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スキャンサービスは解決の一歩目、世界共通の課題を突き詰めた”創業の想い”。

この記事は2019/08/21にWantedlyに投稿した記事を一部加筆修正して投稿しています。

こんにちは、クラビス広報です。
株式会社クラビスについて、クラビスが提供する「クラウド記帳サービス STREAMED」について。その裏側にある、私たちのストーリーをお伝えしていきます。

記念すべき初回は、クラビスCEOの菅藤が”創業の想い”を語ります!

語り手:菅藤達也(かんとうたつや)
株式会社クラビス代表取締役・CEO。
株式会社マネーフォワード執行役員 提携/M&A戦略担当。
ゲーム業界でプロジェクトマネジメントや海外開発拠点設立を担当。2006年に現マクロミルに入社し、M&AやJV設立を担当。2012年に株式会社クラビスを設立。2017年11月より、マネーフォワードグループに参画。

「STREAMED」について:

クラウド記帳サービス STREAMED」は、経理の現場の課題である「紙からのデータ化」を解決するサービスです。領収書や通帳のコピーをスキャンするだけで、手書きの領収書でも99.9%正確にデータ化され、仕訳データを作ることが可能です。

社会課題に目を向けるきっかけとなった、IBM北城さんの言葉

社会人最初の頃はゲーム業界でプロジェクトマネージャーをしたり、マクロミルという会社で経営企画にいたりしたんですけど、サラリーマン時代は、正直そんなに世の中の課題に関心はありませんでした。

そんなマクロミル時代に、IBMの北城恪太郎さんが主催されている勉強会に参加したんですね。北城さんが、若者たちに刺激を与えて発破をかけてくれるような月イチの勉強会です。その第一回目の北城さんの話を聞いて、かなり衝撃を受けたのが「少子高齢化」だったんです。

これまで日本の経済成長は人口が支えてきたけど、日本の人口は今がピークで、ここから減っていくと。これからの経済を支えるためには、労働力の確保と、生産性を高めなくてはいけない。その時に、きみたちは外に目を向けて行かないといけないんだと。そのひとつの方法が起業で、起業することによって、新しい雇用を生んだり、経済を活性化させることが出来るはずだよ、と。

それを聞いて、自分のマインドが変わったんですね。その時はまだ「ああ、日本ってこのままだと豊かな生活をすることが難しくなるんだ」みたいな漠然とした感じだったけれど、自分も何か出来ることないかなって思うようになったんですね。これが2010年頃で、起業する2年ぐらい前です。この時に「起業」「少子高齢化」「労働力」「生産性」みたいなキーワードがとても印象に残りました。振り返ると、この勉強会にすごく感銘を受けたなって思っています。

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人生は有限、課題解決に繋がるようなチャレンジをしたいと思った

もうひとつのきっかけは、2011年に起きた東日本大震災。人生って突然終わりを迎えるんだという事実を目の当たりにして、「自分の人生の使い方ってどうあるべきなんだろう」と深く考えるようになりました。

北城さんが言っていたような「少子高齢化の時代」に突入したときに、自分の子供だけじゃなく日本の子供たちの将来を考えると、親の世代であるぼくらが何かやってないとだめじゃないか?って強く思って。このままサラリーマンとして誰かの想いを実現することよりも、世の中の課題解決に繋がるようなことを自分で見つけてチャレンジをしたいと思ったんですね。それと同時に「楽しい人生にしたい」。自分自身がとても楽しみながら、世の中の生産性を高められることをしたいなと。

それまでは起業して失敗したら大変そうだなと思ってたんです。でも人生は有限だということに気付いて、失敗するかどうか分からないことを恐れるぐらいだったら、まずはやるべきだなって意識が変わったんですね。

シンガポールの成長ストーリーにワクワクして、起業しようと決めた

はっきりと起業しようと思った瞬間は、シンガポール出張中ですね。理由はとてもシンプルで「ワクワクしたから」(笑)

アジアのハブであるシンガポールを視察したくて出張したんですけど、そこでシンガポールという国自体が巨大なベンチャー企業だと感じました。空港に着いた瞬間からめちゃくちゃ効率化されてたりして。シンガポールって人口も少ない、土地もない、海に囲まれてるから水もない。要するにないものだらけなんですね。なのに貿易拠点として成長して、そのあとアジアの金融の拠点になってるんですよね。

そうやって明確な意思を持って取り組んで、結果的にすごく成長して、一人あたりGDPが日本を超えている。日本は人口が減ってヤバイヤバイって騒いでるわけじゃないですか。でも、元々人口が少なくてどうしようもなかった国が、一人あたりGDP、要するに生産性を高めて成長して日本を超えるってすごいことだなと思って。そこにすごくワクワクしたんです。あと、シンガポールリバー沿いの夜景とかもすごく素敵で(笑)

シンガポールは、起業家を応援しているんですね。たった一週間滞在してるだけで、登記が完了して起業できちゃうんですよ。そういう起業家プログラムみたいなものがあって、出張のついでに起業できちゃうっていう。それを見て、成功するかは別として、起業すること自体はすごくカンタンなんだなと思いました。出来るか出来ないかで悩んでる場合じゃなくて、やるかやらないかだけなんだと。それで、よし起業しよう!と決めました。

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(シンガポールリバー沿いの素敵だった夜景)

世界共通の課題を突き詰めたら、「紙をやっつけよう」にたどり着いた

いきなり「STREAMED」という事業を思いついた訳ではなくて、最初はシンガポールで実験的に受託開発の会社を立ち上げました。一年間ぐらい、毎日毎日もがいていましたね。自分は何をやるべきなのか、毎日いろんなアイディアを書いては考えて書いては考えて。

北城さんの教えのとおり、日本に思考をとどめずにグローバルに物事を考えなきゃいけないと思っていたので、やるなら世界共通のニーズを叩きに行きたい。企業こそが経済を動かす力になるから、対象は法人がいい。では「企業における世界共通の課題」ってなんだろう?と。

売上に直結する課題は、ビジネスモデルに応じて個別最適化が必要になるので、世界共通化するのがすごく難しそうだなと。それでいうと、バックオフィスは世界共通で、とりわけ共通化しやすいものが経理なんですよね。経理は「会計」というビジネスにおける共通ルールで支配しているものであると。ということは、日本の経理で起きている課題っていうのは、実は世界共通だったりするんじゃないか?そう感じて「経理に関わる課題解決」に絞りました。

経営企画時代、ぼくは経理からあがってくる数字を分析することから仕事がスタートしていました。けれど、経理の人たちはその数字を出すために月末月初に終電まで残業しているのを見ていたんです。それで、この「数字を作るまで」の作業をめっちゃ短くしたいなと。紙を見ながら入力するのって超面倒くさいですよね。なんでスマホでレシートを撮って仕訳データ化できるサービスがないんだろう?と。

シンガポールや日本でも、経理でいちばん面倒なことは何かヒアリングしてみると、案の定「紙からPCへ入力すること」。本当にこれは世界共通の課題なんですよね。おそらく紙っていつか無くなる。でもその「いつか」が一体いつなのか分からない。だからずっと放置され続けてるんだろうと。

ベンチャーは「ニッチの一点突破」が戦略の要だと思っているから、大企業が入ってこない、かついちばん面倒くさそうな、この「紙をやっつけろ」っていうテーマで事業を考えてみようと決めて。もうそこから夢中になって、「STREAMED」の事業計画を書きました。

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ぼくたちにしか出来ないことで、課題を解決し続ける人生でありたい

ぼくは「スキャンサービス」を作りたくて起業したわけではないんです。根っこには「少子高齢化という社会課題をどうにかしたい」というのがあって、そのために「世の中を効率化するソリューションを作っていきたい」と思っているんですね。

もうひとつ、「自分たちにしか出来ないことをやる」ということにすごくこだわりがあります。かつて経営企画の仕事をしていた頃は「差別化がいかに大事か」、「競争優位性をどうやったら作れるのか」ということをひたすら考えていたんですよね。大企業はコモディティで勝負している。普及すれば結果コモディティになる。でもベンチャーってそこに風穴を開けなければいけないので、「他にはないニッチな差別化」をとことん突き詰めていくことがすごく大事だと思っています。

なので、事業のスケーラビリティとか、社員数を増やしたいっていう想いが全然なくって、本当にぼくたちにしか作れないプロダクトを作れる集団でありたいし、他には出来ないことをする集団でありたい。そうやって、世の中の生産性の課題を解決していきたいと思っているんです。

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クラビスは、“自分たちにしか作れないプロダクト”で、一緒に課題を解決する仲間を募集しています。
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