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noteはじめました part2

皆さんこんにちは、そしてゆかりさんお元気ですか?といってもゆかりさんはいまルツェルンに私を訪ねてきているので元気なことは知っています。

すっかり記事を書くのが遅くなってしまいました。

まず初めに、前回の記事でゆかりさんが私についてつよつよに書いてくれたことはとても嬉しいことなのですが、一番に訂正しなければならない部分があるとすれば、私がルツェルンにくることを決めたのは半ば勘と勢いだったということです。もちろん受験前はいろいろな学校について調べ、現地の先生方を訪ねていったりもしました。しかし私が受験をする頃はちょうどコロナが始まったあたりで、特にドイツの学校では入試の取り止めなど必然的に受けられる学校の選択肢が減らされていたという状況でした。それでもどうしてもその時すぐにヨーロッパへ行きたいという思いがあり、勘と勢いで学校を決め、日本を飛び出したという背景があるのです。いろいろな人になぜそこにいるのかと言われることはよくありますが(そう聞かれる理由もよく理解できますが)、私の決断は間違っていなかったと思うことも多々あります。

私の話はよいとして、ゆかりさんについて少しお話ししたいと思います。ゆかりさんの記憶からは消え去っていたようですが、ゆかりさんと私が初めて出会ったのは2018年で、ゆかりさんがイタリアで行われたコンクールのマリンバ部門で優勝した時でした。コンクール期間中はあまり長く話したという記憶はありませんが(ものすごく集中していて、メラメラ燃えていて、あまりヘラヘラ話しかけるのが申し訳なかったというのもありますが)、ゆかりさんの演奏を間近で見て、心から真っ向勝負で音楽をしている人だなという印象を受けました。その1年後に私がコンクールと学校探しでヨーロッパを訪れることとなり、いきなり連絡を取り、チューリヒのゆかりさんの家に押しかけて行ったのでした。今考えるとその時の私もかなりメラメラしていて、マシンガントークをかましていたことを覚えています。それでも優しいゆかりさんは私の話を黙って聞いてくれて、私が一通り話終わった後にとてもありがたいアドバイスをくれるのでした。その後ゆかりさんには私の留学準備をたくさん助けてもらい、留学後も定期的に連絡を取り続けるようになりました。ゆかりさんとは真剣な話もふざけた話もたくさんします。真剣になりすぎて、会話が白熱し沸騰寸前になることもしばしば。それでも1分後には「うめー」と気の抜けた声を出しながら美味しそうにご飯を食べるゆかりさんはなんとも魅力的な人で、私は彼女からいつもたくさんのことを学んでいます。ゆかりさんが取り組んでいるプロジェクトについても逐一話を聞くことができるのは、私にとってとても刺激になります。ゆかりさんがチューリッヒからケルンに移ってさらにその活躍ぶりはめざましく様々なところで毎週のように演奏しています。

そんなゆかりさんと普段話していて(公開できる範囲で)皆さんと共有したいことをこのnoteに書いていくことにしました。今回はゆかりさんが記事をあげてからかなり時間が経ってしまいましたが、定期的に変わりばんこに更新していきたいと思いますので、ぜひ引き続き読んでいただけたら嬉しいです。

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