「Tri」別冊原稿募集
11月24日の文学フリマ東京にH2O企画も参加します。今回は無抽選。
今回、8号は出ない方向になったので、別冊出します。本誌、5月には出るんじゃないだろうか。
いつもは固定メンバーか何らかのかたちで知っている人に声かけるみたいな段取りなのですが、もしかしたら私の知らない「短歌史原稿書きたいです」という方がいらっしゃるかもしれないと思い、別冊の原稿を募集してみます。
短歌史といってもよくわからないなーと思われるかもしれませんが。
「他人の書いたものを参照しながら「これが真実ではないか」と自分で考えたことを文章にする」ができていればよいです。
ぼんやりしたものでも「資料を読む」「自分の考えを述べる」「結論」の3つが必要です。
総目次や資料紹介についてはまたちがう方針で作られるものですが、説明は省略します。
どういう原稿を想定しているかを書きます。すべてあてはまる人や原稿が存在するとは思っていません。「これのうちのどれかかなー」くらいであげています。
こちらお読みの上、あてはまるところがある方はぜひ御連絡ください。
書き手
・「Tri」の存在を知っている
「Tri」の現物を見たことなくてもいいんですけど、メンバーの短歌作品がひとつも載っていない短歌の同人誌の雰囲気というかページの体裁というかをイメージできる方が望ましいです。短歌史云々以前に同人誌の現物見たことのない方にイチから説明するのはきびしいので……。
・古い短歌を読んだり、短歌に関係する話を聞くのが好き。上の世代、物故歌人に好きな人がいる。
・短歌史に興味がある
・ある程度論理的な文章を書ける、書きたいと思っている
・原資料もしくは信頼できる資料を読み慣れている、アクセスする方法を知っている
内容
・「近現代」の範囲の短歌史事項を扱った論考
「近現代」とはいつなのかは各自のこだわりや感性にまかせます。「和歌」の時代へ食い込んでもよいですが、それが近現代とどうつながるのか言及してください。
「短歌史」の部分もまかせます。「史」というまで古くないジャーナリスティックな話題をメインにする場合でも、短歌史的にどう位置づけられるのか(可能性でも)の説明があればokです。
・作品鑑賞(一首でも歌集単位でも)、歌人論、エッセイ的な文章、コラムで時代背景や同時代の短歌状況への言及があるもの。
・資料紹介、研究ノート
新規性は強くは求めませんが、短歌史の範疇と思われる資料を読んでの感想、今後さらにどういう資料にあたっていきたいか、どういうことを知りたいのかみたいなことを書いてください。すでにテーマのある方は紹介した資料とテーマの関係、どう展開させたいかの希望等書いていただければ。
埋もれている資料をまるっと載せる系もできなくはないですが、「著作権が1ヶ月以内にクリアできること」「紹介文を書けること」が必要です。紹介文は短くてかまいませんが、全体のページ数とのバランスがありますので、御相談で。
・短歌史関連の本の書評
総目次
歓迎したいところなんですが、ページを食うので、やりたい人はご相談ください。できるだけ載せたいです。
目次採録→データとしてまとめる一連のやり方はオリジナルでもいいと思っています。作業として多少の訓練が必要なものなので、こちらは「経験者」「やったことなくてもどういうものか知っている人」のみにします。
NG
・個人の感想、所感のみの文章
・論拠となる資料のない文章
観賞文でもこれまでどう観賞されてきたか、具体例を複数紹介してください。
原稿について
・原稿料出ません。掲載誌は3冊以内謹呈。もし4冊以上の希望される方は著者割。
・4ページ以下
字組を考えていないので、A5版であることを念頭にふわっと考えてくださればよいです。400字とか600字とか確実に1ページ以下みたいな少ない分量でも大丈夫です。少ない字数の場合は複数でも(たとえば書評3本とか)お受けします。
・原稿と図版類はデータでください。原稿はテキスト形式、図版はJPG。その他形式の場合は応相談。
・既発表可
新規原稿でなくてかまいません。ブログ、ネットプリント、古い媒体、研究会発表その他限定的な公開だったものの再掲載でも。これは紙にしておきたいなというのがある方はぜひ(「Tri」は国会図書館等に寄贈します)。
スケジュール
9月いっぱい 参加希望
10月いっぱい 原稿提出もしくは想定字数と提出可能日の連絡
PDFにて一校(ギリギリに出した人は相談)
ちょっと参加してみたいと思った方へ
いろいろ書きましたが、上記はあくまでも私が想定しているものです。合致しない場合でも原稿のある方、書きたい気持のある方は相談してください。参加希望したけど書けなかったというのもそれはそれで。
「テーマはあるけれど資料がわからないんだけどー」みたいな相談も(私のわかる範囲でよければ)どうぞ。逆に「こんなすばらしい資料を持っているのだけどどう紹介したらわからない」みたいなのでも。
いきなり原稿を送るのはやめてください。
まずは花笠海月まで参加希望か相談をお願いします。メールかtwitterDMください。
よろしくお願いします。
メール
petalesouple★yahoo.co.jp
twitter
https://twitter.com/hanaklage
※DMはどなたからでも受け取れる設定になっています。
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