小石川後楽園
ホームページを何気なく覗いていたら、「梅の花が咲きました」と掲示されていたので、訪れてみました。
大江戸線の春日駅で下車して、10分ほど歩いたところに小石川後楽園があります。
庭園に入ってすぐの所に和臘梅の木があるのですが、あまりに質素なため、庭園を一周したところで見つけることができました。
和臘梅の花は、非常に小さく色が薄い黄色のため、群生していないと気づかないだろうと思えるほど質素でした。
それに比べ、庭園の一番奥にある素心臘梅は、花の大きさも大きく,飴のようなツヤがあって、鮮やかな黄色が目立つ花でした。
東京ドームの近くにある梅園は、まだ、越冬のために身につけた冬芽をつけたもの、もう花を咲かす準備をはじめて、つぼみが膨らみはじめたものなど、さまざまな梅が開花時期を待っていました。
そんな中、一足先に花をつけた木が数本あり、確かに梅が咲いていました。
小石川後楽園は、現在改園中で、見どころの池は修繕中で絵にならないのですが、それ以外の場所に、風情を感じさせる場所がいくつかありました。
玉川上水を思わせる神田川から水を引いた小川。
雪囲いが池面に鏡のように映る内庭。
梅は、1月下旬から咲き始め、2月いっぱいが見頃のようです。
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