「とりす」(「Tri」別冊4)
「Tri」はざっくり篠弘さんの『現代短歌史』以降のできごとについて毎号テーマを設定し、論を書きついでいく短歌史同人誌です。
2020年11月22日(日)の文学フリマ東京では、「Tri」本誌の新刊はありません。別冊が出ます。
「H2O企画」スペースは「セ-26」です。
第三十一回文学フリマ東京(2020/11/22(日))
https://bunfree.net/event/tokyo31/
https://c.bunfree.net/c/tokyo31/20239
別冊も多くなってたので番号をつけました。
私は「Tri」3号で紹介した1947~1949年にかけて尾道で刊行された「鵠が音」という同人誌についてです(歌集『鵠が音』とは別物です)。私が最初に見た号が塚本邦雄さんが参加されている号でした。全集年譜に「鵠が音」の記載なく、「これはなんだ?」という疑問が出発点です(今年刊行された文庫版全歌集には記載があります)。全号めくってみると、基本的には当時よくあった地縁による同人誌でありつつ(タイトルから推察されるとおり)折口親子、前川佐美雄、齋藤史等の有名歌人が関わっていたことらしきことが見えてきます。
今回は例によって総目次と解説ですー、と言いたいところですが調査不足のため、解説としては物足りないものと思います。もう少し調べて次の機会をねらいます。とりあえず目次を御覧ください。
以下、「とりす」目次。
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「とりす」(「Tri」別冊)
パンデミックと岡部桂一郎
大井学
「鵠が音」について
花笠海月
「鵠が音」総目次
花笠海月
おくづけ
design 真田幸治
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本文16頁
発行・2020年11月22日
600円
(イベント等直販の場合、その他価格で販売する場合もございます。その場合は告知します。)
デザインは真田幸治さんにお願いしました。
よろしくお願いいたします。
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入手方法まとめ。
・「Tri」販売情報(ver.20201123)
https://note.com/klage/n/n7ac8e364c837
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バックナンバーについては下記。
・同人誌「Tri」創刊号について
https://note.mu/klage/n/n43ab6326635e
・「Tri」第2号(荻原裕幸特集号)
https://note.mu/klage/n/n67e263ab9fd6
・「Tri」第3号(研究余滴号)
https://note.mu/klage/n/ne977cd9a109e
・「Tri」第4号(『サラダ記念日』1)
https://note.mu/klage/n/n6273c9b0792e
・「Tri」第5号(ろんそう!号)
https://note.mu/klage/n/n6dd95b0f8d84
・「Tri」第6号(『サラダ記念日』2)
https://note.mu/klage/n/na8766fa7058d
・「Tri」第7号(さよなら平成号)
https://note.mu/klage/n/n14ec22fb05e2
・「ことり」(「Tri」別冊)
https://note.mu/klage/n/nc216793a6596
・「とりま」(「Tri」別冊)
https://note.mu/klage/n/n67718415d70c
・「とりどり」(「Tri」別冊)
https://note.com/klage/n/n9a224a3dcc5e
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