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アニメのキルミーに2期はこない2つの理由【キルミーベイベーは死んだんだ】

「キルミーベイベー」のアニメ2期ってあるの?

ファンなら一度は考えるアニメの2期
キルミーベイベーもネット上で2期があるかないか、よく議論されます。

「キルミーベイベーは死んだんだ」というネットミームもよく見かけますが、どれくらい実現する可能性があるのでしょうか。

今回はキルミーベイベーのアニメ2期、可能性があるのかを解説していきます。

結論:キルミー2期の可能性は極めて低い


結論として、キルミーベイベー2期の可能性は極めて低いといえます。

しかしこれは「需要がないから」「人気がないから」「面白くないから」という短絡的な理由からではありませんし、そのような結論は健全とはいえません。

筆者の大好きなキルミーベイベーをあえて「2期はない」と論ずるのは大きな2つの理由があるからです。

理由①:きれいに終わっている


根拠の1つ目は、アニメがきれいに完結していることがです。

きれいな幕引きをしたアニメは、ファンの声もあり2期を作成しない傾向があります。

キルミーベイベーの最終話は

・最終話「キルその13:きるがみーしてべいべする」
・2人が落とし穴に落ちる
ソーニャちゃんがやすなに手を差し伸べる

2人の友情が13話を通して結実したようなシーンで感動のエンディングとなります。

※ちなみに原作では、穴に落としたままソーニャちゃんのみ脱出する

原作とは異なり、2人の友情を特にピックアップしたエンディングは
ファン人気の高い格別なクライマックスです。
【キルミーベイベー】やすな×ソーニャのカップリング、同人作品についての考察

きれいな終わり方だからこそ、2期への過度な期待や不安、美化された世界観が壊れてしまうことへの恐怖がそうさせるのかもしれません。

2期が待たれるアニメ達

「ファンが2期を求めているのに…!」というアニメをいくつか挙げてみましょう。

・同じ掲載誌のきららで掲載される「ゆゆ式」
・未だに原作ストックが充実しているはずの「月刊少女野崎くん」
・名作の呼び声高い「緋弾のアリア」

他にも数多の名作で2期が作成されていないものは多いです。
スポンサーが途中で降りたボーボボのような例外もありますが、共通点を考えてみると

・原作が続いているorもしくは原作者の方の活動休止
・メディアミックスで元気がある
・声優さんの引退

上のどれかにあてはまる場合、アニメよりメディア展開やメディアコラボに動く傾向があります。

キルミーベイベーは上2つに該当しており、3つの事情が特に大きいでしょう。

理由②:キルミーベイベー特有の声優事情

これはキルミーベイベーファンなら皆さん察している方も多いと思います。

「あぎりさんの声優が引退済み」

これに尽きます。

詳しい説明は控えますが、2期を作成する場合
「呉識 あぎり」というメインキャラの1人の声優を変更する必要があります。

「呉識 あぎり:CV 〇〇」

現在稼働中のきららファンタジアでは
「亜人ちゃんは語りたい:町 京子(まち きょうこ)」さんを
演じていらっしゃった「篠田 みなみ」さんが声を当てています。

素晴らしいお声と演技力をお持ちの方で、従来のあぎりさんのイメージを崩さず動いているあぎりさんを見ることができます。

アニメを作るということ

『じゃあ声優さん変えればいいじゃん』

たしかに声優さんが鬼籍に入り交代になる場合は多いです。

とはいえ、素人考えでもアニメはスポンサーがいて予算がおりてこそ作成されるのは間違いありません。

引退理由は刑法に関わるショッキングなもの
スポンサーが敬遠するのは想像に難くありません。

この最上位であるキルミーベイベーの2期は難しいという結論は道理に外れていないと言えるのではないでしょうか。

実は…2期の実現可能性は0ではない!?


ここまでキルミーベイベーの2期はこない理由を説明してきました。
一方で、絶対にないとは言い切れない要素もあります。

キルミー2期への伏線!?最新13巻はキルミー復活を暗示していた…?

リニューアルブームがきている

昨今、名作と言われるアニメの復刻ブームがきています。

・めぞん一刻
・シティーハンター
・聖闘士星矢
・ルパン三世

ここ数年だけでも上記の作品があります。
ライトノベル原作、いわゆる「なろう系」が多いように思える最近ですが、
2023年冬アニメを数えてみるとほど漫画原作と同数。互角です。

キルミーベイベーは死んだんだと揶揄された時期もありますが
生まれ変わるという意味でこれほどピッタリな作品もないでしょう。

曇らせブームに最適な作品

曇らせという言葉があります。
ネット発祥の言葉で「キャラクターの心情をかき乱す」という意味

この曇らせに興奮する猛者もいるようで

「〇〇への曇らせたまんねぇ~」

とのコメントが散見されます。

キルミーベイベーの原作は作者カズホ氏の趣味で
やすな・ソーニャちゃんが完全に絶命している描写が少なくありません。
端的に言えば、ホラーやグロっぽい描写があるということです。

【キルミーベイベー】スルメ回に負けない死にっぷり大解説!

1期では友情路線でしたが、2期ではメインキャラが怖がる様子
曇らせを取り入れることができる余地が大いにあるのです。

ぼっちざろっくの大ヒットにあやかり、きららの大御所ともいえるキルミーベイベーにも曇らせを搭載した2期がくることを個人的には期待したいところです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

10年近く、2期があるのかないのかワサワサしている本作品ですがもし2期がくれば令和のビックニュースであること請け合いでしょう。

キルミーベイベーという作品は、場外戦の方が有名で内容について語られるのはごく一部です。しかし

声優さんの熱演
・豊富な楽曲
・魅力的なキャラデザイン

など、他のアニメと比べても見劣りしないもので個人的にはアニメ初心者にもおススメです。

原作/作者でありますカズホ氏の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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