見出し画像

『赤江瀑の世界  花の呪縛を修羅と舞い 』(河出書房新社編集部)

 発売されました。

https://twitter.com/Kawade_books/status/1275431824726974464

『赤江瀑の世界  花の呪縛を修羅と舞い 』(河出書房新社編集部)
https://www.amazon.co.jp/dp/4309028950?tag=klage-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1

 こちらに目次があります(ページ途中にある目次タブをクリックしてください)。

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309028958/

 目次コピペ。

赤江瀑の世界 花の呪縛を修羅と舞い
河出書房新社編集部
■目次
『海峡──この水の無明の真秀ろば』 「破片E 海は海人のように」より
 写真=栗原弘
赤江瀑世界への誘い――「花」の呪縛をかたどる作品たち 成田守正
Ⅰ 赤江瀑傑作選
小説 花曝れ首 (人形=辻村寿三郎)
小説 花帰りマックラ村
小説 歌のわかれ (イラスト=佳嶋)
詞章 新内 殺螢火怨寝刃
随筆 破片B  阿片のように匂やかに 『海峡──この水の無明の真秀ろば』より (イラスト=村上芳正)
随筆 ある蠱惑考
随筆 若いアジアの阿片
随筆 阿武川──童心の風に吹かれて
随筆 妖美
随筆 世阿弥の「初心返るべからず」
詩 長谷川敬 作品選
花笠海月 詩人・長谷川敬まで
Ⅱ 赤江瀑の蠱惑
恩田陸   畏怖と感謝と
近藤史恵 赤江瀑に導かれて
山尾悠子 綺羅の海峡と青の本
鼎談 皆川博子/森真沙子/篠田節子
 赤江瀑の呪縛――綺羅の文章に魅せられて
五木寛之 二作対立の面白さ――第十五回「小説現代新人賞」選後評
中井英夫 異次元からの使者・赤江瀑
横尾忠則 赤江瀑とオイディプスの刃
京本政樹 「死」を演じる
村上芳正 逸楽と豪奢と静寂
白坂信行 「道成寺」と朱夏の会
中村義裕 「夜の藤十郎」のこと
新内仲三郎 「殺螢火怨寝刃」によせて
葛西聖司 浄土の雪月花――赤江瀑さんの思い出
岡田嘉夫 みちおしえむし
司修    ウルトラマリーン
伊藤謙介 妖かしの海峡
浅井仁志 滝川に小舟を出そう――赤江瀑助手からの追悼エッセイ
Ⅲ 赤江瀑迷宮
論考 千街晶之 俗世から幻想領へ――赤江瀑作品の受容史
論考 東雅夫  妖美の一季節――赤江瀑と中井英夫
作品ガイド 東雅夫/千街晶之/門賀美央子/朝宮運河
 赤江瀑への十五の扉
赤江瀑作品リスト 佐々木恵子/沢田安史
案内 吉田房世
 赤江瀑と郷里下関――下関市立近代先人顕彰館から
赤江瀑略年譜 浅井仁志

 だいたい半分が作品、半分が他の人のパートです。

 上記の本に私の文章が掲載されています。これまで収録されていなかった詩の解説というか概説というかなので、作品パートにまざってます。

 以前、同人誌「「詩世紀」における長谷川敬(赤江瀑)」で書いた内容を読みやすくしたものです。新規情報はありません。
 この度の企画で単行本化されていない詩のかずかずが掲載されることになり、その御縁というか同人誌の実績というかで御声がかかりました。赤江さんのファンは多く、ずっと追っかけている方もいらっしゃいます。なかでも最終回文庫さんは、われわれが同人誌を出すより早く、インターネット上で赤江さんの詩の紹介をされていました。特筆すべきお仕事と思います。

私のコレクション 気になる雑誌 「詩世紀」(1)
https://blog.goo.ne.jp/saisyukai-bunko/e/7775fc15a3a13bebe2c2caba161ca7dc
私のコレクション 気になる雑誌 「詩世紀」(2)
https://blog.goo.ne.jp/saisyukai-bunko/e/162f55976891a8580acc84a46f3cb088
私のコレクション  『詩世紀詩集 1955年版』 (限定300部) 追記 https://blog.goo.ne.jp/saisyukai-bunko/e/c11c85fc5a8e9b2e652e8f18dda9c97d
私のコレクション 気になる雑誌 「詩世紀」(3)
https://blog.goo.ne.jp/saisyukai-bunko/e/adb362343790edd8aedcbe93a42c9964

 われわれの同人誌の紹介もしてくださっています。

「詩世紀」における長谷川敬(赤江瀑)
https://blog.goo.ne.jp/saisyukai-bunko/e/91d938ff734382ce272662bcc540693b
#gooblog


 読本掲載文章でもふれたとおり、私は別のルートで「詩世紀」たどりついたので、期せずして最終回文庫さんの仕事のつづきをしたことになります。


 私の話はともかく、著作権者の許諾を得て詩がはじめて再録されているのを見てください。読んでください。

 よろしくお願いします。












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?