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【ステキな先生シリーズ②】~新宿校

みなさん、こんにちは!
KLA Membersです!

今回は新宿校から、ステキな先生をご紹介します。

日本語の先生には様々なバックグラウンド(経歴)を持った人がいます。
今回ご紹介する 橋本 岬(はしもと みさき)先生もその中の一人です。
DBC校から異動し、現在は新宿校で活躍されています。

KLAではグループ内に「励勤塾(れいきんじゅく)」という塾があるのですが、そのポスターのイラスト(朱先生の似顔絵)を描いたのが橋本先生です。実際、朱先生と本当によく似ているんですよ!

橋本先生がイラストを書いてくれた「励勤塾(れいきんじゅく)」のポスター

Q:いままでご退職される先生への似顔絵、今回の励勤塾のポスターなど、非常にイラストが上手ですが、以前から描いていたのですか?

A:以前は建設会社の専属のイラストレーターとして働いていました。学校を卒業後、フリーで活動をしていましたが、自分のイラストが、よく行くカフェのスタッフさんの目に留まり、その方がグループ会社の建設会社の社長に紹介、そこから専属のイラストレーターとして働くことになりました。建設会社では会社のロゴマークやイラスト、また、カフェでもポップ(商品の魅力や価格など手書きで伝えるもの)やメニュー看板などを担当していました。

Q:それがどうして日本語の先生に?

A:仕事をするときに、必ず自分の目標を立てるんです。その目標がどんどん達成できて、「さて、次に何をやろうかな…」と将来について悩んでいたときに、カフェのお客さんとして来ていた中国語母語話者の人に日本語の質問をされたんです。カフェには中国や台湾からの留学生が多くて、私も少し中国が話せたので。
でも、その質問に対して上手な説明ができなかったんです。細かいことは忘れてしまったんですけど、その時に「日本人のくせにわからないのか。」という言葉が頭にずっと残ってしまって。なんとかこの「くせに」の説明がちゃんとできるようになりたい!と思い、そこから日本語を勉強し始めました。

Q:日本語の先生を目指す勉強を始めて難しかったことはありますか?

A:やっぱり文法が難しいですね。普段意識をしないで使っていたのに、全然説明ができない。学生のみんなも苦労する敬語はやっぱり日本人にとっても難しいです。学校で授業を重ねて、少しずつ理解や説明の仕方が分かってきました。

Q:今、イラストレーターとして働いていた経験は授業でどの様に役立っていますか?

A:初級のクラスに入ると、日本語がうまく話せない学生も多いです。そんな時、言葉の代わりにささっとイラストを描いて理解してもらえる。言語以外のコミュニケーションツールとして役に立っています。

皆さんは、今近くにいる先生や先輩、友人がどんな特技を持っているか聞いたことがありますか?きっと魅力的な楽しい話が聞けると思うので、ぜひ、今皆さんの近くにいる人に聞いてみてくださいね。(日本語の勉強にもなりますよ!)

それでは、次回もお楽しみに!

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