ でできた子どもなのです!

そもそも交配できるのでしょうか。

たしかにアヒルは雑食。水上、陸上いずれでも交尾をします。
異種族での交尾のレアケースは起こりやすい動物ではあります。

パンツに隠された大人の事情とメッセージ

掲載誌の週間少年ジャンプは一線を越えた下ネタはNGと聞きます。
それを考えると、本編でパンツと描写されている女性用下着は

「不義理で生まれた子ども」を「ただの下ネタ」と認識させるためのトリック

ドロドロとした愛憎劇は掲載NGだったため、性行為を連想させつつギャグを織り込める「女性の下着」を登場させたのです!

『お前はただの下ネタだ』と親父が突き放したのも
恐ろしい本質から目を逸らすための親の愛だったのではないでしょうか。

まとめ

アヒル・パンツ・変態
一見珍妙ながらも、練りこまれたストーリーは次回から更に加速していきます。

原作/作者であります澤井先生の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?