【日本での生活①】外国人の生活環境
みなさん!こんにちは!
KLA Membersの編集者です!
これから「日本での生活」シリーズを皆さんに届けたいと思います。
第一回のテーマ「外国人の生活環境」を紹介します。
皆さん、自分の母国と比べて日本は暮らしやすい国ですか?母国と比べてみれば、違う文化や習慣は意外とたくさんありますよね。
せっかく日本に留学に来て、日本語を勉強して日本社会に溶け込んで楽しい暮らしを送りたいですよね。そのために今回は「外国人が知っておくとより日本での生活を快適に送れる大切なこと」を伝えたいと思います。
行政手続き
日本に来て市役所に行って手続きをしたことを覚えていますか?
日本では外国人が合法的に日本で暮らす、また外国人の生活を守るため、国民健康保険証と一定期間内働くための就労許可証を申請しましたよね。
これらを手に入れれば、とりあえず安心して日本での生活をスタートできるでしょう。
市役所は日本に住んでいる間に、よく利用する機関だと思います。例えば、違う市にお引越しの際、旧住所の区・市役所に転出届を提出し、転出証明書を受け取って、新住所の区・市役所にその転出証明書に合わせて転入届を提出する必要があります。それ以外にも、マイナンバーカード、納税証明書など、様々な書類を発行する機関なので、ぜひ活用してください。
最近ではマイナンバーカードの普及によって国民健康保険証の代わりに使用できたり、コンビニでも住民票などの書類を簡単に発行できたりするようになったので、非常に便利ですよ。
日常のトラブル
日本で生活しているなか、近所トラブルは聞いた、あるいは経験したことありますか?
よくあるトラブルの一つは「ゴミ分別」の問題です。日本のゴミ分別は地域や自治会によって、ルールがそれぞれ設けられています。引っ越したばっかりの時、外国人にとどまらず日本人でさえ最初の方は戸惑ってしまうこともあります。でも郷に入っては郷に従えというように、誰しも一人で生きていけない世の中なので、他人と共生しやすく社会を目指して、外国人の皆さんもぜひ環境と地域のため、ゴミ分別・ゴミ出しのルールをきちんと守っていきましょうね。
もう一つ、問題になっているのは「騒音問題」です。日本の住宅は昔から壁の作りが薄いため、自宅での生活音が思わずに外に漏れてしまうことはよくあります。自宅に大きい声で話したり、足音を立てたり、友達とホームパーティーしたりするときに、その音量は近所迷惑になっていないか、常に意識して行動してくださいね。一方、もし近所の騒音問題に巻き込まれた時に、学校やアパートの管理会社にためらわず相談してください。
地域からの支援やイベント
実は日本の各地域の国際交流協会などによる外国人に向け日本語教室や講座が実施されています。無料もしくは安い費用で利用できます。地域住民の協力によって運営されている所が多いため、地域の人々と交流できるいいチャンスになると思います。また、地域ごとに独自の伝統文化があります。地元のお祭りや伝統行事に参加することで、地域の人々と交流し、日本の文化に触れる素晴らしい機会となります。
最後に、もしもの時の為に出入国在留管理庁は日本で暮らす外国人の方が、安全・安心に生活するために16言語で書かれた「生活・仕事ガイドブック」に日本生活の様々の場面において必要な情報が入っています。困った時にぜひ活用してみてくださいね!
https://www.moj.go.jp/isa/guidebook_all.html
日本での生活環境は、外国人にとって多様な挑戦をもたらす一方で、新たな魅力を発見する機会でもあります。異文化の適応、住環境と生活スタイル、人間関係とコミュニケーション、教育とキャリア、そして自然との共存を意識することで、より豊かな日本生活を楽しむことができるでしょう。これらのヒントを参考にして、自らの文化を大事にしつつ、日本の素晴らしい魅力を存分に味わってください。