TEAM NACSのこと

19日の金曜日にNACSのファンクラブ限定グッズの予約が始まった。「やっと押しに貢げる!!」と喜ぶファンたち(笑)私もきっと今回のグッズについでと称して色々買うと思う。

北海道の劇団、TEAM  NACS。森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真。90年代、北海学園大学演劇研究会で出会った5人は、劇団を結成して今に至る。今や、全員が日曜劇場に出てしまう俳優だ。

とはいえ、私は昔からのファンではない。洋ちゃんが全国進出した頃からのファン、だとか、いやいや、札幌でしか本公演やってない時から見てるよ、とかそういう歴史はない。でも最近新規ファン多いから、新規ファン、というほどでもない。ファンクラブは4年目に突入したぐらい。

前の投稿のラーメンズが好きだった私は、片桐仁さんとよく共演しているイケメンの俳優さんがいることに気づく、あー、戸次さんって言うんだこの人。調べてみると劇団をやってて、大泉さんと一緒の劇団らしい。もうすでにそのころ主演をバンバンやっていた大泉洋が北海道の人だと言うこと、劇団をやっていると言うことは知っていて、これが大泉さんの劇団のメンバーかー、他にはどんな人がいるんだろう。と調べているうちに興味を持っていく。

最初にDVDで見た公演は「COMPOSER」だった。まだ面白いなぐらいの感じ。クラシック好きな私からすると話の展開が飛躍しすぎてちょっとついてけないところもあった。その後、職場に NACSファンの人がやってきてラーメンズと NACS話で盛り上がる。彼女はラーメンズに興味があり、私は NACSに興味がある、と言うことでDVDの貸し借りが始まり、どんどん引き込まれていく。最初のCOMPOSERはレンタルだったけど、彼女に借りたDVDはセル版だから、特典映像がついていて、またこれがめっちゃ面白い。真剣に芝居を作っている顔、5人で悪ふざけをしている顔。いろんな姿が見られる。

その後に、賢太郎さんの舞台「ノケモノノケモノ」に音尾くんが主演し、なんと最前列で音尾琢真を見ることができたり、「趣味の部屋」の再演に当日券で滑り込み、戸次さんをみることができたり。少しずつ、 NACSの芝居も生で見たくなる。

2015年、本公演「悪童」の時、まだファンクラブにも入っておらず公演も遠征しないといけない所だったため、チケットは取らず(取ることもせず)。けれど、ライブビューイングがあることを知る。ライビュなら車で行ける距離の映画館で観れるし、行きたい!!と思いチケット(一般抽選)申し込んだら、あっさり外れた。え?チケットって外れるの?ライビュなのに?やばい、これは真剣に取らねば!と一般先着のラストチャンス、コンビニの機械の前で待ち構えていたのに取れなかった。。。取れないと思うと見たかった。。。思いは募る。

2016年、TEAM  NACS結成20周年イベント「TEAM  NACS ⅩⅩ」住んでいる街での公演もあったので行きたかったが、この時点でファンクラブに入っていない私は案の定チケットが取れず。この辺でやっぱりファンクラブは入るべきか…と悩み出す。その時に、職場で知り合ったとある方が NACSのファンでⅩⅩのチケットを余らせている、一緒に行かないかと誘ってくださった。しかも最前列。

最前列ほぼ中央(ちょっとだけ下手寄り)の席で見た初めての5人は衝撃的にカッコよく、面白く、楽しそうだった。私にとって初めての NACSの芝居体験(生)は「King of Curry」の朗読劇。

このイベントで披露された朗読劇「King of Curry」は札幌時代の舞台の朗読劇バージョンなんだけれど、これがまたくだらない話で。登場人物が「カレー王子」だの「ハンバーグカレー」だの、必殺技が「死のカツカレー」とかわけわからん話なんだけど。最前列にいると、照明が当たっていない NACSさんの表情もよく見える。そうすると、スポットライトを浴びた瞬間に役者の顔になって役に入りこむ、そういう瞬間を目の当たりするのだ。よく通る声、声だけで作り出す世界観。圧巻だった。もっともっと見たいと思わせられた。


長くなってしまった。まだファンクラブにも入ってないや。初めてのファンミ、初めての本公演、初めてのジャンボリー…まだまだ書きたいことあるのでこの辺で。また書きます。

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