散歩の足跡

花菖蒲 吹上しょうぶ公園

 梅雨前線が近づいてきたのか、心なしか蒸す日が増えたような気がします。梅雨の声が聞こえ始めて、活気づく花たちの中に、花菖蒲があります。カキツバタ、あやめと顔を出し散っていったあと、最後に花菖蒲が色とりどりの花を見せてくれます。

 東京の近辺には、見事な花菖蒲が見られるところがたくさんあります。例えば、前回紹介した北綾瀬の菖蒲沼公園、葛飾区の堀切菖蒲園、皇居の東御苑、そして石川後楽園など、数えたらきりがないくらいです。

 ちなみに上の3枚の写真は、皇居東御苑で撮ったものです。皇居東御苑は、無料のうえ、季節の花々がたくさん見られる東京のオアシスみたいなところです。最近では、外国の方々が多く閲覧されておられます。

 今回、紹介するのは、青梅市にある吹上しょうぶ公園です。中央線の青梅駅の二つ手前である河辺という駅からバスで15分ほどいった山間にあります。料金は、200円と手頃です。まあ、ここまでの交通費がそれなりにかかりますが……。

 ちょうど、うっそうとした森の合間にあるという風情です。花菖蒲をゆっくり見ながら一周すると、約20分くらいかかるでしょうか。それでも、かなりの種類の花菖蒲が見られます。

 バラやチューリップなどを写真で撮ろうとすると、結構虫が邪魔をするのですが、花菖蒲の場合、虫はあまり気になりません。

 花菖蒲は、花が小ぶりなものや大ぶりなものがあり、どのアングルから撮るのが一番きれいなのか悩みます。個人的には、真横のちょっとだけ上から撮るのがすきなのですが、花によっては、真横のちょっと下から撮った方がきれいなものもあります。

 それにしても、バラ同様、すごい種類があり、名前を覚えられません。

 最後に、ヤマアジサイが入口に咲いていたので紹介して終わります。


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