「OCTO」雑感
「OCTO」という本に参加しました。
1973年生まれの8名の短歌作品とエッセイの本です。くわしくはリンク先をテキトーに見てください。
・「OCTO」(私の書いた紹介)
https://note.mu/klage/n/n6a7d33b39f0f
・twitterアカウント(ここで最新情報が流れるはずです)
https://twitter.com/tankaOCTO1973
・「OCTO」期間限定サイト(1年くらい存在するそうです)
https://www.octo1973.com/
・「OCTO」(ブログ「くうねるよむひ」富田睦子さんの紹介と雑感)
https://ameblo.jp/noirlovecat/entry-12423384087.html
(基本情報について)
この本の作成には私はあまりかかわっていないのでつっこみますが(もちろん自分のところの校正等はやりました)、できあがってみるとイラっとするのがタイトル。
・「OCTO」
・「OCTO 2018」
・「OCTO TANKA Anthology Born in 1973」
どれが本当のタイトルやねん(ツッコミの手の動き)。
どれでもいいですっていうのが引用、登録する時に困るのよー。
おくづけ準拠だと「OCTO オクト TANKA Anthology Born in 1973」となります。さらに長くなったし。
あと、著者名にふりがながないのも登録時に困るかなあ。私は自分のプロフィールにふりがな入れましたが、他の誰も入れてないのです。
プロフィールは1ページあるので長めにということだったのに、長くしたのは井上さんと私だけでした。長く書きたい人みたいに見えるけどちがうのー。
こういうのは自費で好きに出すのがいいんだから好きにさせろというのは一理あるので、悪いということではありません。寄贈先でどういう登録になるか、そのうち比較してみたいと思います。
(参加について)
率直なことを言うと最初から「短歌と近現代の一首についてのエッセイ」という依頼だったら参加してなかったと思います。
いろいろあってこういうかたちになりましたが、最初はもっと企画記事多めのものになりそうだったのです。
私は松野さんとBLがやりたかった(どういうかたちかノープランだったけど)から参加すると返事しました。
ただ、問題もあって、それはふたりの性癖があわないところ……。それもあって「ひかりと灰、春と夏」でちょっとやってみたんだけど、どうにも「これ」という回答がなく。
読者としてはそれなりに王道も読むんで、松野さんと話が合うところもあるのだけど、つくり手としてはわかりづらいめんどうな性癖なので。それをどう落とし込むか。わからないまま日にちがすぎてしまいました。これはリベンジをはたしたいところです。
(出てからの感想)
〆切やぶりすぎて一瞬参加を断念しかけましたが、なんとか調整してもらいました。結果、参加して楽しかったです。
既発表可ということで、私の出した73首は9割くらいが既発表です。入れた基準は「歌集に入れないであろう歌」です。本当はもっと新作にするつもりだったけど〆切がアレでどうしようもなかった。
「春の海A」は15年くらい前の新人賞応募作、「春の海B」は「短歌人」2018年9月号掲載のものから構成。
歌集に入れないであろう歌をこうしてまとめて出せたのはよかったような気がします。
あと、やっぱり自分のことではないけど、イベントに出るのをきっかけに昔の本が動くのを見たりするのはうれしいものです。新刊でも古本でも本を買う人はいい人です。
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「OCTO」感想等リンク(ver.20190106)
https://note.mu/klage/n/na1a4ad524bce
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