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「どしたのわさわさ」の元ネタは江戸時代だった【わさわさ 意味】

OPの歌詞にある『どしたのわさわさ』ってどういう意味?

日本語教師をしていた筆者がお答えします。これは
江戸時代から使われていた由緒正しき日本語です。

正確には「わさわさ」という表現に歴史があるのです。

インターネットでよくみる『わさわさしてきたな…』には、キルミーベイベーの生まれたジャパンのエッセンスが大いに詰まっているのです。

今回は、「わさわさ」という言葉の意味についての解説です。

わさわさ とは

前提として、わさわさは造語ではなく純粋な日本語です。
古くより使われておりまして、辞書的な意味は

いかにもうれしそうで、生き生きとして見えるさま

となります。

現代で近い言葉としては「うきうき」が一番近いでしょう。

『どうしたのソーニャちゃん!テンション上げていこうよ!
ふぇっふぇーい!』

やすなのOPでのセリフはこのように、うきうきしている様子を示しているのです。

わさわさ は江戸時代から使われていた

「わさわさ」は音の響きと現代のポップな価値観から生まれた言葉と思われがちです。

実際は、江戸時代の浄瑠璃「淀鯉出世滝徳」で使用された記録があります。

『悲しい顔を見せまいと、わざと にこにこ 「わさわさ」 と』

※出典情報詳細※
「淀鯉出世滝徳(よどごいしゅっせのたきのぼり)」

男を慕う遊女が悲しい顔を見せまいと気丈に明るく振舞うシーンです。
キルミーベイベーとは温度感は違いますが、

想いを秘めてそれを口に出さない

という点は共通しています。

アニメ キルミーベイベーは「わさわさ」と深く関係している

OPやアニメの歌詞を考察すれば、深い関連性があることが分かります。
興味のある方はこちらもどうぞ

【キルミーベイベー】キルミーのベイベー!の歌詞に込められた意味を考察【op】

まとめ

いかがだったでしょうか。

「どしたのわさわさ」「わさわさしてきたな…」
は大変使いやすく、前向きでポジティブな言葉です。日常から使っていきたいですね。

また、キルミーベイベー原作はきららで連載中(きらら4コマ漫画で最長クラス)です。
半額以下で原作を読めるお得情報も紹介しておりますので、こちらも活用ください。

キルミーベイベーの漫画は無料で読める?安く読む方法を解説【2024年最新】

原作/作者でありますカズホ氏の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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